悪魔のピクニック の商品レビュー
古今東西の法に触れるような食品を取り扱ったドキュメンタリーみたいなエッセイ。 コカ茶とかポポーシード、アブサン、フランスの生乳チーズエトセトラ。 これはすごく面白い。え、それ普通じゃね?みたいのがダメだったり、OKじゃないの!?って思うのがダメだったり。 お国柄が現れます...
古今東西の法に触れるような食品を取り扱ったドキュメンタリーみたいなエッセイ。 コカ茶とかポポーシード、アブサン、フランスの生乳チーズエトセトラ。 これはすごく面白い。え、それ普通じゃね?みたいのがダメだったり、OKじゃないの!?って思うのがダメだったり。 お国柄が現れますなあ。 最初はもっと軽いのかと思ったら、さすがニューヨーク・タイムスにも書く筆者の本。重い所は嬉しいくらいに書き込んでくれるから、こういうマニアックなものが大好きな私にはたまらない本でした。 それこそ本当に悪魔的な魅力の本。 是非お勧め!
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文化や宗教は、差をつくる。国と国、人と人、わたしとあなた。 異国を旅する楽しみのひとつは、「禁忌」の差をこの目で眺めてくることだろう。口に入り、血肉となる食べ物ならば興味はなおさら深い。彼方で許され、此方で罰せられるもの、あるいはその逆。 究極の「禁断の果実」までの、スリリングな...
文化や宗教は、差をつくる。国と国、人と人、わたしとあなた。 異国を旅する楽しみのひとつは、「禁忌」の差をこの目で眺めてくることだろう。口に入り、血肉となる食べ物ならば興味はなおさら深い。彼方で許され、此方で罰せられるもの、あるいはその逆。 究極の「禁断の果実」までの、スリリングな長い旅。
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世界のどこかで法で禁じられている食品や嗜好品を求めて、世界中を旅したトラベルライターの旅行記。 アペリティフからナイトキャップまで全9編でフルコース仕立てでまとめられている。 作者はその一つ一つを口にするために様々な努力や苦労をする。 また、そのさなかに法律を施行した側とそれに反...
世界のどこかで法で禁じられている食品や嗜好品を求めて、世界中を旅したトラベルライターの旅行記。 アペリティフからナイトキャップまで全9編でフルコース仕立てでまとめられている。 作者はその一つ一つを口にするために様々な努力や苦労をする。 また、そのさなかに法律を施行した側とそれに反対する側に取材し、様々な角度から禁制品を見つめていく。 読んでいくと時代や国のシステム、商売の利害、伝統などに縛られた「禁断の実」の姿が見えてくる。 最後の1篇は安楽死のための薬品を扱っていて、考えさせられる。(もちろん作者はこれは口にしていない)
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世界各地で禁止されている物(ex.ポピーシード・アブサン・コカ茶)を密輸したり食べたりした人のエッセイ。 中身自体は面白くても、語り口が些か合わない。
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よ、読み終わらんかった・・・。イマイチおもしろくないし。ドラッグと酒の話が多いかな。猛烈臭いチーズの話はよかった。なんかね、書評を読んだときの感じと違ったような。
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