北の森の十二か月 の商品レビュー
すこしだけ、教科書に載ってて、おもしろそうだったから借りてみた。 本当に森の中にいるような気持ちになって、ずっごく面白かった。
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ロシアのニコライ・ストラコフ作。1年間の自然観察が綴られている。上巻は1月から6月。 冬まっただなかの1月、さらに寒さの厳しい2月。鳥たち、動物たちの冬の過ごし方。人間だって、大変だ。 春の兆しがみえる3月。雪がすこしずつとけて、あたたかくなってゆく4月。小動物たちの動きも活発になる5月6月。 壮大な自然に囲まれ、その全てを愛おしんでいることが伝わってくる。 エッセイのように読みやすい文体なのもいい。 マロース、というのがロシアでは霜も精で、寒波などを意味する・・・とかいう注釈が欲しいところ。
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