ブログスフィア の商品レビュー
顧客とのコミュニケーションツールとしての企業ブログの可能性について説いており、サービス業に与る者にとっても、オンラインコミュニケーションについてのリテラシーを高めることができ、有用です。 ■横国大附属図書館所蔵データ http://opac.lib.ynu.ac.jp/cgi-...
顧客とのコミュニケーションツールとしての企業ブログの可能性について説いており、サービス業に与る者にとっても、オンラインコミュニケーションについてのリテラシーを高めることができ、有用です。 ■横国大附属図書館所蔵データ http://opac.lib.ynu.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?isxn=4822245292
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本書のタイトルである「ブログスフィア」とは 「ブログ(blog)」+「スフィア(sphere)」=「ブログスフィア(blogosphere)」 意味は【すべてのブログによって構成されるコミュニティ】を表しています。 ブログの利用者(ブロガー)は、お互いのブログを読んだり、リン...
本書のタイトルである「ブログスフィア」とは 「ブログ(blog)」+「スフィア(sphere)」=「ブログスフィア(blogosphere)」 意味は【すべてのブログによって構成されるコミュニティ】を表しています。 ブログの利用者(ブロガー)は、お互いのブログを読んだり、リンクを張ったり、参照したり、コメントを投稿することで、密接に連携し合う。そのためブログが結び付いてできたコミュニティは、独自の文化が育つ。 本書の内容は、そのブログを使ってアメリカ企業を変えた100人のブロガーたちを紹介しています。 その一人が本書の著者であり、当時マイクロソフト社員であったロバート・スコーブルです。 マイクロソフト社員はマイクロソフトの企業イメージをブログで変えました。 以前のマイクロソフトの企業像といえばこうだ。 競争相手を容赦なくなぎ倒し、検察を相手に法廷で争い、消費者にはセキュリティが脆弱で欠陥だらけの押し付けているとみなされてきた。 マイクロソフト=悪の帝国と言われることさえあった。 そこで一人の社員が「僕はマイクロソフトの社員だ。話しだったら何でも聞くよ。」、「僕らだって生身の人間であり血が通っているんだと示そう」という理由から、上司や法務部に許可を得ずにブログを始めた。 顧客にとって大切なのはこのような双方句のコミュニケーションだったのだ。 次第に社員ブロガーは増えていき、「悪の帝国」の使者の言い分に人々が興味を持った。 このような企業の社員と外部の人間が交流を持つことで 同社のイメージはかなり和らいだと思う。 信頼は誠実な交流によって得るのもであることは間違いないでしょう。 現在もマイクロソフトは色々な問題を抱えているが以前のように「悪の帝国」などという人は少なっているはずだ。 この本の原題は「Naked Conversations(裸の会話)」といいます。 消費者に向けての、「広告」という一方的なコミュニケーションではなく、 ブログなどを用いた 「会話」という双方向のコミュニケーションで消費者との信頼関係を築くことが 21世紀のコミュニケーションではないでしょうか。
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友達から貰ってから読んでいなかったがようやく読む。読んでいなかったのがもったいなかった。面白い。英語を日本語に訳されているにもかかわらず、読みやすい。そしてなにより、ブログをビジネスで活かす考えが簡単に書かれている。ビジネス上のことを書くにしても、固く考えずに気さくに書くこと。間...
友達から貰ってから読んでいなかったがようやく読む。読んでいなかったのがもったいなかった。面白い。英語を日本語に訳されているにもかかわらず、読みやすい。そしてなにより、ブログをビジネスで活かす考えが簡単に書かれている。ビジネス上のことを書くにしても、固く考えずに気さくに書くこと。間違いがあればすぐに訂正すること(消してはいけない)。率直に書くこと(守秘義務を超えない範囲で)。 ブログとはいえ、ふだんのコミュニケーションと同じこと。ツールが変わっただけで、普段周りの人と接するようにすればいいということだと思う。
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アメリカやヨーロッパ各国の司法から独占禁止法違反の疑いで訴訟が相次いでいた頃のマイクロソフトで、社員ブログによって直接ユーザとのコミュニケーションによって企業イメージを改善した著者が、企業のコミュニケーション手段としての企業ブログの効用を説いた本。2006年の出版なんでちょいとふ...
アメリカやヨーロッパ各国の司法から独占禁止法違反の疑いで訴訟が相次いでいた頃のマイクロソフトで、社員ブログによって直接ユーザとのコミュニケーションによって企業イメージを改善した著者が、企業のコミュニケーション手段としての企業ブログの効用を説いた本。2006年の出版なんでちょいとふるい感じはあるけれど。MSは、一部ユーザから悪の帝国呼ばわりされてたよなっていう。 社員による、企業名を明らかにしたブログということで、広い意味でのマーケティングツールとしてとらえたブログについての事例が紹介されている。たくさんの事例がでていて前半は面白く読めたけど、後半はダレるな。
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ブログ界で名を挙げるには、自分のタレント性をいかに育むことが大事だ。しかし、ヒトには器量というものがあるので、背伸びをし過ぎないよう注意も必要だ。
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会社の企業ブログを書いているので参考にしようと読みましたが、読みながらいろいろ考えさせられました。WEB2.0を実感できる本です。
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平成19年の夏からブログを書いていますが、このブログを書くことが社会にどんな影響を与えるのかをまとめたものが本書です。アメリカでブログがもとで起きた現象をまとめていますが、 ?ブロガーが見たもの、感じたことが信頼され、HPでの情報リリースのインパクトは低下していく ?ブログは基本...
平成19年の夏からブログを書いていますが、このブログを書くことが社会にどんな影響を与えるのかをまとめたものが本書です。アメリカでブログがもとで起きた現象をまとめていますが、 ?ブロガーが見たもの、感じたことが信頼され、HPでの情報リリースのインパクトは低下していく ?ブログは基本的には行政や企業の意のままにならない。 などがまとめられています。 ブログの書き手として、 ?偽情報は流さない。流したらすぐ訂正する。 ?自分の主義、意思をきちんと伝える。 ?自社の商品・サービスの売り込みはしない。 をきちんと守って運用したいと思いました。
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ブログを通じて世界を相手にする中小企業や、ヨーロッパ、日本の事例がたくさん紹介されている。著者はブログを通じてマイクロソフトのイメージを根本的に変えることに成功したとか。低コストで大きなレスポンスを得ることができる現代の魔法の杖、、、ブログの秘密に迫ってみよう。
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企業ブログの実例が紹介されていてなかなか面白い。日本での事例が今後たくさん紹介されるようになるのかなあ。
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気楽に読めるブログ考。今の時点でブログの影響を判断するのは難しいが、大きな影響を与えているのは事実。それを良くも悪くもするのは、最終的には自分自身?
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