ドライブイン蒲生 の商品レビュー
「お姉ちゃん、これ浴びたら不死身になることにしよっか?」 馬鹿の家に 生まれたおれと姉の、かすけた血の物語。表題作ほか「無花果カレーライス」 「ジャトーミン」を収録。
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伊藤たかみはよい年の取り方をして書いてるなぁって思った ダメっ子な人びと、痛い、でもその中で生きていくこと 蒲生姉弟もいいし、月江も好きだし、ジャトーミンもステキ
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心がチクチクするような、声にならない泣き声のような。きーんと耳の奥で音がするような。・・としか言えないけど、○
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「お姉ちゃん、これ浴びたら不死身になることにしよっか?」馬鹿の家に生まれたおれと姉の、かすけた血の物語。新・芥川賞作家の最高傑作!芥川賞候補作「無花果カレーライス」他収録。
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表題作。なんかね、あんまりすきじゃない。すごくげんじつてきで目をそむけちゃだめだっておもうんだけど。やっぱりすきじゃない。おやのえいきょうっておおきい。
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芥川賞受賞者の著者。今まで『ミカ!』など児童書しか読んだことがなかったので、彼は児童文学者なのだと思っていた。芥川賞を受賞してようやく大人向けも描くのだと知ったのである。では、と手に取ったのがこれ。 表題作を3つの短編。家族愛があるような、ないような。昔に無くした愛やモノに対する...
芥川賞受賞者の著者。今まで『ミカ!』など児童書しか読んだことがなかったので、彼は児童文学者なのだと思っていた。芥川賞を受賞してようやく大人向けも描くのだと知ったのである。では、と手に取ったのがこれ。 表題作を3つの短編。家族愛があるような、ないような。昔に無くした愛やモノに対する哀惜を綴った物語。 うーん、児童書の方が面白かったように思うのだか…
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あんまり自分の趣味ではなかったかも。 この作者さんの作品は児童書のほうが好きかも。 子どもの頃、おとーさんや、おかーさんや、学校の先生は、正義そのものだったけど、そうではないと気づいたのはいつからか? 残念なことに、子どもは親を選べない。 だから、うまく折...
あんまり自分の趣味ではなかったかも。 この作者さんの作品は児童書のほうが好きかも。 子どもの頃、おとーさんや、おかーさんや、学校の先生は、正義そのものだったけど、そうではないと気づいたのはいつからか? 残念なことに、子どもは親を選べない。 だから、うまく折り合いをつけていかなきゃならない。残念なことに。 “ウインカーレバーを下げると、あっちこっちどっち、という音がした。” 確かに!
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表題作『ドライブイン蒲生』を含む3編を収録。 どの作品も、ガタガタしたいびつな家族が描かれている。 といっても、最近の作品にありがちな心がない故の ガタガタじゃなくて、心が通いあった上のガタガタ。 そこが良かった。 大人になった自分が、父を、あるいは母を振り返るだけ...
表題作『ドライブイン蒲生』を含む3編を収録。 どの作品も、ガタガタしたいびつな家族が描かれている。 といっても、最近の作品にありがちな心がない故の ガタガタじゃなくて、心が通いあった上のガタガタ。 そこが良かった。 大人になった自分が、父を、あるいは母を振り返るだけの 回顧録と言ってしまえばそれまでだけど。 最終的に未来にきちんとつながっていて救われる。 灯りの描写があちこちに散りばめられていて、 その光景が目に浮かんだ。 まるで映画を見たように、強く印象に残った。 表題作『ドライブイン蒲生』の最後の一文がとても好き。
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多すぎない言葉でよくここまで世界を作れる、無駄がない。「ミカ!」の人だとは思ってなかった。とても好感が持てて、全部かこいこんでしまいたくなるような。
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なんか書こうとしている世界みたいなものは嫌いではないのですが、読んだ後、それがどうしたという感想しか出てきません。
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