アラビアの夜の種族(1) の商品レビュー
これは古川さんのオリ…
これは古川さんのオリジナル作品ではなく、著者不明の作品の翻訳版だということなのですが、よくこれだけの物語を日本人に分かり易く明確に作り上げたな、ということにまず感心しました。かなり壮大な物語です。アラビアンナイトの世界観が好きな人はハマレるはず。
文庫OFF
読み終わった後、「いやぁ、すごい本だ」 と表紙とか改めて見ちゃう本てありますよね 僕はファンタジー小説に疎いのですが 現実にまで侵食してくる壮大なこの物語にとにかく圧倒されました 迫るナポレオン艦隊 戦えば負けるだろう、秘策はある 読む者を破滅に導き、歴史を覆す書物 災厄の書を...
読み終わった後、「いやぁ、すごい本だ」 と表紙とか改めて見ちゃう本てありますよね 僕はファンタジー小説に疎いのですが 現実にまで侵食してくる壮大なこの物語にとにかく圧倒されました 迫るナポレオン艦隊 戦えば負けるだろう、秘策はある 読む者を破滅に導き、歴史を覆す書物 災厄の書を献上すること それは権力者を惑わす空想の物語 毎晩語られる物語を筆記するためアイユーブは語り部の元へ通い続ける アイユーブと同じ気持ちになれます 空想なんです 僕たち読者にとって小説も同じく これ作者すごくないですか、よっぽど自信ないと… 物語の大枠は↑のだけなんです 毎晩語り部の話聴きに行くだけです その語り部の話す物語がもうそれはすごい で、最初に書きましたが 「現実に侵食します」 いやホント長いので気軽には読めないですが超弩級のファンタジー作品だと思います これ直木賞ノミネートすらされなかったんだよねぇ…
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某芸人さんがおすすめしていたので読んだ。 私には少し読み辛い文章だった。漢字も読めない字が多く、イスラム教もよく分からない。 作者の説明にもあったように、元の本を翻訳してうまく表現しているようで、所々の説明も多かった。 ストーリー自体は分かりやすいかも知れない。 文章だと難しく思...
某芸人さんがおすすめしていたので読んだ。 私には少し読み辛い文章だった。漢字も読めない字が多く、イスラム教もよく分からない。 作者の説明にもあったように、元の本を翻訳してうまく表現しているようで、所々の説明も多かった。 ストーリー自体は分かりやすいかも知れない。 文章だと難しく思えるが、映像化すればおもしろくなりそうな気がした。 3部作のようで、1巻のラストは衝撃だった。
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アラビアンナイトはいずれ読みたいなあと思うくらいで、あちらの方を舞台にした作品は初めて読んだ。 オリエンタルな風情漂う世界観が濃密に描かれていて、千夜一夜物語を思わせる形式で毎夜語られる物語にはワクワクした。 作中作にて語られる人物の張り巡らせる悪辣な奸計の数々、出会った秘密...
アラビアンナイトはいずれ読みたいなあと思うくらいで、あちらの方を舞台にした作品は初めて読んだ。 オリエンタルな風情漂う世界観が濃密に描かれていて、千夜一夜物語を思わせる形式で毎夜語られる物語にはワクワクした。 作中作にて語られる人物の張り巡らせる悪辣な奸計の数々、出会った秘密の教団とその聖地……二転三転する場面と運命に読む手が止まらなかった。 でも夜遅くまで読むのを繰り返して体調崩しかけた。
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本の中で本の話をされている物語、好き。 寝不足なだけでイライラしたりお肌の調子悪くなるわたしからは、一年半寝ないという修行は考えられない。 これからどうなるのか…
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面白かった。物語の中に物語が出てくる構成。アラビアンナイトが好きな人ならきっと好きだと思う。ナポレオンのエジプト遠征の際、カイロで何が起きていたのか、という舞台設定でストーリーが進む。書き方がうますぎて本当にこういう本があるのかと検索してしまった。
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侵攻してくるナポレオン艦隊を撃退するための秘策として、読んだものを滅ぼす「厄災の書」を献上しようとする主人公のアイユーブ。 書に登場する第一の主人公の物語が「夜の種族」によって語られる。 独特な感じの読み方をさせるんだけど、クセが強めでアラビアンナイト好きなら楽しめます。 い...
侵攻してくるナポレオン艦隊を撃退するための秘策として、読んだものを滅ぼす「厄災の書」を献上しようとする主人公のアイユーブ。 書に登場する第一の主人公の物語が「夜の種族」によって語られる。 独特な感じの読み方をさせるんだけど、クセが強めでアラビアンナイト好きなら楽しめます。 いゃぁ濃いな…
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※このレビューにはネタバレを含みます
まずこの本の出自が面白い。フランスかどこかの誰かがカイロの民話を集め、それらを千夜一夜物語風の枠物語で包み込んだものが元になっている。著者の署名をしなかったため、次々と改変、付け足しが行われ、もはや原型は分からない。その数ある版のうちの一つに著者の古川氏がカイロの書店で偶然出会い、日本語に翻訳したというのがこの本。 ここまででも書物愛、物語愛に溢れたエピソードだが、内容においても、書物好きのカイロ知事、読書を愛したボナパルト、問題の「災厄の書」、「災厄の書」の中に現れる魔法書と、これでもかと書物が登場する。まさに本好きのための本だと言える。 古川氏の日本語訳は、もちろんぎこちない翻訳調ではなく、語り部が語る幻惑的でテンションの高い日本語であり、間違いなく惹き込まれる。 「災厄の書」の中身は、まさか予想もしていなかった、地下ダンジョンを舞台に剣と魔法と魔物が登場する物語で、まさにウィザードリィの世界。興奮して思わずスマホでウィザードリィを始めてしまった。 3巻ぶっ通しで徹夜で読み切ってしまうという触れ込みは若干ハードルを上げすぎであったと思うが、それでも面白かった。 I巻はアーダムが眠るまで。
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迫り来る大軍に対抗する為に採用した奇策。 それは、読むものに破滅をもたらす物語を敵に送る事。 物語の翻訳に合わせて進む作中作。
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基本的な文体は日本の現代作家そのものだが、訳注の入れ方がいかにもそれらしく、またそういう箇所は文体も海外文学の翻訳風で、読んでいると妙な違和感があるが技法としては面白い点だと思う。
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