サバイバル登山家 の商品レビュー
大好き本に認定しよう ぶんしょうだけにぶんしょううま! こんな玄人感満載のシャバくなさそうなキャラの人でも、最初は意外と凄みとかマウント思考、張り合いとかが動機で山に入ることがあったんやー。と思った。山で人とすれ違う時とか、自分はすごい登山(長期で、自力)してるからいちいち若干...
大好き本に認定しよう ぶんしょうだけにぶんしょううま! こんな玄人感満載のシャバくなさそうなキャラの人でも、最初は意外と凄みとかマウント思考、張り合いとかが動機で山に入ることがあったんやー。と思った。山で人とすれ違う時とか、自分はすごい登山(長期で、自力)してるからいちいち若干見下してる感が個人的には伝わってきてるように思っておもろかった なぜ自分が自然の中で生活するのが好きなのかを人に説明するするヒントになった。生物として生々しくいきたい、街の生活は地球のお客さんとして生きるてる感じがして息がつまる。たくましく強く生きたい。分かる。未開の地がない今どうして探検するのかっていうと自然の中に放り出された時の自分を知りたい試したいからだ。あとはちょっと承認欲求、イキリもある。 命懸けの緊迫したシーンが筆者のテンション感と共に伝わってきて、面白かった。この本を読むまでこの人がどんな過酷な探検をしたかって伝わらないの、探検ってほんと資本主義に向いてないというか、意味ない感すごいなー、けど、そこが良いんよ究極なぜ人は探検するかって!!カッコいい!!からだ。実益だけじゃない感じ。私もカッコよく面白く生きたいと思った 山へ行こう本を読もう岩を登ろう
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服部文祥さんのことは、着のみ着ままで入山してサバイバル生活するちょっと変わった人(あとすごくできた奥さんがいる)くらいの認識だったけど、この本を読んで確かな技術と経験を積んだすごい登山家なんだと認識を改めました。失礼しました。 個人的には冬の黒部登山のような本格登山の記録の方が楽...
服部文祥さんのことは、着のみ着ままで入山してサバイバル生活するちょっと変わった人(あとすごくできた奥さんがいる)くらいの認識だったけど、この本を読んで確かな技術と経験を積んだすごい登山家なんだと認識を改めました。失礼しました。 個人的には冬の黒部登山のような本格登山の記録の方が楽しめたが、最近は狩猟もされている様子。狩猟しながらサバイバル生活、には大変興味があるので、この後の服部さんの生き様も追っていきたい。
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生態系の輪の中に入りたい、山にはいるときは便利さを排除して、自分の命を危険に晒す覚悟を持ち、自然と対等に接したいという服部さんに共感する。
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地図で計画を立てて、その通りに整備された登山道を辿る、何をやっているんだろう?という疑問に対する、それは登山ではない、という一つの回答。 限られた資源を消費していくサバイバル登山が本当よ登山なのか?という疑問も残ったが。
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服部文祥さんの第一作目。 個人的には『狩猟サバイバル』や『ツンドラサバイバル』など哺乳類の狩猟要素が加えられた方からがもっと面白く感じますが、それらを読むためにまずここから読み始めた方が次回作をより面白く感じれると思います。
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著者の本としては傍系であろう小説『息子と狩猟に』や家庭生活を綴った『サバイバル家族』、書評本『あなたは読んだものに他ならない』を読んだあと、第一作にあたる本書を読んだ。 全三部の約250ページ。「Ⅰ サバイバル登山まで」は章題のとおりサバイバル登山を実践するにいたるまでの心理的...
著者の本としては傍系であろう小説『息子と狩猟に』や家庭生活を綴った『サバイバル家族』、書評本『あなたは読んだものに他ならない』を読んだあと、第一作にあたる本書を読んだ。 全三部の約250ページ。「Ⅰ サバイバル登山まで」は章題のとおりサバイバル登山を実践するにいたるまでの心理的な動機やその原型であるフリークライミング思想、背景のひとつである屠畜に関する体験などを語る。「Ⅱ サバイバル登山」が本書の核心でもっとも長く、実践編にあたる。初回のサバイバル登山である1999年の南アルプスでの活動を綴る「サバイバル始動」、具体的な手法についてもっとも多く紙数を割いた「サバイバル生活術」、執筆時点でおそらくサバイバル登山として最大の試みである「日高全山ソロサバイバル」の3パートにわかれる。「Ⅲ 冬黒部」はサバイバル登山を離れて冬の黒部を舞台にした三回の登山活動について記している。第三章は「サバイバル登山」から離れ、「僕のなかではサバイバル山行と黒部横断は同じベクトルをもっている」としながらも余録に近いものだと思えた。 「サバイバル登山」の活動内容を知らしめつつ、その精神的な背景を描き出すエッセイ集である。先のとおり第二章にある「サバイバル生活術」などを中心に具体的な実践方法についても記載はされているが技術的な話は主ではない。想像していたよりも「サバイバル」より、どのような「登山家」であるべきかを考えることに重きが置かれていた。本編のピークといえる「日高全山ソロサバイバル」もラジオを携行するなど著者自身が語るとおり厳密な「サバイバル登山」を実践することにはこだわりがない。旅の途中で遭遇する学生に食糧をたかるくだりでは虚をつかれる思いもした。「サバイバル」要素だけであれば先に読んだ(出版順でいえば逆で時期的には10年以上あとになる)『サバイバル家族』のほうがそのエッセンスが詰まっていると感じた。 どのように登山すべきかについての考え方は、著者が親交をもつ角幡唯介氏にとっての探検のありかたとも相通じる。地図上の空白地帯が存在しなくなり、技術の進歩によって過去に比べれば登山や探検のハードルが下がった現代、だからこそ個人個人が本質的な行為がなにかを問うて行動する必要に迫られる。著者にとってのその答えが「衣食住のできるかぎりを山の恵みでまかなう」「サバイバル登山」だった。「都市型生活をする人々は地球環境にとってどこまでもゲストである。自分がこの星のお客さんだと知るのは悲しいことだ」「僕らの時代はただ生きているだけでは、何の経験も積み重ねることができない時代なのだと信じていたのだ」といった他の著作でもみられる痛烈なコメントには、自分の弱さを見透かされたようで、やはりどきりとさせられてしまう。 本書内でもっとも魅力を感じたのは「序章 知床の穴」と、先にも触れた第二章のラストにあたる「日高全山ソロサバイバル」だった。とくに「日高全山」は登山出発までの著者が所属する会社でのトラブルや、数少ない妻との会話シーンも良く、日勝峠を始点にはじまった旅の終点である襟裳岬に到着するラストでは、自分自身の旅が終了したかのような感慨があった。
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黒部横断の章は、読んでるだけで寒気が伝わってくるようだった。描写の緻密さのせいだろうと思う。 日高山脈縦走の章がとても良かった。相変わらず自然に対するフェアネスと自分の体力その他の限界との間で揺れて葛藤している。 襟裳岬に到着したときの戸惑いにはじーんときた。
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登山で身を立てるにあたって、未踏峰、未踏ルートではなく、以下に自然のままに立ち向かうかを重視して行ったのが著者。K2の伝統的な登山隊に参加してある程度既存の権威への免疫を獲得した以降は、黒部などでできるだけ装備を持たない、あるいは食べ物も岩魚釣りで確保していくという方向に突き進ん...
登山で身を立てるにあたって、未踏峰、未踏ルートではなく、以下に自然のままに立ち向かうかを重視して行ったのが著者。K2の伝統的な登山隊に参加してある程度既存の権威への免疫を獲得した以降は、黒部などでできるだけ装備を持たない、あるいは食べ物も岩魚釣りで確保していくという方向に突き進んでいく。
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社会が築き上げてきたものを「フェアじゃない」って感じるのはどこからくるものなんだろうか。登山中の悪戦苦闘や乗り越えた際の達成感の描写は面白いんだけど、著者が常に向き合っている自然/文明との関わり方に共感できず、のめりこめなかった…。 文章的には、専門誌に掲載されていたものだけに専...
社会が築き上げてきたものを「フェアじゃない」って感じるのはどこからくるものなんだろうか。登山中の悪戦苦闘や乗り越えた際の達成感の描写は面白いんだけど、著者が常に向き合っている自然/文明との関わり方に共感できず、のめりこめなかった…。 文章的には、専門誌に掲載されていたものだけに専門用語が多く、ところどころ詰まってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
☆なかなか興味深い。自分の弱さなりを開示しているのは、一種の照れであろう。 (著作 『ツンドラ・サバイバル』、『狩猟サバイバル』、百年前の山を旅する 県立 市立'10 狩猟文学マスターピース 県立 市民 市立'11)
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