東京湾景 の商品レビュー
私は先にドラマを見てから読んだんですが、ドラマが昼ドラ並みに怒涛の展開を見せていただけに、小説がもの足りなく感じました。 う〜ん・・・ドラマを見る前に読みたかった。
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読みやすくて、独特の雰囲気はあるのですが、なんだかストーリー全体がメロドラマでいけません。 強いて言うなら、青山ほたるなる女性恋愛小説家を登場させ、亮介を取材し主人公にした同名の「東京湾景」という連載小説を書かせるのが面白い工夫ですが、それが特に生かされているとも思えません。 テ...
読みやすくて、独特の雰囲気はあるのですが、なんだかストーリー全体がメロドラマでいけません。 強いて言うなら、青山ほたるなる女性恋愛小説家を登場させ、亮介を取材し主人公にした同名の「東京湾景」という連載小説を書かせるのが面白い工夫ですが、それが特に生かされているとも思えません。 テレビドラマの原作向きかなと思ったら、既にドラマ化されてたのですね。どおりでどこかで聞いたタイトルだと思った。もっとも、ドラマの登場人物紹介を見ると、原作とは書かれていますが、まったく違う内容なのでは無いかと想像されます。
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なんかもっと壮大なラヴストーリーを予想してたんですが、どこにでもある話という気がしました。 でも現代の恋愛っぽくて良いよね。
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「陽気なギャングが地球を回す」で大沢たかおが好きになって、そこから「7月24日通りのクリスマス」が観たいなーと思って、だから原作が読みたいなーと思って、そこからの繋がりで吉田修一の他の作品を読もう、と選んだ作品。 久しぶりに恋愛小説をを読んだ気がする。読みながら少しだけむずむずし...
「陽気なギャングが地球を回す」で大沢たかおが好きになって、そこから「7月24日通りのクリスマス」が観たいなーと思って、だから原作が読みたいなーと思って、そこからの繋がりで吉田修一の他の作品を読もう、と選んだ作品。 久しぶりに恋愛小説をを読んだ気がする。読みながら少しだけむずむずしたけれど、でも意外と悪くなかった。主人公が、愛だの恋だのを信用していない人だからか。読後、爽やかな気分になれる小説だった。(逆に、あまり多くを語れない小説でもあるのだけどね) (2007年5月1日)
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ホワイトカラーの女とブルーカラーの男の話。深く愛し合いたくても、愛し合った後に待っている現実を恐れて、うまく相手を愛せないカップルの話。話の山場は殆どなくて、淡々と話は進んでいきます。内容としては個人的に並なんですが、登場人物の心の書き出し方がとても細やかで、自分を重ねて共感でき...
ホワイトカラーの女とブルーカラーの男の話。深く愛し合いたくても、愛し合った後に待っている現実を恐れて、うまく相手を愛せないカップルの話。話の山場は殆どなくて、淡々と話は進んでいきます。内容としては個人的に並なんですが、登場人物の心の書き出し方がとても細やかで、自分を重ねて共感できる作品でした。
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ドラマにもなってましたが、全然話が違いました。んでもって、すっごい良かったです。特にラストが好きです!!
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吉田修一への苦手意識が消えた、かも。信じられるものもある、というか信じることから逃げてはいけない・・・のかなぁ
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長いプロローグでした。お台場や天王洲など臨海地区を舞台にしているのですが、おしゃれな恋愛が繰り広げられるのではなく、不器用なカラダのやりとり。なかなか切ないですな。
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吉田修一さんらしい作品。 ドラマティックな展開や、大仰な仕掛けはないけれど、ありがちな人間模様が書かれているだけに、「リアル」なのかも・・・。
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ドラマと全然話が違うがな!!原作にあんなに手を加えられたのに抗議もしなかった作者って心が広いだか何なんだか…。作品の面白さは普通。そんなにいじらなくても十分月9向き。同じ東京湾でもこうも違うかってのは純粋に楽しめたんだけど、話と直接関係無いエピソードもあったように感じてそこが減点...
ドラマと全然話が違うがな!!原作にあんなに手を加えられたのに抗議もしなかった作者って心が広いだか何なんだか…。作品の面白さは普通。そんなにいじらなくても十分月9向き。同じ東京湾でもこうも違うかってのは純粋に楽しめたんだけど、話と直接関係無いエピソードもあったように感じてそこが減点対象。いや、楽しめなかったのは私が年の割りに考えが年寄りだからかも知れませんけど。
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