The MANZAI(3) の商品レビュー

あさのあつこ【著】

2011/07/17

自分のホンネを口にすることにひどく神経質になってしまう気持ちっていうのは結構共感できる。だけど、まわりの仲間たちが爽やかすぎ。これだけ心地よい同年代の友達なんてそうはいないです。

2009/10/04

内容（「BOOK」データベースより）
漫才コンビ結成を拒否し続ける瀬田歩。彼はある日、病院の廊下で萩本恵菜を見かける。暗い表情で歩く美少女・メグの身に、いったい何が?一方、歩を口説き続ける秋本貴史も難局に直面していた。特設ステージでの漫才を目論んでいた夏祭りが、中止になりそうなのだ。歩、貴史、メグ、それぞれの想いを乗せ、夏の日は過ぎゆく―。大人気青春小説シリーズ、待望の第三弾。

2009/10/04

The MANZAIの３巻。
面白いし続きが気になっちゃうからついつい読んじゃう作品。

２巻の終わりでやっと歩がやる気になったから…と思っていたら３巻ではまた歩が駄々を…笑
でも本格的にロミジュリの活動始まってきました。

そしてこの巻では周りの友達の変化が…！
とくに高原くんと森口さんおめでとう！
高原くんの告白よかったな〜まさか下心の話題から告白になるとは！
皇帝ペンギンが個人的にツボでした。笑
篠原さんと蓮口くんもあと少しかな？とついつい期待しちゃいました。
歩も頑張れ！と思ってた矢先に恵菜にも事件が…
と変化のある巻でした。

あさのさんの書く会話ってホントにリアルですごくいきいきしていると感じました。
あとこういう終わり方好きだな〜
続きがすごく気になっちゃいました。

さて次は４巻よまなきゃ

2013/03/01

本当にさくさく読めるなあ。軽いっていう意味じゃなく、リズム感がよい。漫才というか、言葉の掛け合いって文字にすると途端に平坦に見えてつまらなくなってしまう気がするんだけれど、それがほとんどない。会話もさることながら、歩の呟きのような地の文も、本当にリズムがいい。

しかし、急展開ですね。秋本と恵菜はどうなるんだ。
てか、腐女子大興奮度が増してないですか…この作品はそういう目線で読まれたくないけど、ここまではっきりと書かれてしまうとなあ…苦笑

どうでもいいけどＭＡＮＺＡＩ読むと毎回、お好み焼きが食べたくなる。

2009/10/04

人の感情は、いつだって刃を含む。丁寧に用心深く扱わないと、誰かを傷付けることにも、誰かに傷付けられることにもなってしまう。どちらも嫌だった。だから、ぼくは、もう被害者にも加害者にもなりたくない。なのに・・・。こういうあゆむ〜の内の中の言葉や想いが秋本によって外にこぼれていく。

2009/10/04

やっと主人公、歩くんの心の中の声と行動が一致してきた。
それだけ自分が出せるようになってきた。ってことだよね。今まで心の声と実際の言動をとっている人物は別の人か!?ってくらい差があって、読みながら実は違和感感じてました。
自分の思いと違う言動を取らなければならない場所。自分が自分らしくいられない場所を避けたくて彼は登校拒否をしてたんだな〜。と今更ながら理解しました。
普通って一体何なんだろうね。

2009/10/04

やはりこのノリは素敵！　題名の通りに、漫才的な流れで進みます。
十二単にうさぎ耳に爆笑(笑)
そして、そこに織り込まれるシリアスな内容も、必要以上に重々しくしていなくて読みやすい。

2009/10/04

ここら辺からもう暴走通り越して、爆走していってるんじゃないでしょうか？ＢＬ気味にはブレーキ利かず、しかも他で急接近の危機！？(誰と誰かは言わずながらも分かる事)ってな感じで、夏祭りに向けて『ロミジュリ応援委員会(だっけ？)』が頑張ります！

2009/10/04

漫才コンビ結成を拒否し続ける瀬田歩。彼はある日、病院の廊下で萩本恵菜を見かける。暗い表情で歩く美少女・メグの身に、いったい何が?一方、歩を口説き続ける秋本貴史も難局に直面していた。特設ステージでの漫才を目論んでいた夏祭りが、中止になりそうなのだ。歩、貴史、メグ、それぞれの想いを乗せ、夏の日は過ぎゆく―。大人気青春小説シリーズ、待望の第三弾。
なかなか展開が進まないがこれはこれでいいかな。

2009/10/04

歩くんと秋本の関係がもだもだしてしまいます（笑）。
１，２巻は借りて読んだので、この巻だけは持っています。