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もしも、私があなただったら の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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2023/03/15

41再読でしたが、社会の最前線で懸命に戦った企業戦士のこれからの人生。こういう後半戦ならぜひ経験したかったです。お幸せに。

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2022/05/05

伏線とか、あんまり関係なく、昔からの知り合いの女性←めちゃ美人でいい女!と相思相愛で、いい歳になってから腰が痛くても優しく受け入れてくれて、いろいろ疑ってみたけど本当にうまくいきそうだ、という話し。 大人の恋愛っていうか、性愛。 もちろんそれも込みだからいいんだけど、友達のそうい...

伏線とか、あんまり関係なく、昔からの知り合いの女性←めちゃ美人でいい女!と相思相愛で、いい歳になってから腰が痛くても優しく受け入れてくれて、いろいろ疑ってみたけど本当にうまくいきそうだ、という話し。 大人の恋愛っていうか、性愛。 もちろんそれも込みだからいいんだけど、友達のそういう話は聞かなかくていいので、他人のあるかもしれない惚気を聞いたようなそんな本?

Posted byブクログ

2021/01/18

既婚者が子供が欲しいので1ヶ月傍に置いて下さいって来た。旦那が浮気してるとはいえ旦那が子種が無いとはいえ そんな女は嫌いなので読むの辞めた 中年男の最後の恋がこれか

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2021/02/27

☆R020318ジャム会沢さん推薦 企業不正経理の詳細な記述→別に伏線ではない 福岡の情景描写→読んで実際に行きたくなる感覚なし 筆者1958年生まれ・2006年4月初版 藤川啓吾 離婚・会社退職・福岡大名界隈でバー「ブランケット」・49歳・176センチ70キロ・理想体重67...

☆R020318ジャム会沢さん推薦 企業不正経理の詳細な記述→別に伏線ではない 福岡の情景描写→読んで実際に行きたくなる感覚なし 筆者1958年生まれ・2006年4月初版 藤川啓吾 離婚・会社退職・福岡大名界隈でバー「ブランケット」・49歳・176センチ70キロ・理想体重67キロ 腰痛→体重を減らして改善・病院の先生を見返してやる 神代(くましろ)美奈 企業時代の同僚の妻・同僚は不正経理で逮捕状・不倫相手30歳の若い子 P40 啓吾は棚の奥から一本のボトルを取り出した。フィンドレーター21年。フィンドレーターはスコッチの中で彼が一番気に入っている銘柄だ。 啓吾の店から最寄りの赤坂駅までは歩いて4分程度の距離 大濠公園 桜の花びらの図案 黒田長政が福岡城を築城する際に、博多湾の入り江であった地を外堀として利用 三島が4つの橋で結ばれている  さみしさは味も色もない毒薬だ―と美奈はさきほど言っていた。たしかにそうなのかもしれないと、啓吾は思った。考えてみれば自分だって、日暮れ前の午後にこんなふうにうたた寝をしたことなど、この六年間ついぞなかった気がする。→☆寂しさ・孤独を常には感じなくなった自分・毒だから一時苦しくなるときある。 …さみしさや孤独が味も色もない毒薬であるならば、こんなふうに些細な縁であっても男と女が共に過ごす時間は、その毒を解毒する特効薬に違いない。 空港で骨折・帰郷できず 共に温泉旅行へ …家族風呂に入らない?  十分近く過ぎて、やっと美奈が浴場に入ってきた。  病室で初めて目にしたときも、長い髪を後ろで縛った美奈はひと際きれいだったが、今夜の彼女は髪を頭頂部でまとめ上げてうなじをすっかりあらわにしていた。容貌は言うまでもなく、細い首筋から肩、背中にかけてのラインはまさに見惚れるほどの艶やかさであった。  その美奈が湯船に背中から身を沈めたかと思うと振り向き、たわわな乳房を惜しげもなく晒しながら啓吾に抱きついてきたのだ。  せっかくおとなしくなっていた啓吾の股間は瞬く間に勢いを取り戻してしまった。 神代夫と啓吾 創業120年のこの名門企業を自分の手で潰すつもりか?と言われて目をつぶった。・きっと戦争をやった連中もきっとこんな感じだったんだろうなって思うくらいだ。→☆名門会社が廃業・意味があるのは思い入れのある人だけ・その商品がなければだめなら社会が自然発生させる・自分が廃業に接したときに思い出すことR020419 …さながら磔状態の美奈 1時間近く美奈を翻弄(ほんろう) ぐしょ濡れの状態 喃語のような声  赤坂駅まで歩いているあいだ、股を動かすたびに恥骨のあたりがしくしく疼いた。(うずいた)並んで歩く美奈にそのことを告げると、「実は、私もさっきからすっごい痛いのよ」 彼女は眉間を寄せ、ほんとうに辛そうな声で呟いたのだ。(つぶやいた)  美奈と丸一日さんざんセックスをしてみて、啓吾はもしや、と思い当たることがあった。  この数年、自分を悩ませてきた腰痛の真の原因は、セックスの足りなさにあったのではないかと。人としての本質的な営みであるセックスが不足するというのは、要するに腰部のしかるべき機能の一部を錆びつかせるということだ。結果、腰の能力は次第に退化し、筋肉組織も脆弱化してしまう…。

Posted byブクログ

2018/06/24

【あらすじ】 6年前に会社を辞め、郷里の博多に戻ってきた藤川啓吾。小さなバーを経営する現在の彼には、どうしようもない孤独と将来への漠たる不安があるだけだった。そんな彼のもとへ、ある日、会社時代の親友の妻・美奈が突然訪ねてくる。ほろ苦い過去を引きずりながら再会した啓吾に、美奈は驚く...

【あらすじ】 6年前に会社を辞め、郷里の博多に戻ってきた藤川啓吾。小さなバーを経営する現在の彼には、どうしようもない孤独と将来への漠たる不安があるだけだった。そんな彼のもとへ、ある日、会社時代の親友の妻・美奈が突然訪ねてくる。ほろ苦い過去を引きずりながら再会した啓吾に、美奈は驚くような相談を持ちかけてきたのだった―大人の男女が互いに愛し合うとは一体どういうことなのか?誰もが悩む恋心と性愛との不可思議な関係を卓抜な言葉で解き明かす傑作の誕生。 【感想】 もしも、私があなただったら、こんな私のことを置いていったり絶対にしない。そんな言葉を投げかけられたら、わたしはどうするだろう。きっと、主人公のようには置いていけないだろうと思った。たとえいけない関係であっても、その人の心が壊れそうになっていたら、わたしは放っておけるだろうか。いや、できないと思う。手を差し伸べてしまうと思う。これは男と女の考え方の違いなのだろうか。あと、作中に、さみしさは味も色もない毒薬だ、とあった。これにはすごく共感させられた。さみしさには慣れてしまう。慣れてしまうけれど、一度温もりを覚えるとさみしさが毒薬であることを思い知る。それが自分を蝕んでいたことを。男女が共に過ごすことがその特効薬であるに違いないと、主人公は、美奈と過ごしているその時間に思う。わたしも誰かと過ごしているその時間、独りでいる時よりすごく心が安らぐ。たぶんそれと同じなのではないかと思う。もしも、私があなただったら、のあとに続く言葉は願うことでもある。こうして欲しい、そう相手のために願う。もしも、あなたが私だったら、も同じだ。誰かを想って願うことって素敵なことだと思った。たとえそれが叶わないことでも、現実的なことではなくても、相手のためを想って願うことって素敵だなって。でも、それとは反対に、誰かと関わりを持つというのは、相手と繋がった瞬間にその相手を裏切り始めることでしかないのかもしれない、と、主人公が思ったシーンがあった。それは悲しい考え方だなと思ったけれど、本当のことでもあるのかもしれない。裏切りのない愛もなく、愛のない裏切りも恐らくない。主人公は少し怯えている部分もあるのかもしれないが、愛することと裏切りってすごく密接に関係しているのは否めないなと思った。後半はほとんど夫婦間のこと、子どものこと、それから主人公の過去そして未来のことが描かれていた。主人公は自分の意思を貫き、会社を辞め、お店を立ち上げた。一方で同僚はその会社に勤め続け、悪いことをしていると知りながら辞めず、結果捕まることになってしまった。そして、子どもの産めない身体ということもわかり、美奈ともうまくいかず、病に倒れた。美奈に見限られたとわかった時から、もう他の女性に愛を求めた。これが裏切りだとわたしは思った。世間一般にいう浮気だ。美奈も子どもが欲しくて他に愛を求めた。これも浮気だ。それでも2人は結婚したまま。わたしはそれが不思議でならなかった。この二人にはまだ補い合うものがあったのだろうか。二人にはそれぞれ何か欠けていたものがあったのだろうか。わたしだったら離婚する。もう2人の間に愛はないのに。あるのは裏切りだけなのに。主人公はそんな2人を見て、複雑な気持ちになっただろうと思う。特に美奈に想いを寄せ始めていたから尚更だ。わたしはこの本が、一体何を訴えかけているのかわからなくなってしまった。作中に、ひとつ気になる文章があった。それは、人間というのは、悪事を働こうとすれば自分が思っている以上の悪を働き、善事を行なおうとすれば、いくら励んでもなかなか真実の善にならないーそんな哀れな生き物であるに違いない。という一文だ。これには確かにそうだなあと、納得した。この本は、男と女の愛、それから社会の厳しさなど、様々なことが書かれていて、とても勉強になった気がする。

Posted byブクログ

2016/01/09

恋愛?というよりは生き方にカテゴライズしたい。でもどの生き方も、うーん…同調できないな、って感じ。 好きな人のことはとことん信じないと!って話なのかな…

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2015/07/18

相変わらず、会社のごたごたがありながら運命の人と結ばれる話。もしも私があなただったら、どうするか、どうしてほしいか。たしかに、通い合った心は、もはや俺のものでも彼女のものでもない、まったく別の一つの心なのかもしれない。

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2013/08/19

この作品の舞台も福岡。 光文社の出す本らしいエロティックな描写が結構読ませるところ。渡邊淳一の作品ほどではないだろうけれど、同年代の男女には受けるのかも、、、 いい女がこんなに登場しては、やっぱり絵空事になるなあ。

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2013/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 夫が浮気しているからって、それを無視して自分が男の出入りを激しくするとか、 好きだった人のもとへ走るとか、違うでしょうと思う。子どもまで産もうとしているのなら きちんと離婚してからすべきでは?・・・なんて現実的に考えては おもしろく読めないだろうか。  複雑な話のようで、実はシンプルだった気がする。

Posted byブクログ

2012/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長く勤めていた会社が、不正経理のため刑事告発をうけ、逃げるように会社を辞め、 東京から博多へうつりすんだ、敬吾。 あれから6年という歳月が経ち、 ある日突然、不正経理にかかわっていて今や逮捕寸前の神代、の妻、美奈から連絡があった。 6年ぶりの親友の妻との再会。 再び燃え上がる気持ち。美奈への入り交じる不信感と愛情。 なんだこの話は。 すっきりしねー)^o^(

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