アルゼンチンババア の商品レビュー
映画にもなったアルゼ…
映画にもなったアルゼンチンババア。映画も原作独特の不思議感を壊さないで再現して欲しいです。
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とにかく不思議な印象…
とにかく不思議な印象の本。でも最終的には、あんなに変なキャラクター達を好きになっている自分がいる。
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映画は観てないのです…
映画は観てないのですが、アルゼンチンババアの良さは、映画を後回しにして読んだ方が、無限に広がる魅力です。
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母を亡くした女性の目…
母を亡くした女性の目線で描かれています。突然の死に動揺してしまい父が失踪する。 その父を友達が目撃したのは、廃墟同然のアルゼンチンババアの住むビルだった。 勇気を出してアルゼンチンババアを訪問すると、そこで父はババアと同棲をしていた。ババアは何もしない。ただ一緒にいるだけで、優し...
母を亡くした女性の目線で描かれています。突然の死に動揺してしまい父が失踪する。 その父を友達が目撃したのは、廃墟同然のアルゼンチンババアの住むビルだった。 勇気を出してアルゼンチンババアを訪問すると、そこで父はババアと同棲をしていた。ババアは何もしない。ただ一緒にいるだけで、優しさや温かさを与えるという存在。 じわっとした温かさが心地良く、心にしんみりと浸みてくる。そして読者も癒してくれる。
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一冊の本ですが文章が…
一冊の本ですが文章が短く、すぐに読めます。初めは躊躇するような場所でも、その中にはそこにいる人だけが感じられる、気持ちのいい空間があるとかそういう感じは好きでした。
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変わり者で有名なアル…
変わり者で有名なアルゼンチンババアと、主人公みつこの、ちょっと変わった付き合い。不思議な気分にさせれらた本です。
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いつも言葉が柔らかくて温度を持っているなぁ 読み終わってから、主人公が物分かり良すぎて同じ状況ならみんな狂うだろうなと思った
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現実的に考えると結構とんでもないおはなしだったけれど、ばななさんの書く文章やことばはやっぱり素敵で爽やかだな 生きていく中でずっと続いてほしいと思う瞬間があっさりと だけど丁寧に描写されていて、良い読後感。 こういう生活はずっとは続いていかないことが分かっているからこそ キラキラ...
現実的に考えると結構とんでもないおはなしだったけれど、ばななさんの書く文章やことばはやっぱり素敵で爽やかだな 生きていく中でずっと続いてほしいと思う瞬間があっさりと だけど丁寧に描写されていて、良い読後感。 こういう生活はずっとは続いていかないことが分かっているからこそ キラキラ輝くのだとおもった。
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ゴミ屋敷以外の何物でもないように思えるアルゼンチンビル。その汚さ、乱雑さ、臭さを敢えてしっかり語っておられるのでしょうか。そのインパクト故に、「慣れる」とそこにある静けさ、アルゼンチンババアことユリさんの筋の通った純真さが際立ってきて、不思議な安心感に包まれてしまいます。そんな不...
ゴミ屋敷以外の何物でもないように思えるアルゼンチンビル。その汚さ、乱雑さ、臭さを敢えてしっかり語っておられるのでしょうか。そのインパクト故に、「慣れる」とそこにある静けさ、アルゼンチンババアことユリさんの筋の通った純真さが際立ってきて、不思議な安心感に包まれてしまいます。そんな不思議な、でも深く納得のストーリーでした、私にとっては。巻末の、奈良美智さんのイラストが、この世界観にぴったりです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
めちゃくちゃ短くて、気づいたら読み終わっていた。 最後の数ページは奈良美智さんが書いた絵なのも良かった。 主人公がお父さんがアルゼンチンババアと暮らしていることにあまり抵抗も持たず、反対もしなかったのが奇妙だった。そんな得体の知れないおばさんの元で父親が暮らすなんて、簡単に承諾はできない話だ。 だけど、アルゼンチンババアの元で暮らしたおかげでお父さんは亡くなった妻のためにイルカの墓石を掘り出したのだから結果オーライなのかも知れない。 イルカの墓石、かわいくていいな
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