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ケッヘル(下) の商品レビュー

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25件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2023/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「伽椰の話」と「鍵人の話」共通するのは モーツァルトだけ、どうやって繋がっていくのか、ワクワクしながら読み進めました。そして繋がったのが無人島での美津子の過去の話と鍵人の「これがそんなにこわいんなら、切り落とせばいい。」と言った瞬間でした。そこから話はどんどん繋がり一気にクライマックスへと進みます。 濃厚で読み応えありで楽しめました。

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2022/04/04

図書館。 上巻が面白くて、下巻を読むほどに苦しいけれど先が気になって、一気に読んでしまった。 日本も外国各地も、情景がまざまざと眼前に浮かぶ。モーツァルトの金糸のような、飴細工のような音楽が、耳に聞こえる。

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2021/04/03

2021/04/01 フリーメイソンまで入っていた。 要素多すぎ。 濃い繋がり だけどきっとそんな縁ってあると思う。 今の私もそうだから。 思いがけない繋がりが新しいところに見つかるのでびっくりする。 でもやっぱりよくできた物語で一気読みしていた。 残虐な殺し方は好きじゃないし、...

2021/04/01 フリーメイソンまで入っていた。 要素多すぎ。 濃い繋がり だけどきっとそんな縁ってあると思う。 今の私もそうだから。 思いがけない繋がりが新しいところに見つかるのでびっくりする。 でもやっぱりよくできた物語で一気読みしていた。 残虐な殺し方は好きじゃないし、物語の中に無くてもいい気がする。

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2019/12/22

2019年に読んだ本、ベスト5に入る読み応えのある本だった。一緒に音楽を聴いて、一緒に旅をし、謎解きが出来て、飽きがこない。そんな楽しい思いができた。

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2018/12/06

現在と過去が織りなす哀しいミステリーに囚われ、圧倒され、最後はへとへとになって読み終えた。 この壮大な小説を前に、胸に押し寄せる思いをどんな言葉を使ってもうまく言い表せないことがもどかしい。 復讐の影におびえる登場人物たちが、ウィーン~プラハ~マンハイム~パリと舞台が変わるごと...

現在と過去が織りなす哀しいミステリーに囚われ、圧倒され、最後はへとへとになって読み終えた。 この壮大な小説を前に、胸に押し寄せる思いをどんな言葉を使ってもうまく言い表せないことがもどかしい。 復讐の影におびえる登場人物たちが、ウィーン~プラハ~マンハイム~パリと舞台が変わるごとに死んでいくミステリーとして、鎌倉~大阪~門司~佐世保~黒島と孤高の指揮者とその息子が流れていくロードストーリーとして、モーツァルトのケッヘル番号に導かれるサスペンスとして、そして、狂おしいほどのビアン小説として、様々な要素を取り込みながら一つの大きな流れとなる、まさに壮大な交響詩のような作品。脳内に響くレクイエムも作品に劇的な効果を与える。 過去の哀しい事件を発端とした壮絶な復讐劇は、その真相を知ってしまうとちょっと肩透かしだったような気もするし、犯人にやや肩入れした感のある描き方が、賛否両論あることも否めないけれど、完全に復讐する側に肩入れしてしまう感情は抑えられない。 ただ、主人公の伽椰がメインの現在の章より、遠松親子の逃亡劇を描いた過去の章の方が圧倒的に面白く、読み応えもあり、その部分があったからこその大作かな~。

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2014/06/18

もちろん、下巻もイイです! 想いが通じ合って身体を重ねるシーンがあるのですが、とても美しい描写だと感動したのを覚えています。

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2012/10/01

「ケッヘル」上・下巻読了。私はこの本のタイトルの「モーツァルトのケッヘル番号」も知らなかったし、そもそもクラシック音楽自体に詳しくないのですが、一日で読み切りました。 上・下巻ともに引き込まれるように読み終わったのですが、私は伽耶が辰巳の悪行を暴いて生き地獄に突き落として終わって...

「ケッヘル」上・下巻読了。私はこの本のタイトルの「モーツァルトのケッヘル番号」も知らなかったし、そもそもクラシック音楽自体に詳しくないのですが、一日で読み切りました。 上・下巻ともに引き込まれるように読み終わったのですが、私は伽耶が辰巳の悪行を暴いて生き地獄に突き落として終わってくれた方が良かった気がします。アンナのためにも、美津子さんのためにも。 下巻の中盤は本当に読んでて辛かったです。一回読んだらもうそこだけ飛ばして読みたいくらい辛い。

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2011/06/15

この本、やっぱり面白い。久しぶりに読んで気付いたのは、感情が「ノルウェイの森」に似ているということ。

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2011/05/02

麻薬みたいだ! モーツァルト ケッヘル番号 フランス ドイツ オーストリア チェコ 殺人 秘密結社 宗教 そういえばダヴィンチコードもそんなかんじやって一気に読んだし 宗教 芸術 暗号 がすきなんやなあとおもいました とにかくケッヘル番号やべえ!モーツァルトしらんてゆうか...

麻薬みたいだ! モーツァルト ケッヘル番号 フランス ドイツ オーストリア チェコ 殺人 秘密結社 宗教 そういえばダヴィンチコードもそんなかんじやって一気に読んだし 宗教 芸術 暗号 がすきなんやなあとおもいました とにかくケッヘル番号やべえ!モーツァルトしらんてゆうかクラシック全くしらんぼくでしたがちょっと勉強したいと思った! オーケストラ聴きに行ったりしたい!ピアノひきたい!単純! 素晴らしい作品でした 中山可穂の女性的な透明感とか強さとか繊細なかんじめっちゃすきや!

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2011/02/05

初めての作者さん。タイトルに惹かれて。 不倫の逃避行に疲れ果てた伽椰が出逢ったモーツァルト好きの男。 彼の経営する旅行社での最初の仕事で、客が謎の死を遂げる・・・ 都合の良すぎる展開・設定には現実感がないし(特にアンナの出生に関してはありえない!)、濃密な性的描写にも辟易するとこ...

初めての作者さん。タイトルに惹かれて。 不倫の逃避行に疲れ果てた伽椰が出逢ったモーツァルト好きの男。 彼の経営する旅行社での最初の仕事で、客が謎の死を遂げる・・・ 都合の良すぎる展開・設定には現実感がないし(特にアンナの出生に関してはありえない!)、濃密な性的描写にも辟易するところはあったけど、全部読み終わった後はこれだけの内容をよく詰め込んだなぁ・・・と感心してしまった。 もうひとつ別の作品も読んで評価したい作家さんだけど・・・読むかな?

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