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ブレイブ・ストーリー(中) の商品レビュー

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222件のお客様レビュー

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2012/10/28

この本は面白い。 RPGゲームのストーリーを小説にしたような物語でありながら、主人公が旅する幻界(ビジョン)が主人公の心を写す鏡となっているという。正義感にあふれる主人公の心にも、差別、自己中心的な思い、欲望、迷い、絶望など様々なよこしまな心が存在しているという。 たった一度だけ...

この本は面白い。 RPGゲームのストーリーを小説にしたような物語でありながら、主人公が旅する幻界(ビジョン)が主人公の心を写す鏡となっているという。正義感にあふれる主人公の心にも、差別、自己中心的な思い、欲望、迷い、絶望など様々なよこしまな心が存在しているという。 たった一度だけ願いをかなえてもらえる女神にあって、何を願うのか。その願いを探すためのたびを続けているワタル。 私なら何を願うだろう。たった一度だけかなえてもらえる自分の願いとは何だろう。

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2012/10/03

中は、幻界のファンタジー。 ロープレを思わせるゲーム展開。 どちらかというと、ロープレは好きではないので、なんか苦手かも。 幻界は、自分の心が作り出す世界。 自分だったらどんな世界をつくってしまうのだろうか?と、ふと思ってしまった。

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2012/09/27

3冊とか長いし、題名的にも惹かれないし…と思いながら読むと、引き込まれました‼この作品楽しんで読む本を探してる人には個人的にオススメかもしれない…

Posted byブクログ

2012/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻に比べてぐんと面白くなりました。 特に自分の父親と同じように、愛人を作って妻子を捨てた男に言われた、「そんなに父親がいないと生きていけないなら殺してやる」といわれる部分。 それを聞いて、それが父親の本心だと思うワタル。 人間は、悪い言葉こそが本心だと思うんだなと、よくわかる部分です。 誰しも、そんな気はないのに、「売り言葉に買い言葉」や、「そこまで言われるならもういいよ!」みたいな気分になることはあるはず。 父親として子供が愛おしいのも本心のはずなのに、そこは認めてもらえず、0か100かみたいに、わずかな悪意だけがすべてのように受け止める。 そんなことを感じる中巻でした。

Posted byブクログ

2012/09/17

幻界での冒険を描いた巻。 あれです。映画で「どうせならもう〜へたくそなゆめをえがいていこうよ〜」というカットで2分弱ですまされた部分が主に描かれています。 宮部さんは幻界の世界観でもう一作ぐらいだしてほしいな。 日本人作家はこういうファンタジーへたくそ、と私は思っていたんですが...

幻界での冒険を描いた巻。 あれです。映画で「どうせならもう〜へたくそなゆめをえがいていこうよ〜」というカットで2分弱ですまされた部分が主に描かれています。 宮部さんは幻界の世界観でもう一作ぐらいだしてほしいな。 日本人作家はこういうファンタジーへたくそ、と私は思っていたんですが、彼女は非常にうまいなと思います。日本人作家の見る目が変わりました。 ワタルの成長がひしひしと感じられます。 一気読みしているときはわからないんですが、再読すると、地の文にも賢さが現れはじめていて、急激に大人になっているということを認識できます。

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2012/07/03

blogにて http://iburin.blog.so-net.ne.jp/2011-04-17

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2012/06/26

冒険の楽しさや怖さを感じれる。 心理描写が深く、亘になりきったように、または亘の側にいるように物語を感じられる。 幾つかの事件が起こるが、ブレイブストーリーの主となるものはそれら全てに繋がっていると私は思った。メインの事柄も裏で一緒に動いていくから面白い。

Posted byブクログ

2012/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

宮部みゆきのファンタジー。上巻から変わって、もう一つの世界「幻界」の中で話が展開します。ロールプレイングゲームみたいな感じなんですが、楽しく読めます。幻界は、現世の人の想像が作り出す世界で、主人公「亘」の知り合いに似た人々とも出会います。不倫して、亘を捨てた父親や、その不倫相手や、亘の母親に似た人にも出会い、亘を捨てた父親や、その不倫相手に似た人を幻界で、殺してしまい、自身の心に恨む心があることに出合います。厳しい現実とぶつかる重い冒険ファンタジーです。

Posted byブクログ

2012/06/03

母親の心の崩壊という現実を覆すべく幻界へ。 上巻の生々しい描写とは打って変わって、ゲームのRPGそのままの世界へ。そこで様々な人種の人々と旅をすることでワタルに生まれる色鮮やかな喜怒哀楽の感情。しかし幻界に存在する種族差別や信仰と合間見えていく中で、自分の心のなかの弱く醜い感情の...

母親の心の崩壊という現実を覆すべく幻界へ。 上巻の生々しい描写とは打って変わって、ゲームのRPGそのままの世界へ。そこで様々な人種の人々と旅をすることでワタルに生まれる色鮮やかな喜怒哀楽の感情。しかし幻界に存在する種族差別や信仰と合間見えていく中で、自分の心のなかの弱く醜い感情の存在と対峙する。頑なにその存在を否定するワタル。でも幻界の成り立ちは…。 中巻の途中から心が昂ぶる展開の連続。上巻は布石なので、是非ここまでは頑張って読んで欲しい。

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2012/05/08

架空の国、人がたくさん出すぎてついていけなくなってしまった。わたしの集中力の問題だと思うけどね。 孤宿の人から入ったわたしには、この類はあわないかもしんない。上巻に比べて相当ファンタジー要素が入ったし。 ただ、現代に通ずる話もあって、何かメッセージ性を感じたんだけど、何だったかは...

架空の国、人がたくさん出すぎてついていけなくなってしまった。わたしの集中力の問題だと思うけどね。 孤宿の人から入ったわたしには、この類はあわないかもしんない。上巻に比べて相当ファンタジー要素が入ったし。 ただ、現代に通ずる話もあって、何かメッセージ性を感じたんだけど、何だったかは覚えてない。 既に下巻を読み始めてるけど、理解できるまできちんと読み直すのはまたいつか。

Posted byブクログ