ひとくちの甘能 の商品レビュー
お堅い本を読んだあとのブレイクタイムに能に甘味を注入。「なんてこんな無駄なカロリーを摂取しなくてはならないのだ!」ではなく、「なんてこんな無駄な時間を浪費しなくてはならないのだ!」と叫ばなくてもいい本。表現は実に官能的でもある。「あまから地獄」に同意。
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写真付きエッセイ。 春夏秋冬、季節限定のものもあれば いつだって食べたい甘味多数。 確実に空腹時に見てはいけない内容です。 文章だけならともかく、写真までついているという 非常に危険な物体です。 とはいえ、文章だけでもあれですが…。 途中、ものすごく甘味を食べたくなってしまいま...
写真付きエッセイ。 春夏秋冬、季節限定のものもあれば いつだって食べたい甘味多数。 確実に空腹時に見てはいけない内容です。 文章だけならともかく、写真までついているという 非常に危険な物体です。 とはいえ、文章だけでもあれですが…。 途中、ものすごく甘味を食べたくなってしまいました。 当然のことながら、売っている場所は都会ばかり。 最後の方にある、不二家の話には まったく共感できませんでした。 食べた事、ないですけど…。
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表現力が独特で(笑)シュークリームが「ママのおっぱいを懐かしむ」ものなら、エクレアは「ママの味となることを拒否しています。・・・お母さんがわが子に断乳させるためにおっぱいに恐い顔を書くように表面にはチョコレートが塗られている」の描写には笑いました。 エクレアをこんな風に分析する人...
表現力が独特で(笑)シュークリームが「ママのおっぱいを懐かしむ」ものなら、エクレアは「ママの味となることを拒否しています。・・・お母さんがわが子に断乳させるためにおっぱいに恐い顔を書くように表面にはチョコレートが塗られている」の描写には笑いました。 エクレアをこんな風に分析する人はいないですよねえ。さすがです。
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最後まで読み終えたが、「なのでした」の多用が気になり途中で投げ出そうかと思った。写真は良いのに...
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とにかく話の回転が速い。 ぽんぽんと話が展開していく様に、まるで 友人と食事をしながらお喋りをしている気分に させられるから、読後がスッキリ楽しい。 「チーズケーキ」の章では、「しろたえ」のチーズケーキの 写真が載っていました。 小さくて濃厚なチーズケーキの話から、 人づきあいの話に発展するぶっとび具合に 意表を突かれて・・・・いいね♪
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酒井 順子さんの春夏秋冬、甘いものエッセイ。書き下ろしで上海・タイ・京都での甘い物紀行あり。東南アジアの甘いものは日本とはまた違った感じで美味しいよなあ…。私も甘いものを「スイーツ」にひとまとめで呼ぶのはなんだかなです。
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子供と甘いものという組み合わせは 時にはとても悲しいもの。 肥満児がむしゃむしゃと菓子を食べる姿は 人間の食欲の悲しさを感じる どきっとした。
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ご丁寧に写真つきの甘味処的なエッセイ。酒井さんのいつもの辛さ、痛さ、黒さが甘みに負けた感じ。私自身 辛党なので★三つ。
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私は、もうミルフィーユを上手く食べることができるようになってしまった。 冒頭の一行から酒井節の甘能小説のはじまりです。
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