君主の誓い の商品レビュー
若きエマンド国君主ザ…
若きエマンド国君主ザヤドは、知らされていなかった妹の存在を知り、アメリカに会いに行く。そこで妹の親友と恋に落ちる。もっと、国王が世間ずれしていたら面白かったと思う。
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったです。 以前、読んだ作品の姉妹編ということで、是非とも読みたいと探したものの、既に在庫切れとなっていました。諦めきれず、図書館で取り寄せて読みました。 ヒロインのマライアは過去に夫に裏切られ離婚、深く傷ついたという経緯があり、夫の横暴と裏切りに苦しむ女性たちを助けるために、弁護士になりました。 誰からも頑なに心に鎧を着せて寄せ付けようとしなかった彼女。そんな彼女の前に現れたのはファンダルという中近東系の謎めいたハンサムな男でした。 しかし、このファンダル、実は砂漠の国の国王だという秘密があり、ある目的があってマライアに接近してきて―。 ファンタル(ザヤド)にもまた前妻に裏切られたという過去があります。互いに過去に傷を負った男女が出逢った時、散る火花は熱く哀しいものになりました。 個人的にはザヤドという男性は、そこまで傲岸でもなく、マライアにある目的があって近付いたということを常に申し訳なく思っていたところなど、優しい人なのだなと好感が持てました。
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適度な傲慢ヒーローでした。マライアの親友&ヒーローのイ妹ジェーンのお話も楽しみ。 ****************************** 男性不信のマライアは最近隣に引っ越してきたザヤドと正面衝突したとき、彼の異国の王を思わせる堂々とした風貌に魅せられる反面、体全体からみ...
適度な傲慢ヒーローでした。マライアの親友&ヒーローのイ妹ジェーンのお話も楽しみ。 ****************************** 男性不信のマライアは最近隣に引っ越してきたザヤドと正面衝突したとき、彼の異国の王を思わせる堂々とした風貌に魅せられる反面、体全体からみながきる自信と傲慢さに反感を抱いた。ある日、マライアは浴室で転倒し動けなくなったため、助けを求めて大声でルームメイトを呼んでいると、物音を聞きつけたザヤドがやってきてしまった。
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