雨のち晴れ、ところにより虹 の商品レビュー
まあまあかな。『想い出あずかります』の方が好き。 今年文庫化されたんだけど、この作品が世に出たのは、2006年なんだね。10年も経ってから文庫化されることもあるんだ。
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とてもさわやかで、ちょっときれいすぎる感はあるけど、よかったなあって思える短編集だった。おかあさんが再婚するんじゃないかって悩んじゃう女の子の話が特に印象的だった。
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何気に 一気に読みきった短編集 面白いというか 読みやすかった 女性目線の一冊かなぁ? 僕も女子力 豊富?
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鎌倉を舞台にした短編集。 タイトルそのままの、ささやかなトラブルや不幸がが、最後には明るく解決するようなストーリーばかり。 読後感のいい、優しい本でした。 どの話にも登場する看護師の常磐さん。 彼女がメインの登場人物となった表題作は、私にとってはイマイチでした。 エピソードがい...
鎌倉を舞台にした短編集。 タイトルそのままの、ささやかなトラブルや不幸がが、最後には明るく解決するようなストーリーばかり。 読後感のいい、優しい本でした。 どの話にも登場する看護師の常磐さん。 彼女がメインの登場人物となった表題作は、私にとってはイマイチでした。 エピソードがいちいち極端で、共感出来ずにいた感じ。 とは言え、優しさいっぱいのストーリーで、いいお話だったことは間違いなしです。
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6編の短編を収録。 表題作は4作目。 前の3作はそれぞれに、夫婦や親子の心のすれ違いや、職場の人間関係が書かれている。 湘南が舞台であることと、常盤さんという体格のいい看護師さんがちらっと出てくることが共通している。 そして表題作。 死に至る病を小道具に感動を強要する小説が嫌い。 けれどこの作品はホスピスが舞台で、まだ30代の男性が主人公。 彼を看護するのが看護師の常盤さん。 読み終わったとき、彼はまだ生きているとはいっても病状は悪くなっているのに、なぜか気持ちは前向き心は安らかになっている。 大きな感動ではないけれど、大きな安心感。 その後の5作目「ブルーホール」には、直接常盤さんは出てこないけれど、多分あの時だ。 確かに常盤さんもこの光景を見ていたはず。 最後の作品にも常盤さんはしっかり出演。 常盤さんってすごく自然体にいい人なの。 ホスピスで看護をするって、辛いこともたくさんあると思うんだけど、いい意味で喜怒哀楽が素直で、世話好きで、人柄の良さが行間からにじみ出ている。 だからとても読後感がいい。 よく考えるとハッピーエンドとは言えない部分もあるんだけど、そこも含めて暖かさを感じる。 だから、ちょっとネタバレになるけれど、常盤さんの結婚は必要な設定だったのかな?と思った。 設定上子どもの時と名字を変える必要があったのだろうけど、だったら両親の離婚のため母親の旧姓になりました、でよかったと思う。 常盤さんからは人妻の雰囲気は感じられないし、人妻としてその行動はどうだろう?と思うところもあった。 とても気持ちのいい物語だっただけに、その1点が残念。 「なぎさ通りで待ち合わせ」 食の好みの合わない人と一緒に暮らすのは、かなり辛い。 そんな夫婦に、やもめの父親が言う。 「生まれてから六十二年、うまいものもまずいものもたくさん食べてきた。が、今となっては、結局覚えているのは『何を食べたか』じゃなくて『誰と食べたか』なんだよ」 深い。
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鎌倉を舞台に親しい人々の心のすれ違いを描く六つの短編集。 どの作品にもちょっとだけ登場する看護師の女性は存在感がある。 彼女を主役として書かれたのが「雨のち晴れ、ところにより虹」 癌になってホスピスに入ることを選んだ須藤君。そのホスピスで彼の担当になった看護師が常盤さん。 体が大きい常盤さんだったが、白衣の大きさが目立つほど体重が減った。顔もやつれたようだ。 どうして常盤さんは痩せたのだろう? やがて須藤君は、常盤さんが小学校の同級生だったと知る・・・ この作品が一番良かった。
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なんだかハートフルだった・・・あれ・・・穏やかないい気持ちになれる・・・・・・。 「こころ三分咲き」のオチには思わず涙ぐんだ・・・・・・。
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どの作品も温かくほのぼのして良かったけど、表題の「雨のち晴れ、ところにより虹」が一番良かった。ホスピスに入院した須藤さんに強く同感するなぁ。自分だけが世間から切り離されてこの舞台から降りなければならない。でも時間は流れていて生活は続いているんですよね。最後に常盤さんに逢えてよかっ...
どの作品も温かくほのぼのして良かったけど、表題の「雨のち晴れ、ところにより虹」が一番良かった。ホスピスに入院した須藤さんに強く同感するなぁ。自分だけが世間から切り離されてこの舞台から降りなければならない。でも時間は流れていて生活は続いているんですよね。最後に常盤さんに逢えてよかった。「クフ」って笑う常盤さん可愛いなぁ。
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夫婦、母娘、友人、患者と看護師など 湘南を舞台にした6つの物語。 「気持ちのすれ違い=雨」でタイトルを変換した感じの内容で 一部リンクした人が出てくる。 ショートドラマを見てるような感覚でサラッと読めた。 【図書館・初読・1/27読了】
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人の繋がりは優しさだけで出来ているんじゃない。でも怖がるだけじゃ何も始まらないことだって知っている…。夫婦のすれ違い、親子の行き違い、親友との仲違い。きっかけはみんな些細なことなのに、想いがねじれ交錯する。人は何度でも幸せになる資格がある。湘南を舞台に描く六つの奇跡。 (「BOO...
人の繋がりは優しさだけで出来ているんじゃない。でも怖がるだけじゃ何も始まらないことだって知っている…。夫婦のすれ違い、親子の行き違い、親友との仲違い。きっかけはみんな些細なことなのに、想いがねじれ交錯する。人は何度でも幸せになる資格がある。湘南を舞台に描く六つの奇跡。 (「BOOK」データベースより) 湘南・逗子の話で『ROUTE134』がステキだったので、またまた吉野さん本借りました。やっぱりここあたりのお話♪好きな場所がたくさん出てくるので、それだけで好き♪6つの物語が収録されていますが、共通の人がちょこっと出てくるあたりがまた好き。伊坂さんみたい。どのお話も最後がハッピーエンドっていうのもいいかも。湘南はハッピーエンドでないとね♪爽やかでした。
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