ぜつぼうの濁点 の商品レビュー
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あさきょさんからご紹介していただいた絵本、早速県立図書館に行って借りてきました。 原田マハさんのお兄さんの宗典さんのことは恥ずかしながらまったく知らなかったのですが、絵本まで描かれて、そのタイトルが「ぜつぼうの濁点」というのには驚かされました。 ぜつぼうが主の「゛」くんはなんてピュアなんでしょう! 自分のせいで主が絶望の淵にいると嘆いて、主に自分を捨ててくれと頼むなんて。 人間にはなかなか出来ないことですよね。 ひらがなの国を彷徨い、色々なことばに会っても「゛」くんは受け入れてもらえず、沼に投げ込まれます。 そこで孤独と虚しさを感じながらも、それで主が救われたのなら良かったと。 なんて健気なの。だから新しく生まれ変われたんだね! これはあさきょさんが、小学校高学年から中学生に読み聴かせていらっしゃるというのも納得ですね! 絵本でこんなに感動するなんて。 しかも図書館には好きでよく行っていても、図書館の本はどうしても借りられず、持参した本を読んでいたなんて(^_^;) もう1冊原田宗典さんの本を借りたのでまたレビュー書きます。 ご紹介ありがとうございました。
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この本は、面白いです。絶望を食うために「せ」から離れた 濁点が、濁点だけでは読めないのでくっつくためのひらがなを探して歩くお話です。最後は絶望と まるっきり 反対の言葉に生まれ変わります。 子供たちが文字について考えるような工夫を、物語にして伝えています。
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ひらがなの国 道端に落ちていた濁点 こんなことは今までなかった椿事です この濁点はぜつぼう の「せ」についていました 主のために離れる決断をします しかし、他のひらがなは、濁点を受け入れることを嫌がります 大きな おせわ によって、濁点が投げ込まれたのは「し」の沼でした 読み聞...
ひらがなの国 道端に落ちていた濁点 こんなことは今までなかった椿事です この濁点はぜつぼう の「せ」についていました 主のために離れる決断をします しかし、他のひらがなは、濁点を受け入れることを嫌がります 大きな おせわ によって、濁点が投げ込まれたのは「し」の沼でした 読み聞かせ時間は7分半位です
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おもしろい。 ぜつぼう の濁点 主が毎日毎日絶望の淵に打ちひしがれているのは、私のせいではないのか?!
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絵本好きの絵本コレクターであるお友だちからお借りした本。 ちなみに、彼女のリフォームしたおうちにお招きいただき、絵本コレクションをみせてもらっているうちに、11冊も借していただけることに! と、いうことでまず1冊め。 一番最初に猛プッシュで出して来てくれたのがこちら…、 な...
絵本好きの絵本コレクターであるお友だちからお借りした本。 ちなみに、彼女のリフォームしたおうちにお招きいただき、絵本コレクションをみせてもらっているうちに、11冊も借していただけることに! と、いうことでまず1冊め。 一番最初に猛プッシュで出して来てくれたのがこちら…、 なんと原田宗典さん作。 若い頃は原田さんのエッセイに笑い、スメル男に唸り、そのほかの私小説にはエッセイとの高低差で途方に暮れたもんです。最近では妹さん、原田マハさんの作品で楽しませてもらっている。 さてさて、こちらの内容。 ネタバレ回避で感想を書くなら、 言葉の、とりわけ日本語の面白さを堪能できるなぁ…というのと同時に、原田宗典さん自身のあれこれを考えると、沼からもがく濁点は自身の投影なのかも?と考えて切なくなった。 そういう読み方はあまり正しくないとは思うんだけど、思い入れのある作家さん故に思考が引っ張られてしまう。 あと出してくる単語が、面白い。 子ども相手にこの単語を引いてくるあたり、やはり言葉についてのこだわりや、(偉そうに書くが)センスを感じる。 ちゃんと意味を追記しているのもいい。 そしてそこはかとなく感じる切ないおかしみに、寄り添う絵がなんとも味わい深い。 持ち上げられて沼に放り込まれる前の濁点の驚愕と諦めが混じったような表情(?)がどうしようも出来ない事に出会った時に人が浮かべるものにも通じるような気もした。 濁点に共感する日が来るなんてね笑 いやぁ…面白かった!
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6歳9ヶ月の息子に読み聞かせ ひらがなの国のおはなし ちょっと言葉がむずかしくて こどもは理解してないぽい 最後のオチはすき ハッピーエンド 良かったね
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前表紙と裏表紙に横の線の幕のようにかんじたので、講談調に読み聞かせしてます。ひらがなの国の珍事件です。さて上手くおさまるでしょうか?
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言葉の世界、ひらがなの国のお話です。「ぜつぼう」に長年仕えていた「だくてん(゛)」のいじらしい決意と悲しい身の上。ラストでは逆転できたわけですが、その悲しみが、私には引っ掛かっています。人間にもこの悲しみはあるのでは。自分は一人前でなく、誰か・何かに従属しなければ存在の意味も価値...
言葉の世界、ひらがなの国のお話です。「ぜつぼう」に長年仕えていた「だくてん(゛)」のいじらしい決意と悲しい身の上。ラストでは逆転できたわけですが、その悲しみが、私には引っ掛かっています。人間にもこの悲しみはあるのでは。自分は一人前でなく、誰か・何かに従属しなければ存在の意味も価値もないとか思って生きている人がいるのではないかと。
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2025.12中1 2024.11中3 6分半(やや早読み) 昔娘たちがまだ小さい頃に読んだのよね。 その頃は全然ウケなかったし、だからこの本の深みというか面白みが分からなかった。 でも今度中学校での読み聞かせに向けて大先輩がオススメと読み聞かせしてくれたの。 いやぁ面白いのなん...
2025.12中1 2024.11中3 6分半(やや早読み) 昔娘たちがまだ小さい頃に読んだのよね。 その頃は全然ウケなかったし、だからこの本の深みというか面白みが分からなかった。 でも今度中学校での読み聞かせに向けて大先輩がオススメと読み聞かせしてくれたの。 いやぁ面白いのなんの。 大きな「おせわ」が良い仕事するしねぇ。 絶望の濁点があの濁点になるなんて、希望に満ち溢れる終わり方でとても良いじゃない! 今度中3のクラスに持っていくつもりでございまする。
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「ぜつぼう」の濁点が、ご主人様をポジティブな気持ち(ぜつぼう→せつぼう)に変えてあげようと逃げ出す物語。 一人ぽつんと、次の主を探す濁点を、誰が受け入れるのか、とても面白い言葉遊びの本です。
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