ルームメイト の商品レビュー
大学へ通うため上京した春海は不動産屋で知り合った麗子と共同生活をすることになった。ある日、麗子が行方をくらまし…彼女を探すうちに麗子の別の貌を知ることになる。多重人格ミステリ。中盤ではミスリードにすっかり騙されました。最後になるまで、どっち?と思いながら読み進めました。そしてモノ...
大学へ通うため上京した春海は不動産屋で知り合った麗子と共同生活をすることになった。ある日、麗子が行方をくらまし…彼女を探すうちに麗子の別の貌を知ることになる。多重人格ミステリ。中盤ではミスリードにすっかり騙されました。最後になるまで、どっち?と思いながら読み進めました。そしてモノローグ…誰が出てくるか?と想像していたのだけど見事に裏切られた。読みやすかった。
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展開が早く、先が気になり面白かった。 本のタイトルも途中で見方が変わり良い。 多重人格者の罪の捌き方については、かなり意見が対立する内容だと思うし考えさせられた。ただ、罪の重さによっては考慮されるのは違うのではと感じた。 唯一、最後の「工藤健介の人格」は??と思った。自分が理解で...
展開が早く、先が気になり面白かった。 本のタイトルも途中で見方が変わり良い。 多重人格者の罪の捌き方については、かなり意見が対立する内容だと思うし考えさせられた。ただ、罪の重さによっては考慮されるのは違うのではと感じた。 唯一、最後の「工藤健介の人格」は??と思った。自分が理解できていないだけなのか、、どこかに伏線が張られていた?難しい。
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うーんミステリーというジャンルではあるんだろうけど…。調べていくうちに真相が見えてくるのではなく、謎が50あるとしたら、一人の関係者に面会するだけで10くらいの情報を一気に喋ってくれてしまう。 おかげでいちいち長文だし、こんなことまで言うか? という感じで、安直に感じる。 セリ...
うーんミステリーというジャンルではあるんだろうけど…。調べていくうちに真相が見えてくるのではなく、謎が50あるとしたら、一人の関係者に面会するだけで10くらいの情報を一気に喋ってくれてしまう。 おかげでいちいち長文だし、こんなことまで言うか? という感じで、安直に感じる。 セリフの中で何もかも説明しすぎていて、登場人物全員、論文を読み上げているみたい。
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この方の本は 初めて読みました。 多重人格、ミステリー小説 なるほど、こーきたか、やっぱり 色んな思いをさせてもらいながら 読み終わりました。 モノローグ4という展開は 珍しかったです。 内容的に…なんと! でした(笑) 私的にこの方の 他の本も読んでみたいと 思えた一冊です。
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新しいミステリーの形だと思いました。 多重人格者と多重人格者が出逢う事により起こる事件というのは今まで読んだことがなかったのでそういう形でのストーリーもあるのだなと妙に納得しました。 つくづく人間って複雑で面倒な生き物だと感じました。
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犯人の想像はつきやすかったけど、なんかなぁ。なんだかなぁ。面白かっただけに、ちょっと物足りない感。 ルームメイトってタイトルは内容と合ってて好き
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犯人も被害者も○○である、というのは現実離れしすぎているし都合が良すぎると思う。ミスリードもわかりやすいし途中から犯人を予想できた。 残念ながら相性が悪かった。
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初今邑彩。多重人格ものはどんでん返しに向いてるけど逆にオチを読まれやすいという欠点があると思う。そこからさらにひっくり返そうとするモノローグ4はちょっと唐突すぎ。別人格はあくまで本人の深層意識が作り出すもので(たぶん)、霊的なものが憑依しているわけじゃないんだから、目の前に実在して頼りにしている工藤をなぜ別人格として作り出すのか納得できない。春海父が出てくるほうがまだしっくりくる。
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最後の人格はいつ現れたのだろうと感じました。 また、確かに効果的に使えればそれは人類の進化なのかもしないです。 「そのシステムは、まるで生物の進化に酷似しているんだ。」
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多重人格を扱う小説を初めて読んだのもあって、とても面白かった。 推理するのに十分な情報を与えてくれるので読みやすく、考察もしやすかった。 究極のジレンマを抱えた工藤の選択を描いた部分は臨場感があった。兄妹のストーリーの中に入り、様々な可能性を抱えながら共に生きていくことを選んだ工...
多重人格を扱う小説を初めて読んだのもあって、とても面白かった。 推理するのに十分な情報を与えてくれるので読みやすく、考察もしやすかった。 究極のジレンマを抱えた工藤の選択を描いた部分は臨場感があった。兄妹のストーリーの中に入り、様々な可能性を抱えながら共に生きていくことを選んだ工藤の人間性が印象に残る作品だった。
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