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The MANZAI(3) の商品レビュー

3.8

64件のお客様レビュー

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2009/10/04

転校生の瀬田歩はある日の放課後、同級生の秋本貴史に呼び出される。ガタイのいい秋本に因縁をつけられるのかと思いきや、彼の口から飛び出した言葉は「おれとつきおうてくれや」。「そんな趣味はない」と慌てふためく歩だったが、どうやらそれは漫才コンビのお誘いのようで――? 学校の文化祭で二人...

転校生の瀬田歩はある日の放課後、同級生の秋本貴史に呼び出される。ガタイのいい秋本に因縁をつけられるのかと思いきや、彼の口から飛び出した言葉は「おれとつきおうてくれや」。「そんな趣味はない」と慌てふためく歩だったが、どうやらそれは漫才コンビのお誘いのようで――? 学校の文化祭で二人の漫才は成功をおさめた。漫才はもう嫌だと拒否する歩に、今度は商店街の夏祭り特設ステージで漫才をしようと主張していたが、夏祭りそのものの存亡が危うくて……。 普通って何なんだろう。 あさのあつこの本は、本当に自分が中学生くらいの時に考えていたことを書いてくれる。 この本を読んでいる最中は、主人公の歩の往生際の悪さにちょっとイライラしてしまうけど、それが自分が実際にそういう立場におかれたら、歩よりもずっと度胸のない真似をしてるだろう。 もしもこの本を主人公と同じ14歳の時に読んだとしたら、「秋本」という存在の大きさが逆に胡散臭く感じられたかもしれない。それくらい、14歳の自分は他人を、自分を信用してなかった。所詮小説はフィクションで、実際にはこんなことは有り得ないのだ、そう思っていただろう。 14歳だった頃からもう随分経って、あの頃の自分を客観的に見れるようになった。そういう目で振り返ると、秋本が傍にいる歩が羨ましくてたまらない。 傷付くことが恐くてたまらなかったあの頃に、剥き出しの好意をぶつけることのできる秋本は、なんて強い人間なんだろう。そんな人間が、小説の中の話だけではなくて、共に話、共に笑っていられる場所にいたなら、きっと私の人生は大きく変わっていただろう。 今の私でも、好意を剥き出しにするのは恐くてたまらない。でも、恐がってばかりではいられない、と思わせてくれる。

Posted byブクログ

2009/10/04

さて、この子たちはいつになったら漫才を見せてくれるんでしょうか?可愛いけれど、このテンションに飽きてきた。歩がなかなか前に進まないので読み進めるのがだるい。次巻の展開に期待。

Posted byブクログ

2011/07/18

あさのあつこのThe manzai 3を読みました。The manzaiのシリーズの3冊目でした。主人公の歩と相方の貴史の掛け合いに笑いながら、あっという間に読み終えてしまいます。今回は歩の片想いのメグちゃんが悩み事を抱えていて、発光美少女の魅力が半減でしたが、歩にもチャンスがあ...

あさのあつこのThe manzai 3を読みました。The manzaiのシリーズの3冊目でした。主人公の歩と相方の貴史の掛け合いに笑いながら、あっという間に読み終えてしまいます。今回は歩の片想いのメグちゃんが悩み事を抱えていて、発光美少女の魅力が半減でしたが、歩にもチャンスがあるかな、と思わせる展開で期待が高まります。同級生たちの行動や会話も面白く、次回作が楽しみです。

Posted byブクログ

2009/10/04

書店で、あれ?これって、おいてある場所、ちがううんじゃない?と毎回思ってしまうほど、ナチュラルに萌えます!!カテゴリにも困る(笑)

Posted byブクログ