ありふれた風景画 の商品レビュー

あさのあつこ【著】

2011/07/29

運命は変えられるから
ありがとうとさようならって似てる

この言葉が何だか胸に突き刺さった。
運命は変えられるんだね。がんばろう。いい方向に進むように。

2011/07/03

さらさらさらーっと読んだ。
季節とか、温度とか そういうものをとてもリアルに感じた。
思春期の頃を懐かしく感じた。

2011/05/19

あさの作品の中でかなり好きなタイプの作品。

女子高生のギシギシとした心情・幼く潤いすぎた潔さみたいなモノがありありと書かれていて好い。

鴉が　どうだろう？という感もあるが、鴉だからアリなのかも。
（猫とかでもよかったかも）

2010/11/15

複雑な感情がはびこる社会の中で、
シンプルな、でもきっと一番大事な気持ちに溢れた作品。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-118.html

2010/08/24

あ、ラスイニより以前のお話でしたか！もう現在文庫化もしてるんだな！
高校2年生の高遠瑠璃と一学年年長の綾目周子の百合なお話。（ミもフタもナイな）
『ガールズブルー』のような感じかなーって勝手に予想してたので、しっかり裏切られて嬉しかった……。
賛否両論ききましたが、ワタシはとってもオモシロかったです！会話文がとっても。

2010/05/30

この物語の少女達のように、青春という混沌の中でも自分の気持ちを自分で理解することができたなら、きっと私はもう少し上手に生きることができただろう。

2009/11/13

今どきの高校生を描いた物語。

どの辺が今どきだと思うかっていうと、
体の交際は進んでいても、
心はけっこうピュアなところ。

主人公の女の子（高遠瑠璃）も早くに男の子と交際したりするのですが、
心はピュアで、1つ年上の女子高生（綾目周子）に心惹かれていきます。

といってもレズビアン小説だとは感じませんでした。

二人の心は運命的にぴったり・しっくりくるものだったようです。

なので、
綾目周子のような精神の男性に出会えば高遠瑠璃は恋するだろうし、
逆もまたそうだと思うのです。

って、あたくしったら綺麗ごと言ってるかな？
心にぴったりくる同性に出会えるって
ステキなことだと思いますが・・・
できれば親友・大切な友達にとどめてほしいものです。

恋愛は人それぞれの自由ですけど。

2009/11/04

題名に惹かれて読んでみたんですが
なんだろう、少し共感するところもあり
そして私の中で何か発見することが出来た
とてもいいお話だと思いました。

表に出そうとしない感情や心
そして他人に理解されていないといつの間にか
何も自分を知らない相手にちょっとした事で

大きくされた噂のせいでレッテルが貼られたりする
切ないですね、なんだか。
真っ直ぐに進もうと決めたら変われるんですよね。

運命は変えられる、人生自分次第でしょうね。
良かったらみなさんも読んでみてください。

2009/10/04

高校2年生の1人の少女。
彼女は1つ年上の先輩に恋をしてしまう。

けれど、先輩もまた女の子…。

このような内容の本を読んだのは、初めてでした。

好きという気持ちと、
相手が同性であるという葛藤(?)が、作中の中で入り交ざっている作品。

好きっていう気持ちが何なのか、教えてくれる1冊。

2009/10/07

綾目さん、お礼なんて言わないでください。ありがとうとさようならって似ているじゃないですか。こんな風に遠く離れて、電話だけで、別れに似ている言葉を伝えたりしないでください。あたしは、あなたにお礼もお別れも告げられたくは、ないのです。