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死体闇取引 の商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2022/03/29

大した厚さじゃないけど 内容が内容なので一気読みは無理でした。 興味深い世界だった。 個人的には死後の自分のことも心配だけど 身近な人を「売り物」にされる周囲が1番辛いな、と。(当たり前だけど) 今後移植手術とかになったら 安心か心配になってしまう…。 (感染しないか、とか合...

大した厚さじゃないけど 内容が内容なので一気読みは無理でした。 興味深い世界だった。 個人的には死後の自分のことも心配だけど 身近な人を「売り物」にされる周囲が1番辛いな、と。(当たり前だけど) 今後移植手術とかになったら 安心か心配になってしまう…。 (感染しないか、とか合法なのか、とか) 海外のもので、様々な事例が書かれているからこそ 物語っぽくも読める。 好みは分かれるだろうが 私はそのほうが最後まで読めてよかったかな。

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2019/10/07

アメリカにおける死体の闇取引(ボディブローカー)のドキュメント。 内容は「ほ~!」って思ったけど文章がめちゃくちゃ読みにくかった~。苦手な感じの文章で読むの疲れた~。 で、内容 医学の発展と解剖とは切り離せない。 まあ最初は墓場から彫り越して死体を調達してたのが 葬儀屋とつ...

アメリカにおける死体の闇取引(ボディブローカー)のドキュメント。 内容は「ほ~!」って思ったけど文章がめちゃくちゃ読みにくかった~。苦手な感じの文章で読むの疲れた~。 で、内容 医学の発展と解剖とは切り離せない。 まあ最初は墓場から彫り越して死体を調達してたのが 葬儀屋とつるんで(葬儀屋自身が首謀だったりもある)死体を調達したり、販売したり、善意の献体を売りさばいたり…とまあなかなかヒドイ。 需要と供給 死体の需要はかなり多いらしい さらに最近では移植や骨で部品を作ったりと何かと必要らしい。 海外では土葬がメインで日本では火葬 日本でこんなことあってほしくないけどどうなんだろ? 死んだあとの肉体はただの肉体なのか? そこに人としての魂はない だけどパーツに分けられて医師の解剖セミナーでさらされるのは正直いって嫌だな~ なんだろね、この嫌悪感 お金で売られるから嫌なのか? 尊厳が失われるようで嫌なのか? そこはちょっとうまく説明できなけど 現代にもグールはいる それは食べるのではなくてお金という手段のために死体をくすねる 人の死体がお金になる 死体ビジネスというこの古くて新しいビジネスは おそらくこの先も続く 需要がある限り

Posted byブクログ

2015/08/16

アメリカにおける死体の裏マーケットのノンフィクションです。 元々の遺体を提供する側は、献体として無償で引き渡して、学術などのために使われると思ったら、いつの間にかブローカーに売却されて商品にされて売られている。 すべて献体の話ではなく、近代の墓荒しから、葬儀屋の窃盗まであったりす...

アメリカにおける死体の裏マーケットのノンフィクションです。 元々の遺体を提供する側は、献体として無償で引き渡して、学術などのために使われると思ったら、いつの間にかブローカーに売却されて商品にされて売られている。 すべて献体の話ではなく、近代の墓荒しから、葬儀屋の窃盗まであったりするので、十把一絡げに扱えませんが。 外科医の研修用や最新機器のデモンストレーションはまだしも、死体から取り出して特に精査もせずに移植に使うっていうのがすごくずさんなんだなとは思いました。 比較的古い本なので、今は違うかもしれませんが、結構な割合で出元を知らないで使ってたり、提供する企業側もろくにチェックしないという状況のようです。 あと、アメリカでの火葬の方法が日本と違うんだなということに驚きました。 ダンボール製の棺に入れて燃やして骨壷に納める(それも粉砕)までが業者の仕事になっていると。 日本の場合、火葬にするまでずっとついて、最後にお骨を拾うので、こういうことはなかなか難しいでしょうね。 窃盗はもとより、学術のために無償で献体したのに、それでビジネスにされたら、やられた方はたまったものではないでしょうね。

Posted byブクログ

2012/11/20

死後間もない遺体がブローカーによって横流しされ、研修に使用されたり、医療機器メーカーによる実演販売に使用されたり、パーツとして加工されたり、まるで日用品のような「モノ」に変化していく。例え善意の献体であっても、莫大な利益をもたらす「モノ」として横流しされ、行き着く先は当人も家族も...

死後間もない遺体がブローカーによって横流しされ、研修に使用されたり、医療機器メーカーによる実演販売に使用されたり、パーツとして加工されたり、まるで日用品のような「モノ」に変化していく。例え善意の献体であっても、莫大な利益をもたらす「モノ」として横流しされ、行き着く先は当人も家族も知らないことがたくさん。利益が大きいだけに「死体ビジネス」は耐えることなく広がっていく現状。数ヶ月前、新聞の一面で見たなぁ、と思い何となく手にした一冊です。現時点で行われている「ビジネス」は、今はまだアメリカや一部地域のことだけど(日本の葬儀システムには、死体を掠め取る余地がない)その恩恵に与ることはありそう…と、少々複雑に。ただ加工された汚染医療パーツによる細菌感染は、遭ってもおかしくないかも。これはかなり怖いかも。

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2009/10/04

すごい表紙で、電車で読むのはちょっと恥ずかしかったです。でも読んだ。表紙もつけずに。(めんどくさがりも大概にしろ) ネタとしては面白かったですが、読み物としてはあまり楽しくありませんでした。被害者や加害者が、主観を入れまくって描かれているので、せっかく事細かにとった取材データが...

すごい表紙で、電車で読むのはちょっと恥ずかしかったです。でも読んだ。表紙もつけずに。(めんどくさがりも大概にしろ) ネタとしては面白かったですが、読み物としてはあまり楽しくありませんでした。被害者や加害者が、主観を入れまくって描かれているので、せっかく事細かにとった取材データが現実味を帯びていないというか・・・・ ただのグロい小説みたいな印象を受けました。 それにしても、死体ってほんとにこんな高値で売れるんですかね〜。 どこぞの国に行けば、いくらでも転がってそうな印象ですがね。

Posted byブクログ

2009/10/04

火葬場から死体をかすめとる葬儀屋の例、献体された遺体をブローカーに横流す大学医学部。いずれも実際に摘発された事例を元に死体が如何に商売道具として販売されてゆくかが描かれている本。最近読んだナイム『犯罪商社.com』(光文社/2006年)のことを思い出さずにはいられなかった。今はロ...

火葬場から死体をかすめとる葬儀屋の例、献体された遺体をブローカーに横流す大学医学部。いずれも実際に摘発された事例を元に死体が如何に商売道具として販売されてゆくかが描かれている本。最近読んだナイム『犯罪商社.com』(光文社/2006年)のことを思い出さずにはいられなかった。今はローカルな死体ドロの事件だが、彼らの組織がグルーバル化したら?中国やインドでは結構前から死体ビジネスが問題となっているし、最近はイラクがその仲間入りをしたみたいなんだけど、そういった国々からの死体の「輸入」を考え始めたら?この本の最後あたりでは死体を使った商売が合法ビジネス化しようとしている姿が描かれているけど、既に国際的な遺体や臓器の取引ルートが出来てるなんてハナシもある。そういうグルーバル方面への追求が薄いのはちょっと残念。あと日本はどうなってるのかな?特に大学病院方面があやしい感じがするんだけど・・・

Posted byブクログ