国境の植民地・樺太 の商品レビュー
かつて日本の領土であった樺太。林業、紙パルプ、石炭、そして漁業が産業の中心であり、最盛期には人口は40万人を超えていた。しかし、その開拓の歴史は平坦ではなかったという。 樺太は、満州や朝鮮、台湾などといった地域と比較してその存在感が極端に小さく、書籍も限られている。本書は、樺太...
かつて日本の領土であった樺太。林業、紙パルプ、石炭、そして漁業が産業の中心であり、最盛期には人口は40万人を超えていた。しかし、その開拓の歴史は平坦ではなかったという。 樺太は、満州や朝鮮、台湾などといった地域と比較してその存在感が極端に小さく、書籍も限られている。本書は、樺太の歴史、地理、かつての行政、産業などの視点から全体像を描きだしており、入門書としてすばらしい。
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日露戦争後、当時の出版社、博文館が樺太領有に関する本を1905年に出した。流刑地であっても、そこに住み慣れたロシア人には、日本人の横暴ぶりが耐え難く映っていたようである。 日本の面影もある。 もともとロシアの流刑地。 朝鮮人もたくさん来たから、朝鮮系の人もいる。
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