アンビエント・ファインダビリティ の商品レビュー
図書館で借りた。オライリー本。 訳者あとがき曰く、「Web情報アーキテクチャ」の続編的な立ち位置らしい。 タイトルについては冒頭ではっきり定義されており: ambient:[形容詞]周囲を取り巻く;取り囲む、完全に包囲している findability:[名詞]位置特定可能な、...
図書館で借りた。オライリー本。 訳者あとがき曰く、「Web情報アーキテクチャ」の続編的な立ち位置らしい。 タイトルについては冒頭ではっきり定義されており: ambient:[形容詞]周囲を取り巻く;取り囲む、完全に包囲している findability:[名詞]位置特定可能な、あるいは進路決定可能な性質;特定の対象物の発見しやすさ、あるいは位置の識別しやすさの度合い;システムまたは環境が対応している進路決定と検索のしやすさの度合い とのこと。そこから、「はは~ん、Webページの読みやすさを論じる本だな。デザイナーやフロントエンジニアあたりが読むべき本かー」と思い読み始めたが…、イマイチ掴めない。 何と言うのだろうか、例えるなら"文系的な"? 断定せずにのらりくらりと進んでいくような、あえて難しく書かれた文学作品みたいな、ともかく気持ち悪さが残った。 目次を見ても「何が言いたいんだ?」とサッパリ。本文を読んでも、「あれ、何を議論してたんでしたっけ?」といった感じ。 本のタイトルとは真逆の印象しか残りませんでした。そう何度もリベンジせずに返却しました。星2つ。
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【由来】 ・ソーシャル化する音楽 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
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- ネタバレ
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2005年に出版され、2006年に翻訳出版された本なのに、7年たってこんなに古くなるとは思わなかった。基本概念は同じであろうが、一昔前のという画像である。スマートフォンもipadも、Facebookも、twitterもない世界である。
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即効性のある具体的なことではなく、抽象概念、ファインダビリティの捉え方について書かれている。すぐには役に立たないかもしれないが、webをやるうえでは読んでおいて損のない本。技術的には、この本の内容に追いついてしまってるところもある感じはする。
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カタカナばっかりで大変でした…。 でも検索システムのこととか今までほとんど知らなかったので、面白かったです。 ウェアラブルコンピュータの移りかわりとこれからの具体例とか、夢があっていいなぁと思いました。
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ファインダビリティについての歴史を、文献を紹介しながら説明してくれる本。「社会学的な見方も取り入れないとダメなのねん」という理屈が、すんなり理解できた。数年前の本なので、賞味期限がそろそろ。可能なら一読しておくと良い。面白かった。
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考える道具としては良い本かもしれない。 難しかったら『検索と発見のためのデザイン』から読むとよいと思う。
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豊富な具体例、引用で語られるがHowTo本ではなく、語られている内容の抽象度は高い。 検索、ホームページといった個々の技術ではなく、ネット上における情報の姿はどのようにあるべきか、というほとんど解決不可能な問題に対して表題の言葉「アンビエント・ファインダビリティ」で答えている。 ...
豊富な具体例、引用で語られるがHowTo本ではなく、語られている内容の抽象度は高い。 検索、ホームページといった個々の技術ではなく、ネット上における情報の姿はどのようにあるべきか、というほとんど解決不可能な問題に対して表題の言葉「アンビエント・ファインダビリティ」で答えている。 社命で1日で流し読みしてもそれなりに得られるものはあるだろうし、数日かけてじっくり読めば血肉になることもまた多い、という本である。 最後にもう少し予言に踏み込んで欲しかったが欲張りすぎか。
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情報をいかに見つけやすく露出するか、いかに探しやすいようにするのか=ファインダビリティについて書かれた本です。わかりやすいですが、広く浅く書かれているので少々物足りない気もします。なぜインターフェースデザインではお金にならないけれど、SEOならお金になるのかがわかる本です。
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ファインダビリティとは、他の誰かに見つけてもらうための性能のこと。情報が氾濫するこの時代には、如何にして発見してもらうかが情報発信者にとって最も重要な課題のひとつになる。昨今ではSEOのテクニックが多く知られているが、本書はそのような事項はあまり扱っていない。モバイル端末が普及し...
ファインダビリティとは、他の誰かに見つけてもらうための性能のこと。情報が氾濫するこの時代には、如何にして発見してもらうかが情報発信者にとって最も重要な課題のひとつになる。昨今ではSEOのテクニックが多く知られているが、本書はそのような事項はあまり扱っていない。モバイル端末が普及した現代、情報の検索は必ずしもPCのウェブブラウザを経由するわけではない。本書が対象とするのは、いつでもどこでも世の中全てにおける情報の検索で、それらを包括するような抽象的な議論がなされている。 本書を読んだからといって何かができるようになるわけではないが、基本的な思想として興味深い内容である。
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