145gの孤独 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんとなく手に取り、帯にひかれて読んでみました。この方の作品は初めてです。最初は池袋ウエストゲートパークのような依頼に顔を突っ込むタイプの軽い内容かと。ただ主人公の軽さとはうらはらに文章が重くて気軽に読めなかった。正直、読むの疲れました。あと主人公の性格についていけなかった。嫌いなタイプだからかな。まず仕事をキャンセルとかありえない。はぁ?って(笑)主人公の甘さに読んでてイライラ。本当は★2にしようかとも思ったんだけど最後まで読んだし2に近い★3にします。
Posted by
仕事が忙しかったことと、それほど惹きつけられなかったせいで、ものすごく読むのに時間がかかりました。雰囲気は硬めで好きだったのですが、どうも主人公の世界には馴染めませんでした。
Posted by
ある事件がきっかけでプロ野球界から去った倉沢。 便利屋で暮らしている。 どうしても多田便利軒と比較してしまうけど、こちらの方が断然濃い。 どっしりしてます。面白かったです!
Posted by
『ヴェスタ・サービス』の便利屋兼付添い屋を生業にしている 元プロ野球選手【倉沢修介】。 【西野真佐夫】の存在の真実場面で、倉沢の心の傷が露になり その重さに唖然としてしまった。 仕事の依頼ごとに疑問が彷彿し、最後まで引き込まれっぱなしでした。 伊岡氏の文体、大好きになりま...
『ヴェスタ・サービス』の便利屋兼付添い屋を生業にしている 元プロ野球選手【倉沢修介】。 【西野真佐夫】の存在の真実場面で、倉沢の心の傷が露になり その重さに唖然としてしまった。 仕事の依頼ごとに疑問が彷彿し、最後まで引き込まれっぱなしでした。 伊岡氏の文体、大好きになりました。
Posted by
男はかつてプロ野球の世界で有名な投手……だった。たった1球の紺トールミスが人生を変えた。 気がつくと、傷つけてしまった相手の妹たちと便利屋商売。 そんな、彼の元に「ただ、そばにいるだけ」とい胡散臭さの固まりの仕事がやってくる。 「付き添い屋」、サッカー観戦の子どもの付き添い、フィ...
男はかつてプロ野球の世界で有名な投手……だった。たった1球の紺トールミスが人生を変えた。 気がつくと、傷つけてしまった相手の妹たちと便利屋商売。 そんな、彼の元に「ただ、そばにいるだけ」とい胡散臭さの固まりの仕事がやってくる。 「付き添い屋」、サッカー観戦の子どもの付き添い、フィリピンパブのホステスの帰国前のドライブの付き添い、資料整理の老女の付き添い……どうしても胡散臭く、彼は独自に調べることにする。 連作短編集の形態をとっており、それぞれの物語は独立しているように見せかけて、実は主人公・倉沢の心をえぐる展開。個々の短編が決してハッピーエンドでないのは、倉沢のストーリーを紡ぐための仕掛けなのは分かったのですが……巧いストーリー構成だと思います。 この著者の作品をもう少し読んでみたいと思ってしまいました。
Posted by
誰かに共感する力って、時に大きな力になるんだと思う。 何かをいっぱい持ってて、それらを失った人だから得られるのかな? 短編か、と思いきや全体に統一感のあるシンプルなつくり。 きれいな家具を作れそうな人だな、とふと思った。
Posted by
新人離れしたデビュー作から、とうとう出た2作品目。 元プロ野球選手とし、心の傷を負っている主人公。今は「付き添い屋」 作品に出てくるキャラクター設定がなかなか面白く、中盤にかけてだいぶ引き込まれた。ラストに向かって緩い感じが出てきたように思えたが、それでもラストはしっかりと決...
新人離れしたデビュー作から、とうとう出た2作品目。 元プロ野球選手とし、心の傷を負っている主人公。今は「付き添い屋」 作品に出てくるキャラクター設定がなかなか面白く、中盤にかけてだいぶ引き込まれた。ラストに向かって緩い感じが出てきたように思えたが、それでもラストはしっかりと決まり、狙い通りの落ちが仕上がってた。
Posted by
2作目。デビュー作より読み応えある作品になっていて嬉しい。最後まで人物同士の繋がりが捉えにくいのが残念。
Posted by
何でも屋をやってる主人公の元に舞い込んだ 不思議な依頼から発展して行く、って話のミステリー。 トリック部分はけっこうしっかり騙された。 けど、ストーリーはイマイチ。文章もはっきり言って下手。 あんまり面白くはなかったです。 全体では★2つやけど、トリックでしっかり騙してくれた...
何でも屋をやってる主人公の元に舞い込んだ 不思議な依頼から発展して行く、って話のミステリー。 トリック部分はけっこうしっかり騙された。 けど、ストーリーはイマイチ。文章もはっきり言って下手。 あんまり面白くはなかったです。 全体では★2つやけど、トリックでしっかり騙してくれたから★3つ。
Posted by
プロ野球投手として活躍していた倉沢修介は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。その後、雑用専門の便利屋を始めた倉沢だが、その業務の一環として「付き添い屋」の仕事を立ち上げることになる。そんな倉沢のもとに、ひとりの人妻が訪れる。それは「今週の水曜、私の息子がサッカーの観戦をする...
プロ野球投手として活躍していた倉沢修介は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。その後、雑用専門の便利屋を始めた倉沢だが、その業務の一環として「付き添い屋」の仕事を立ち上げることになる。そんな倉沢のもとに、ひとりの人妻が訪れる。それは「今週の水曜、私の息子がサッカーの観戦をするので、それに付き添ってほしい」という依頼だった。不可思議な内容に首を傾げながらも、少年に付き添うことになる倉沢。その仕事が終わるや、またも彼女から「来週の水曜もお願いします」という電話が入る。不審に思った倉沢は…。情感豊かな筆致で綴りあげた、ハートウォーミング・ミステリ。
Posted by