女信長 の商品レビュー

佐藤賢一【著】

2009/10/07

リアリティが凄い…！
あくまでも女。女として生きる。あくまでも武将としての信長は手段。段々と無理がねじれていくお長という女の生き様が圧倒。

2009/10/04

微妙な所でやめて読破していない。最後までは読めないけど面白い。ｸﾞﾀﾞｸﾞﾀﾞじていて飽きる。光秀をすぐに終わらせて本能寺とかを早くして欲しかった。勉強になった。

2009/10/04

●まァ、みなさんお聞きになりまして？　第六天魔王と恐れられるあの織田信長は、実は女の子だったんですのよっ！？
･････てそのテのネタ、10年くらい前コ×ルト文庫かなんかで見たなあ。(´Д｀）
とりかえばやじゃないが、男女逆転物ってのは決して珍しくはないと思います。
今回佐藤さんは信長を女としたことで、
「なぜ信長はあのような破壊者でありえたのか」
と言う点について、ひとつの解釈を行っています。
それはそれでナシではないと思うが、ヒロインの信長＝御長ちゃんが好きかと言われたら話は別だ。
いや、キライじゃないですよ。
しかし、なんか痛々しさが否めない。
この作者の書く女子は、どうもいつもなんか偏ってるんだよねえ。や、悪いとは言いませんけどね。
そう言えば某作家さんは、いつものチワワみたいな女がヨークシャーテリア（だっけな？）になったてなことを書いておりましたな（笑）　思わず納得してしまった･･･。

●佐藤ヒロインなので、普通のけなげな可愛い女の子ではありません。
そのへんはわきまえて、お読み下さいませ。
しかし最近の佐藤作品にはイマイチ乗り切れないんですが･･･。
中世ヨーロッパものをまたお頼みしたいなー。

2010/03/27

わくわくしたのは前半だけだった。後半は恩なのヒステリーがきつくってそういう目でみているのかと思った。

2009/10/04

織田信長は女だった？！
戦国時代を縦横に駆け抜け、大胆な発想のもと、中世の古きしがらみを難なく捨てることができたのは、女であるがゆえだった。
織田信長が時として見せる短気さや非情さは、女としての嫉妬から来るもの、などの独特の発想と、それに基づく文章構成は面白かったが、織田信長ファンとしては体を駆使して武将たちを落としていく様や、1人の女として浅井長政や明智光秀に溺れる様はあまり見たくなかったかも。

2009/10/07

娯楽小説？最終的に作者の女性観が一方的な感じを受けた。サイドストーリーだけど、明智光秀がなぜ本能寺に走ったのか、興味がわいた。（070311）

2009/10/04

意外な視点で歴史小説を書いている。なるほど、信長の行動をそういうふうに描くかと感心させられる。
でも、歴史オタクとしてはちょこちょこツッコミたくなるなあ。比叡山焼き討ちはなかったでとか！

2009/10/04

最高に面白いです。
信長女性説に基づいた小説。
これまで女や両性具有などのパターンで書かれた信長像があったけど、これはすかっと壮快なる辛口女版信長。
寝技など女ということを最大限に利用しつつも、女であるからこそ出来る天下統一という偉業を、新しい側面で迫ってきます。
もちろんお得意の西洋のスパイスも効いておりますぞ。
「王妃の離婚」からずーっと文章が洗練されいている感じ。
でも男が書く女だなあ、これは。女が書くともっと情感たっぷりでドロドロの気がする。
そして長いけどね・・・。ともあれ読み応えのある本です。

2009/10/04

2006年11月読了。
織田信長は女だった、という設定で書かれた小説。
佐藤賢一さんにとって初めての、日本にスポットをあてた時代小説。
女ならではの斬新な発想でもって天下統一を目指す女傑信長。
なかなか勇ましい女性として描かれています。タイトルで呆気に取られてしまうかもしれませんが、基本は佐藤さんらしい骨太な歴史物です。

2009/10/04

最後の方、思わず「うまい！！」と叫んだ。しかもただの恋愛物で終わらせない所も良い。話に説得力があってもしや信長って本当に女だったんじゃ、と一瞬思った。