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雨のち晴れ、ところにより虹 の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2012/03/13

確かamazonさんにお勧められて読んだ短編集。 各話ごとに微妙に話がリンクしている、珍しい構成です。 どのお話も読んだ後の読後感が良いんですが、ん~小説ってより、シナリオ読んでるって感じもしました。 舞台が湘南で、行きたくなります。

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2011/11/29

短編集のわりに、お話の世界観に入り込みやすく、かつきちんと話が完結されていて、読後感よし。構成の巧みさゆえ、話が出来過ぎなようにも思えてしまうところもあるが、テレビドラマ感覚で楽しめる。軽めの文体なので、さらりと読める一冊。 私は「ガッツ厄年」がいちばんお気に入り。 日常にある、...

短編集のわりに、お話の世界観に入り込みやすく、かつきちんと話が完結されていて、読後感よし。構成の巧みさゆえ、話が出来過ぎなようにも思えてしまうところもあるが、テレビドラマ感覚で楽しめる。軽めの文体なので、さらりと読める一冊。 私は「ガッツ厄年」がいちばんお気に入り。 日常にある、なんでもないことが、ちょっといいことに思える。前を向きたい人に、おすすめ!

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2011/10/02

はじめての吉野万里子さん作品でした。 図書館でタイトルに惹かれて借りて読みました。 タイトル通り!! 最後は温かな気持ちになれる短編小説集でした。

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2011/01/25

なんとなく聞いたことがあるような気がするという著書名と、タイトルと、カバーに惹かれて手に取った作品。大きなドラマがあるとかそういうわけでないけれど、そういうところはそれで良かった。日常の中で出会う良いこと悪いこと悩むこといろいろなことって、こういうことが多いから。個人的にうなづけ...

なんとなく聞いたことがあるような気がするという著書名と、タイトルと、カバーに惹かれて手に取った作品。大きなドラマがあるとかそういうわけでないけれど、そういうところはそれで良かった。日常の中で出会う良いこと悪いこと悩むこといろいろなことって、こういうことが多いから。個人的にうなづける所がけっこうあって、湘南にもちょっと思うことがあったので、そういう意味でも自分にはあっていた作品だと思う。

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2009/10/04

鎌倉の逗子あたりを光景に書かれたそれぞれ6つの物語が書かれています。どのお話も人との関係ですれ違いの気持ちが起こり、だんだん解決していって、最後はこころが温かくなるようなハッピーエンドですべて終わるのですが、どのお話もひやひやしながら読みました。それぞれドラマを見ているような思い...

鎌倉の逗子あたりを光景に書かれたそれぞれ6つの物語が書かれています。どのお話も人との関係ですれ違いの気持ちが起こり、だんだん解決していって、最後はこころが温かくなるようなハッピーエンドですべて終わるのですが、どのお話もひやひやしながら読みました。それぞれドラマを見ているような思い描きやすく読みやすかったです。そのなかでも私がよかったなと思うお話は、第2話の『こころ三分咲き』です。親子のお話で、母は予備校の先生で、娘の友達からも人気の先生で娘の嫉妬心?がかわいいなと思いました。親子の信頼関係が素敵だなと思いました。

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2009/10/07

6つの短編から成っております。 いずれもすれ違いがテーマ。 すべてハッピーな結末。 ほっこりしますね。

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2009/10/04

湘南を舞台にした短編集。 湘南のあちこちの地名や ちょっとした面白い話題などを絡めて ストーリーが展開していきます。

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2011/09/07

 前作はファンタジックな設定の物語だったけど、本作品は鎌倉・湘南あたりの光景をふんだんに盛り込んだ6話収録の連作集。 いや〜前作よりすんごく巧くなってません?ちょっと善人くさいのが鼻につくけど、隙のなさ加減が素直にいいと思えるお話でした。物語がとても映像的なんですよね。鎌倉あたり...

 前作はファンタジックな設定の物語だったけど、本作品は鎌倉・湘南あたりの光景をふんだんに盛り込んだ6話収録の連作集。 いや〜前作よりすんごく巧くなってません?ちょっと善人くさいのが鼻につくけど、隙のなさ加減が素直にいいと思えるお話でした。物語がとても映像的なんですよね。鎌倉あたりを舞台にした、よく出来たドラマを見てるかのよう。 いろんなシチュエーションでさまざまな気持ちのすれ違いを描き、一番いい方法で和解し心がほぐれるようすを描いてるんですが、その経過で読ませるんですよね。どうなることかとヤキモキさせられて、ラストで心がじんわり温かくなる心地良さを味わえる。 タイトルから「“雨降って地固まる”で、いろいろあったけど、でもどの話も結局はハッピーエンドで終わる話なのね〜」と思いつつ読んでたので、表題作でビックリ!いいですね〜この話。この話が一番好き。 某人物で第5話以外リンクしてるんですが、もしかしたら本作品集の真の主人公は、この人物だったのかもしれません(吉田修一の『日曜日たち』みたいだ)。時系列に作品が並んでるので、「もしや…」が叶わなかったと知り、ちょびっと胸が痛かったけども。 (2006.8.12読了)

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