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ダークホルムの闇の君(下) の商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2023/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ダラダラと読んでいた下巻。 ここにきてようやくケリーの心情や立ち位置がわかってホッとした。 ダークも治ってきていよいよ本格始動だったが、トラブルが多すぎて、だんだんみんながイライラMAXになってきている。 どうなるんだろう、と思ったが巡礼団のメンバーのこまかい描写が出てきて面白くなってきた。 最後の四分の一くらいで、えーー、という種明かしが次から次に続いて、上巻でハア?だったところが、どんどんパズルのピースがハマってスッキリ。快感だった。 キットとブライドが決闘場で出会って以降は怒涛の展開で面白かった。 ◯◯の裏切りは悲しかったけど、最後は楽しいハッピーエンド。 良かったね。ジェットコースターみたいで楽しかった。 またいつかこの作家を読んでみたい。 私はウロコさんとリダが気に入りました。 ジョージじいさんの演技も最高。 エルフはやっぱり別格の扱いなんだなー。

Posted byブクログ

2014/07/09
  • ネタバレ

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観光会のチェズニー氏の脅迫ともとれる命令で、外の世界から来る巡礼団(観光客)を受け入れなければならないファンタジー世界の住人達。 住人達は安い報酬で発展させた町を壊され、肥沃な大地を荒地にされ、大切な動物達を傷つけられ、いい事は何ひとつない。 こんなツアーなくなればいいのに!…と誰もが願っているけど、それを実行できる人がいない。 そんな中、おつげにより闇の君(ツアーのラスボス)に選ばれてしまったダーク一家だけど…? 上巻は兵士たちをうまく扱いきれず苦戦したり、うまくいかない事だらけで、なかなか旅が進まなかったけど…。 物語中は複数の陰謀が乱立しています。 ケリーダが、マーラが、バルバナスが…!! キットは…ウロコがががが。 後半いっきに物語が一気にドドドドッとかけあしで種明かしがあり解決へと向かっていきます。 個人的に生き残って欲しいと思える子が生き残っていてくれてよかったです。 5羽の個性の強いグリフィン達が可愛い。 かみさまのおつまみ、食べてみたいです。

Posted byブクログ

2014/01/15

別世界からの巡礼団の為の「闇の君」の役割を演じることになったダークだが、本当の闇の君は、巡礼団を率いる観光会の社長チェズニーだった? 皆の思惑が入り混じった大騒動の末、待っている大団円。 登場人物が全員一気に喋りだし、本の中から声が聞こえてきそうなほどである。ともすれば、「うるさ...

別世界からの巡礼団の為の「闇の君」の役割を演じることになったダークだが、本当の闇の君は、巡礼団を率いる観光会の社長チェズニーだった? 皆の思惑が入り混じった大騒動の末、待っている大団円。 登場人物が全員一気に喋りだし、本の中から声が聞こえてきそうなほどである。ともすれば、「うるさ~い」と、本に向かってさえ叫びだしたくなるほどである。

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2012/08/04

【再読】 DWJらしいカオスっぷり! 何度読んでも面白い! 再読だからこその発見もあったし。 ダークの家族良いな。いつもは喧嘩ばっかりだけど、いざという時の団結力が凄くて、皆家族思いだし。 なによりダークが良い!こんな父親ほしいなぁ。 それにしても、ケリーダは人を見る目が...

【再読】 DWJらしいカオスっぷり! 何度読んでも面白い! 再読だからこその発見もあったし。 ダークの家族良いな。いつもは喧嘩ばっかりだけど、いざという時の団結力が凄くて、皆家族思いだし。 なによりダークが良い!こんな父親ほしいなぁ。 それにしても、ケリーダは人を見る目がないな。ダークが頼りないたなんて。 でも、ビジンに蹴飛ばされてなかったら教えてたのかな?

Posted byブクログ

2012/03/23
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面白かったー!キットよかったなぁ。 それにしても目まぐるしかった。 もうちょい長くても十分楽しめた気がする。 レギンはいつ出てくるのかなーと思ってたけどここでしたか。 結局チェズニーがあんなに権力もってた理由というか魔物はどういう存在だったのかよくわからなかったけど。 みんなが力を合わせて立ち上がればなんとかできるはずだったのにしようとしてなかったってことなのか。 ダークが閉じこもったところであれデジャヴと思ったら、ハウルだわ。 ジェフリイとスーザンのことはもうちょっと背景を知りたかったなぁ。メインはダーク一家であってチェズニー一家ではないからしょうがないんだけど。

Posted byブクログ

2012/01/08
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魔法世界で起こった観光ビジネスをやめさせるために大学総長や魔術師たちが奮闘する物語。 上巻の面白さもさることながら、下巻もヒヤヒヤさせられっぱなしである。割合うまく闇の君をやっていたつもりが、ダークの目の前でキッドが射られてしまい、ダークとカレットがダークホルムに引きこもってしまう。心配してくれる人たちに消えろ、と繰り返すダークがちょっと子供っぽい。 ブレイドはさらわれたスーキィを追ってレヴィンと鉱山に入り、魔法のかけられた土が他の世界に流されていることを突き止めるが、伯父の裏切りにあい、闘技場に送られる。そこで戦うためにであったのがなんとキッド。けんかごっこでしのごうとするが、大ピンチというところにウロコが現れて助けてくれるという。 その後は物語冒頭で探していた魔法の師匠はウロコの本名であることも分かり、ダークの召還した魔物はチェズニーの飼っていた魔物を狙っていたようだし、最後は人々の願いを聞いて神と呼ばれるものたちがきて、魔物とチェズリーを40年封印してハッピーエンド。 助かりたいという意思の力が世界を救ったというお話だった。 ラストの神以外は完璧なヒーローは射ないが、みんなが少しずつ英雄でそれがとても人間味のあるお話だった。 40年とは大分短い期間なのが気になるが、大変面白かった。

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2011/04/18

巡礼団団へのサービスはマニュアル通り行われていくが、何かがおかしい。何か手違いが起きている。 そんな中ブレイドが先導魔術師として同行する巡礼団の旅が始まった。 やがて…ついにすべてが破綻するときがくる。 このあともう一冊読むつもりなので、今年最後の読書ではないと思いますが…。 ...

巡礼団団へのサービスはマニュアル通り行われていくが、何かがおかしい。何か手違いが起きている。 そんな中ブレイドが先導魔術師として同行する巡礼団の旅が始まった。 やがて…ついにすべてが破綻するときがくる。 このあともう一冊読むつもりなので、今年最後の読書ではないと思いますが…。 (2006年12月31日読了)

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2011/03/29

どうも満腹ご馳走様でした。 そんな感じです。 このひっちゃかめっちゃか具合に一体どう収集がつくのかと思いきや、そこでそんな活躍が・・・・・と思う展開。 やっぱりダイアナさんはファンタジーの天才だな。

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2012/03/22
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(「BOOK」データベースより) 魔術大学のもと落ちこぼれ魔術師ダーク。別世界からの巡礼団のために“闇の君”役をわりふられたからさあ大変。美人で有能な魔女、妻マーラとの仲はこじれてくるし、お金もないのにやることだけは山積みとくる。おまけに怪しい魔物やら、頭のおかしい龍やらが乱入してきて事態はどんどんひどくなるばかり…。一男一女、五グリフィンの子どもたちも巻き込んでてんやわんやの大騒動。はたして魔法世界の運命は。

Posted byブクログ

2009/10/04

少しイメージが掴みにくいけど、家族の絆にどきどきさせられた。 この人の話は、リアルイギリスと交差する設定のが多いのかな? ファンタジーなのに、等身大というか、ぶつかる事件がとても身近なレベルに(絶対そんなことないのに)感じてしまうのはなんでなんだ。

Posted byブクログ