モルヒネ の商品レビュー
途中で何度も本を置き、顔を上げ深くため息をつかなければ読み続けることが出来なかった。「生きること」そして「死ぬこと」を深く深く考えさせられた。「その存在したあかし」だけを残して愛する人が消えてしまったら「死」によって結ばれることをやはり願ってしまうのだろうか。小説世界に入り込んで...
途中で何度も本を置き、顔を上げ深くため息をつかなければ読み続けることが出来なかった。「生きること」そして「死ぬこと」を深く深く考えさせられた。「その存在したあかし」だけを残して愛する人が消えてしまったら「死」によって結ばれることをやはり願ってしまうのだろうか。小説世界に入り込んでしまう私の意識は銀色の雨が降るアムステルダムの片隅で透明な水を見つめながら生きる意味を考えている。そして心に流れるのはバッハのゴートベルクのアリア…
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帯には『究極の恋愛小説』とあるけれど、いまいちグッとくるところがなく、「へ〜」って感じで読み終わってしまいました。
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