大地の咆哮 の商品レビュー
上海時代に買った本。 チャイナスクールの一人である筆者が、内側から描く日中外交。 尖閣で揉める今こそ読むべき。 歴史を学ぶのは、その教訓から同じ失敗をしないためですよ。
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・7/30 読了.これはかなり中国の実情に迫る真実なのだろう.そう思うだにこの国はこれからどうなっていくのか、不安と興味が湧いてくる.困ったもんだ.
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中国に関する本になかなかいいものがないという実感がずっとあった。 中国の恐ろしい部分をまるで面白がるように、 そして読んでいる人に中国に対する恐怖感を植えつけるように共産党の一党独裁の恐ろしさを書いている本がおおい。そしておそらくそういう本が売れるのだろう。 過去と...
中国に関する本になかなかいいものがないという実感がずっとあった。 中国の恐ろしい部分をまるで面白がるように、 そして読んでいる人に中国に対する恐怖感を植えつけるように共産党の一党独裁の恐ろしさを書いている本がおおい。そしておそらくそういう本が売れるのだろう。 過去とそれから現在の政治的矛盾など、 わかりやすく解説されている。 元外交官という立場から書かれているため、 確かに文体に少し、あるいは内容に少し、 お役人的なニュアンスを感じないでもないが 靖国問題などは本当にわかりやすくかいてあり、 また解決の為にどういう努力が必要かということまで書いてある。 小泉首相が靖国神社を参拝すると、在中日系企業への締め付けが厳しくなる。 どうしてそうなるか、などにも言及しており 「見て知っていたこと」が文章となって解説がついて目の前に現れる充実ぶり。 「肌で感じる中国」が著者の中にあるからこそ という感がある。 一度でも中国に行ったことがある人や、 仕事で中国にかかわっている人は この本を読んで、 納得するのも反発するのもそれはいいと思うけれど、 読まないというのは非常にもったいない。 中国にいました。というと必ず 「これからは中国の時代ですから、いいですね」 といわれる。 かれこれ6年くらいその考えに疑問を抱いてきた。 もちろんあと10年くらいはいい時代が続くかもしれない。 でもこの国にはあまりに解決できない矛盾が多すぎる。 「これからは中国の時代じゃない」 長い目で見るとそうおもう。 私は中国脅威論者ではないが、 こう思わずにはいられない。 まだ同じ意見の人には数人しか出会ったことはないけれど、 この本に出会えてよかった。
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命懸けで国益のために奮闘する外交官の心意気に胸が熱くなるし、地理的に引っ越せないお隣さんなんだから上手くやらないと、って意見はとても分かる。分かるんだけどこればっかりはどうにもこうにも…。
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領事が見た、ということで、一次的資料(というのかな?)のような要素と政治的主張が絡み合っていて、そのあたりを分けて読めばなかなか面白い本ではないかと思います。中国のことを何も知らずに批判するのは一般的に許されることではないと思いますので、批判する前に是非。w
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話題性の高い本だったが、正直内容はさほどおもしろくない。中国に対する見方も「一般的」だし、上海総領事ならではの視点と言えるようなものもなかった。特に巻末の付録は最悪。中国人に歴史認識に関して責められた時の対処法マニュアル。こういうマニュアルなんてつくっているからいつまでも日中間に...
話題性の高い本だったが、正直内容はさほどおもしろくない。中国に対する見方も「一般的」だし、上海総領事ならではの視点と言えるようなものもなかった。特に巻末の付録は最悪。中国人に歴史認識に関して責められた時の対処法マニュアル。こういうマニュアルなんてつくっているからいつまでも日中間に歴史認識問題はなくならないのではないだろうか。
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よみやすくて、日中関係のことを以前よりも理解できる点がたくさんできました。 是非読んでみてください。 北京旅行の供でした。
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チャイ科は読んだほうが良いです。 今まで読んだどの中国関係の本よりも信じられる。 少なくとも今まで読んだ本のようにいぶかしい気持ちにはならなかった。 元上海総領事である著者が自らの現場での経験を基にして表したリアルな著作である。 中国を擁護するわけでもなく非難するわけ...
チャイ科は読んだほうが良いです。 今まで読んだどの中国関係の本よりも信じられる。 少なくとも今まで読んだ本のようにいぶかしい気持ちにはならなかった。 元上海総領事である著者が自らの現場での経験を基にして表したリアルな著作である。 中国を擁護するわけでもなく非難するわけでもなく いかがわしいデータなんかもとにしないで書いているからだ思う。 反日デモを見て中国人を毛嫌いする人がいたら読んでほしい。 「中国政府と中国人は別に考えていただきたい」 著者ははっきりとそう述べている。
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杉本信行 著「大地の咆哮、元上海総領事が見た中国」を読了。 久方ぶりに外交官の在るべき生き方に出会ったような気がする。こういう人材が、若くして亡くなられたのは誠に残念なことだ。 特に、かの国の深刻な水不足問題、農民や環境の問題への指摘は、示唆にとむ物であった。 我が国と中国...
杉本信行 著「大地の咆哮、元上海総領事が見た中国」を読了。 久方ぶりに外交官の在るべき生き方に出会ったような気がする。こういう人材が、若くして亡くなられたのは誠に残念なことだ。 特に、かの国の深刻な水不足問題、農民や環境の問題への指摘は、示唆にとむ物であった。 我が国と中国との関係には、「歴史と外交」の問題が大きく存在する。 「歴史」で「外交」をしてはいけない。 「外交」で「歴史」を論じてもいけない。 「歴史」で「外交」する最悪の例は、日本・中国・韓国・北朝鮮の例である。 「歴史」と「外交」はどこまでも別の問題でなければならない。 この事が、真の善隣友好につながると思う。
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隣国のすさまじい話がある中、日本のちょっといい話も載っていたりします。 総領事館の仕事っぷりは、確かにマスコミは宣伝していません。 悪い話しかニュースにならないってことですよね。 とんでもない日本人を保護し、お世話をやく、大変だな〜これを読む限り、私の印象はかなり変わりました。 ...
隣国のすさまじい話がある中、日本のちょっといい話も載っていたりします。 総領事館の仕事っぷりは、確かにマスコミは宣伝していません。 悪い話しかニュースにならないってことですよね。 とんでもない日本人を保護し、お世話をやく、大変だな〜これを読む限り、私の印象はかなり変わりました。 どんな場所だって、いいところ(人)も悪いところ(人)もあるんだよね。
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