まゆとおに の商品レビュー

富安陽子【著】,降矢なな【画】

2021/09/23

富安陽子さんのお話と降矢ななさんの絵がいい。

やまんばやおにの概念が覆されるよう。

保育園の頃、先生扮する節分の鬼がこわくて2月が近づくと憂鬱になっていた息子に読んであげたかったな。

2021/02/07

絵もストーリーも面白く、わかりやすい。
子どもたちが本の世界に入って聞いているというのが少しわかった。まゆがおにに誘われて付いていくという時、「あかんあかん」と突っ込みが入った。

2021/01/24

なんか山姥とか鬼とか人喰いピエロとか吸血鬼とかジョーカーとか、ダークヒーローに惹かれるのって、悪役とだと思われてるキャラクターたちって、実は可哀想な心の優しい人だったりするんだよねー。ヒーローより嘘がないというか、心が優しすぎる故に純粋さゆえに、闇に堕ちてしまったんだよねー可哀想なキャラクターたち…だから、私はダークヒーローにシンパシーを抱き、正義のヒーローが胡散臭くて好かないワケなんだと思うのよ。
これ全部ただの独り言ね

2020/08/04

３歳～。まりの無双ぶりに振り回される鬼が、とてもかわいいのです。降矢さんの描く鬼の表情、造形がストーリーに即して！素晴らしい描写です。作品シリーズの続編もぜひ読みたいと思いました。裏切りの構図による笑いを味わいたい大人にもおすすめ。

2020/04/12

おばあちゃんが息子に贈ってくれた本。やまんばの子どものまゆが、鬼と友達になるお話。最初、鬼はまゆを食べようと思って大鍋に湯を沸かすが、まゆはそこに鬼を放り込んでしまう。お尻をやけどした鬼は、まゆのお母さんのやまんばに助けられ、それからすっかり仲良しになる、という子供には安心感バッチリなお話。
まゆのとぼけっぷりがかわいいし、絵のタッチだけでなく、表情や動きもとても良いです。

2019/09/28

富安陽子作、降矢なな絵。
怪力の「まゆ」が、知らず知らずのうちに、自分を食べようと企む鬼を懲らしめる話。凛々しい「まゆ」の表情と、情けない鬼の顔が対照的で笑いを誘う。

2019/07/24

やまんばのむすめ、まゆの天然さに、おにが翻弄されるという話だ。おによりもやまんばのほうが強いということかな。子どもに言われて読んだんだけど、これ実はまゆがわかったうえでやってました、という話だったら・・・って、それは大人の読み方か(苦笑)。

2019/02/04

まゆを食べたい大きな鬼が登場します。
そんなことつゆ知らず無邪気に鬼のいうままになるまゆ。
けれど小さなまゆのほうが何倍も上手(うわて)です。
ふたりの掛け合いみたいなやりとりが面白いです。
一見怖そうな相手だと誰でも身構えてしまうと思います。
誰とでも自然に仲良くなれるまゆにすごく憧れます。

2019/02/13

小学校低学年おはなし会：まゆが山姥の子と知らず、まゆを食べようとする鬼がまゆの行動にコロコロを表情を変える所が面白い。

2018/06/03

安心して読める絵本。かわいい。
とにかくかわいい。
降矢ななさんのイラストが
さらにほっこり度をUPさせてくれる。