図解入門 よくわかる解剖学の基本としくみ の商品レビュー
勉強を始めた頃、初めて読んだまともな解剖の本だったと思う。読み直してみた。 説明はそんなに分かりやすくない。図が本文の説明とリンクしておらず、やたら細かい部位名(本文には一切説明なし)が挙げてある。理解の助けになるどころか、混乱するだけである。 既知事項を別角度から復習したい...
勉強を始めた頃、初めて読んだまともな解剖の本だったと思う。読み直してみた。 説明はそんなに分かりやすくない。図が本文の説明とリンクしておらず、やたら細かい部位名(本文には一切説明なし)が挙げてある。理解の助けになるどころか、混乱するだけである。 既知事項を別角度から復習したいならいいが、この本で最初の理解を得ようと思ったら苦労すると思う。 ムダに細かいところがある。たとえばコラムに「脳神経は12本ありますが、そのうち三叉神経(脳神経のV番)、顔面神経(脳神経のVII番)、舌咽神経(脳神経のIX番)、迷走神経(脳神経のX番)、副神経(脳神経のXI番)は鰓弓の神経です」なんて書いてあるが、右も左もわからない初学者は、これだけでウンザリしてしまうのではないだろうか(俺はした)。 「はじめの一冊」としては他の本をすすめる。ただ、いい本だとは思う。他の本で「初歩知識の柱」を作ってから読めば、興味深く読めるはず。
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人体の構造を多くの図や写真でわかりやすく解説している。解剖学を学ぶ人は1冊もっていくと、いろいろな場面で使い勝手がよいかも知れない。
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