井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法 の商品レビュー
『子どもにつたえる 日本国憲法』 井上ひさしさんといわさきちひろさん絵の 小学生にも読めるようにやさしくしてくれた全文と第九条 そして憲法をわかりやすく話してくれた 「憲法って、つまりこういうこと」 とても温かな、日本が誇らしい気持ちになる、日本国民全てにオススメしたい1冊で...
『子どもにつたえる 日本国憲法』 井上ひさしさんといわさきちひろさん絵の 小学生にも読めるようにやさしくしてくれた全文と第九条 そして憲法をわかりやすく話してくれた 「憲法って、つまりこういうこと」 とても温かな、日本が誇らしい気持ちになる、日本国民全てにオススメしたい1冊です はじめに より 「剣より強いものがあって、それは戦わずに生きること 〜中略〜 なんて誇らしくて、いい気分だろう この子どものときの誇らしくていい気分を、なんとかしていまの子どもたちにも分けてあげたいと思って、私はこの本を手がけました」
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日本国憲法の前文と第9条が易しい言葉で分かりやすく書かれた1冊。いわさきちひろさんの絵本パートは、まるで詩を読んでいるみたいだった。 子供はもちろん、憲法も政治も興味を持っていない、興味はあるけど難しいと感じている大人の方にもお勧めしたい。
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恥ずかしながら憲法の中身を知らない 今更人に聞けない そっと紐解く なるほど 私もこの国に生まれたことを自覚しなくては
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ち:憲法記念日がある5月に読み聞かせ。前文と第9条のみ BOOKトークこみで、ぽかーんでしたが、ケンカしないでいられるように 考え続けることをやめちゃいけないという話をしました。 ********* ★2022.5(1年・2年・3年)
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2012年2月27日 子ども用に買ったものだけど、自分でも読んだ。 基本的には純粋な平和のお話だと思う。 が、疑問に思ったところがいくつかあった。 普通の大人ならとーぜん知ってることかもしれないんだけど、私はどーにも、あほすぎる… 疑問その1 (p40「あたらしい憲法のはなし」の引用より) だから、こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があるといわなければなりません。 →それって、日本じゃないの?真珠湾の奇襲攻撃?? 疑問その2 (p41 憲法の前文の話) 「この憲法をつくったのは日本国民である」と書いてある。 →え?GHQじゃないの?? 疑問その3 (p46 第九条の話) 日本国家が国としてよその国の人を殺したり、武器をつくってよその国に売ったりはしていません。 →日本のメーカーで武器作ってるところあるよね?「日本国家が国として」じゃないからいいの?それとも、外国に売ってないの? 疑問が出てくると、うまく読み進められない。疑問が頭について、内容がわからなくなる。
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この本が出た2006年、既に話が出ていた改憲は、まだ成立していない。でも、改憲に向けた動きがなくなったわけではない。 スイスみたいな平和を維持するために自国の防衛のための武力を保持する、という考えと、完全武力放棄と、どちらが良いんだろうか、というのは、ずっと考えてるけど、答えが出ていない。日本の自衛隊の現状が憲法と合致していないのはたしかにそうなんだけど、だから憲法を変えよう、と言われると、本末転倒のように思えてしまって、違和感しかない。 この本を読んで改めて、いまの日本国憲法の考えが私は好きだなと思った。どうかこの考えが、子どもたちが大人になる頃まで、受け継がれますように。
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なぜ憲法改正なのか。 本当に日本国憲法は時代にそぐわない黴の生えた代物なのか。 本当に日本国憲法では日本人は主権者としてのアイデンティティを確立できないのか。 あらためてそういうことを考えさせらえれました。
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井上ひさしが十代の少年だったころ、学校の先生は、生徒たちに「君たちは20代前後までしか生きられない」と話していた。戦争の時代だったからだ。でも井上ひさしは20代よりずっと長く生きている。戦争が終わったから。そしてあの敗戦後に、日本が戦争に巻き込まれることは最近まで無かったから。 ...
井上ひさしが十代の少年だったころ、学校の先生は、生徒たちに「君たちは20代前後までしか生きられない」と話していた。戦争の時代だったからだ。でも井上ひさしは20代よりずっと長く生きている。戦争が終わったから。そしてあの敗戦後に、日本が戦争に巻き込まれることは最近まで無かったから。 私たちの憲法は美しい。私が受けた学校教育では、憲法が取り上げられることはなかったと記憶している。私が忘れているの?たまたま専攻が違ったの? 日本国憲法を変える必要があるにしても、変える前に、この社会を生きる人たちの間で、もっと現在の憲法が意識されるべきだ。ましてや、大日本帝国などというカルト国家を信奉している無能な世襲政治家が触れて良いものではない。
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「偶然の出会い」の一冊。 井上ひさしさん、今から10年も前にこの本を書いたんですね。きっと、改憲への風を肌で感じていたのだと思います。 命を大切にする教育=戦争を二度としない教育 でもあると僕は思います。 あとがきまで、じっくりと読みました。 一文一文、一言一言を大切に...
「偶然の出会い」の一冊。 井上ひさしさん、今から10年も前にこの本を書いたんですね。きっと、改憲への風を肌で感じていたのだと思います。 命を大切にする教育=戦争を二度としない教育 でもあると僕は思います。 あとがきまで、じっくりと読みました。 一文一文、一言一言を大切に大切にしながら読みました。 世論や風潮が少し怖いと感じているこのタイミングで、この一冊と出会えたことはもしかしたら、偶然ではなく必然だったのかもしれません。 言葉を大切にして生きてきた著者だからこそ、日本国憲法の尊さがわかり、後世に伝える使命を感じていたのでしょうね。
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日本のかたちの憲法、今まであまり考えてこなかった。井上ひさしさんの言葉といわさきちひろさんの絵で、憲法が身近でなんて温かい決まりなんだろうと思った。絶対日本は戦争に加担する国になっちゃいけない。
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