仔羊の巣 の商品レビュー
ひきこもり探偵シリー…
ひきこもり探偵シリーズ第2弾。少しずつではあるが外に目を向けるようになってきた探偵。そして、本作では長年音信不通に近い状態となっていた肉親も登場。肉親と協力して難問を解決できたことで何となく溝が埋まっていく様子も描かれている。そして本作では2人の【ホモ疑惑】も解明(笑)第3弾はま...
ひきこもり探偵シリーズ第2弾。少しずつではあるが外に目を向けるようになってきた探偵。そして、本作では長年音信不通に近い状態となっていた肉親も登場。肉親と協力して難問を解決できたことで何となく溝が埋まっていく様子も描かれている。そして本作では2人の【ホモ疑惑】も解明(笑)第3弾はまだ読んでいないのだが、3弾で終わってしまうのが惜しい気が今からしている。とりあえず引き続き読んでみる事にする。
文庫OFF
「青空の卵」に続く、…
「青空の卵」に続く、ひきこもり探偵シリーズの第二弾。前作に登場した人物が数多く登場するので、このシリーズは順番通りに読むことをオススメします。鳥井さんが徐々に人馴れしていっているように見えるのですが、私は彼がいつか爆発するんじゃないか、いつか壊れてしまうんじゃないか…と、どうにも...
「青空の卵」に続く、ひきこもり探偵シリーズの第二弾。前作に登場した人物が数多く登場するので、このシリーズは順番通りに読むことをオススメします。鳥井さんが徐々に人馴れしていっているように見えるのですが、私は彼がいつか爆発するんじゃないか、いつか壊れてしまうんじゃないか…と、どうにもハラハラしてしまいます。彼のそばにいてくれたのが坂木さんで本当に良かった。私はひきこもりじゃないし、周りにそういう人もいないけれど、鳥井さんの心の痛みがすごく分かるような気がして、この小説を読んでいる間だけは、彼を助けてあげたい、
文庫OFF
「青空の卵」の続編。…
「青空の卵」の続編。綺麗なままでいるのは無理だけれど、自分にとって良いものだけが訪れる少し歪んだ世界が、少し羨ましいとも思えてしまう。…危険。一作目ほどの衝撃はないものの、作品としてはこちらの方が面白い。
文庫OFF
前作「青空の卵」に引…
前作「青空の卵」に引き続き、鳥井と坂木の生活に様々な人や謎が絡みます。少しずつ鳥井の行動範囲が広がり、坂木の心理が明らかになりつつ、物語が展開していきます。人間の狭量さやエゴが見える部分のある作品ですが、最終的に温かい気持ちになれます。
文庫OFF
シリーズ第2弾。前回…
シリーズ第2弾。前回で登場したキャラたちもたくさん登場してますし、今作でも新キャラがたくさん出てきます。ひきこもりであっても、周りが彼をほっておかない。少しづつ彼の周りに人が集まってきて、やがていつか、その輪が広がって、彼の硬い殻も破れる日がくるんでしょうか。
文庫OFF
シリーズ第2弾
友人(というか依存相手というか)の坂木がいなければ世界と触れ合えない、引きこもり探偵・鳥井のシリーズ第2弾。わずかな手がかりから謎を解きほぐし、少しずつ「他人」と関わるようになった鳥井の成長が、見所。
yui
登場人物全員愛おしくなる 生きてたら誰だって、落ち込んだり悩んだりすることもあるけど、いちばん近くにいる人に優しく出来たらそれで100点満点なのかも こんなにも優しいミステリーがあるんだって坂木司作品を読んだら毎回思うけどまたこれもだ… いつかトリイ食堂に足を運んでみたいな
Posted by
やはり鳥井真一好きになれない。 主人公の坂木司もか… 物語中でも言及されているけどホモじゃないって、そう見えるよねぇ… でも人死にのない日常の謎解きは良い。 最後の解説が、有栖川有栖って同じように主人公の名前が作者の話を書いてる人だった。
Posted by
ひきこもり探偵シリーズ第二弾 相変わらずひきこもり探偵の鳥井と 坂木君の関係性は相変わらず 謎も殺人などの殺伐としたものではなく 普段の生活の中のささやかなミステリーを紐解く 時々登場するご当地おやつなどを楽しみながら ゆっくりとした読書にピッタリだと思う 今回は梅むらの豆かん...
ひきこもり探偵シリーズ第二弾 相変わらずひきこもり探偵の鳥井と 坂木君の関係性は相変わらず 謎も殺人などの殺伐としたものではなく 普段の生活の中のささやかなミステリーを紐解く 時々登場するご当地おやつなどを楽しみながら ゆっくりとした読書にピッタリだと思う 今回は梅むらの豆かん!←私の大好きなオヤツ! ああ 食べたくなってきたな…
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ひきこもり探偵シリーズ第二弾。「誰にもなつかない動物のオンリーワンであることを、杖にしてすがっているのか?」鳥井も坂木も救われないと思ってたことを滝本が言ってくれた。少しずつ関わる人も増えてきて状況がかわるだろうか?「目の前に相手がいなくても、その人のことを思いやったときから友達なんだよ」おばあちゃんの言葉も心に響いた。「困ってる相手に伝えればいいんだよ。」ひとりじゃない。そう教えてあげること。同じ時間を生きている人々。その人たちすべてが、どうぞ幸福な一瞬を誰かと分かち合うことが出来ますように。沁みる。
Posted by