重力ピエロ の商品レビュー
前読んだ時は「オーデュボンの祈り」しか読んでなかったんで黒澤が全く謎の存在だった。その謎が解けたからではないけど、前に読んだ時より好きかもと思った。 重大なことは明るく語られるべきなのだ。その通り。
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この作品で伊坂ワールドにハマッてしまった。すごい作家だと思いました。 伊坂作品の中では重いテーマだけど、前向きで明るい。 人物があまりに魅力的。 そしてところどころに散りばめられている遊び心やはっとするような一行が伊坂作品の醍醐味ですね。 “本当に深刻な事は陽気に話すべきなんだ...
この作品で伊坂ワールドにハマッてしまった。すごい作家だと思いました。 伊坂作品の中では重いテーマだけど、前向きで明るい。 人物があまりに魅力的。 そしてところどころに散りばめられている遊び心やはっとするような一行が伊坂作品の醍醐味ですね。 “本当に深刻な事は陽気に話すべきなんだ” ってセリフが妙に頭に残ってます。
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大学生くらいの兄ちゃんが脇目も振らずに新刊コーナーへ来て、スッとこの本を手に取り、中身を確認してレジに向かったのを見て、興味を持ったのだった。感想は…おもしろいけど物足りない感じ
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わたしの中では久々のミステリ。 最初「ぅーん、・・・。」と思ったが中盤以降はぐいぐい惹きこまれてページが進み、結局1日で完読。 もっとうまい書き方があるような気がした箇所がところどころあったのは、これからに期待。。 お話自体は読ませてくれます、 こんな家族像、すてき。
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伊坂さん、おもしろいよ。 と、読書の師匠に薦められたので、読みました。 本当に面白かったです。結構、ヘビーな人物設定で、しかも専門用語とかいっぱい出てきて、それがキーワードになっちゃったりしてるから、重量感たっぷりの内容なんですが、文体が軽快なのと、キャラが魅力的なので、...
伊坂さん、おもしろいよ。 と、読書の師匠に薦められたので、読みました。 本当に面白かったです。結構、ヘビーな人物設定で、しかも専門用語とかいっぱい出てきて、それがキーワードになっちゃったりしてるから、重量感たっぷりの内容なんですが、文体が軽快なのと、キャラが魅力的なので、すーうっと入り込みます。 読んでみてびっくり、というか、読み進めていくうちに気がつくのだけれど、この作家さん、とっても伏線の張り方が丁寧です。 こう、「ええ???そうなの?」って前の頁をめくることなく、頁をめくるたびに、点と点をつないでいく感じです。「やっぱそうだよねー」という感じです。だからこそ、頁をめくる手が止まらないのです。次は、こうくるか?そうね。うんうん。という流れにどっぷりつかります。 ミステリーを「俺が謎を解く!」って意気込みで読んじゃう人には、物足りないかもしれません。きっとわかっちゃうから。 してやられた感はないけど、すごく入り込んでしまう1冊でした。 きっと、伏線の張り方が綺麗すぎて、ヨコシマな私は、「もしかしたら?」「まさか?」なんて変な詮索をしながら読んでいたから、倍以上に面白かったのかも。 伊坂さん、これからまだまだ読みガイのありそうな作家さんです。
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前半なかなか話が進まないというか、なんだかダラダラ進んでいく感じでしたが、後半にかけて一気に引き込まれていきました ただあまり濃い内容ではなかった気が...
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主人公、泉水には二つ下の美しい弟がいる。ちょっと風変わりな、血の繋がらない兄弟と、その家族の物語。 舞台となる仙台に、連続放火事件が起こる。そしてその放火現場近くに必ず現れる、謎のグラフィックアート。兄弟は謎解きに乗り出す。 「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだ」 メイ...
主人公、泉水には二つ下の美しい弟がいる。ちょっと風変わりな、血の繋がらない兄弟と、その家族の物語。 舞台となる仙台に、連続放火事件が起こる。そしてその放火現場近くに必ず現れる、謎のグラフィックアート。兄弟は謎解きに乗り出す。 「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだ」 メイクをし、陽気な振舞いをし、ピエロは空中ブランコを優雅に飛ぶ。重力なんてまるで存在しないかのように。 面白いストーリーなのですが、主人公よりも先に謎解きをしてしまったことが残念。昔『らせん』を読んでいたからかもしれません。 しかし、遺伝子をも越える家族愛の物語に感動しました。ラストがとても好き。 『ラッシュライフ』の黒沢が登場しているところに、伊坂さんの遊び心に似たこだわりがうかがえます。
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文庫版を読んだ。通算2度目。最後に春の気持ちが聞けるのが良い。ゲノム全盛だけど、遺伝子には縛られたくない。自分で人生を切り開いているのを、遺伝子や、神の存在で片付けたくはない。と思った。伊坂さんの作品の中で、この作品が一番読み応えがある。登場人物たちのセリフが全て心に響く。何度も...
文庫版を読んだ。通算2度目。最後に春の気持ちが聞けるのが良い。ゲノム全盛だけど、遺伝子には縛られたくない。自分で人生を切り開いているのを、遺伝子や、神の存在で片付けたくはない。と思った。伊坂さんの作品の中で、この作品が一番読み応えがある。登場人物たちのセリフが全て心に響く。何度も読みたくなる。 2006.11.29 読了
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ミステリーじゃないんだけど謎解きな感じの話なので、ついつい時間を忘れて読んでしまいました。 遺伝子の勉強になるかも…?
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伊坂氏3冊目。テーマ重いなー。重いけど、後味は悪くないので好きです。深刻なことは陽気に〜という主人公一家のスタンスがこの後味に繋がるんだろうけども。とにかく主人公一家が良いキャラだったので救われました。 というか私はやっぱり黒澤さんが好き。たまらない。伊藤君もちょっと出てるよね。...
伊坂氏3冊目。テーマ重いなー。重いけど、後味は悪くないので好きです。深刻なことは陽気に〜という主人公一家のスタンスがこの後味に繋がるんだろうけども。とにかく主人公一家が良いキャラだったので救われました。 というか私はやっぱり黒澤さんが好き。たまらない。伊藤君もちょっと出てるよね。 やっぱりキャラ萌えで終わってしまいました…。
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