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MOT“技術経営"入門 の商品レビュー

3.8

17件のお客様レビュー

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2024/04/04

・参考図書指定科目:「プロダクトマネジメント」 <OPAC> https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/Twmw4ZTHDTLartbG3Cx_Y-yCgec/description.html

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2024/01/01

日本のMOTは以下の2通り。 (1)オペレーションズ・マネジメントやプロジェクト・マネジメントを中心に工学的・分析的なアプローチで取り組んだもの。 (2)革新的イノベーションや新技術をベースとした新事業創造やベンチャー企業のあり方を中心に取り扱ったもの。 本書のテーマは以下。 (...

日本のMOTは以下の2通り。 (1)オペレーションズ・マネジメントやプロジェクト・マネジメントを中心に工学的・分析的なアプローチで取り組んだもの。 (2)革新的イノベーションや新技術をベースとした新事業創造やベンチャー企業のあり方を中心に取り扱ったもの。 本書のテーマは以下。 (3)製造企業において、技術や商品に関する戦略的・組織的なマネジメントにより、「製造企業の付加価値想像を最大化すること」 技術者のための経営学:価値創造中心、クローズドモデル 製造業のための経営学:価値獲得中心、オープンモデル

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2023/05/06

以前受けた研修の復習になるかなと思いながら読んだけど、ワードは思い出すもののこっちの方が詳しいな。 128冊目読了。

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2022/10/03

図書館で借りた。 長らく読んでみたいと思っていた1冊ではあった。ただ実際に読んでみると、私には合わなかった。 どうも似た話が続くように感じる。「また言ってるよこの人…」 具体例を挙げるのは良いのだが、iPodですら古いのに松下のレッツノートだ、ベータマックスだのと並べられても、...

図書館で借りた。 長らく読んでみたいと思っていた1冊ではあった。ただ実際に読んでみると、私には合わなかった。 どうも似た話が続くように感じる。「また言ってるよこの人…」 具体例を挙げるのは良いのだが、iPodですら古いのに松下のレッツノートだ、ベータマックスだのと並べられても、「いや、知らないっすよ先輩」 広すぎて言いたいことが伝わらない。「結局何が言いたかったんスカ?」 総じて、飲み屋で上司の話を聞いているようだった。 技術経営の本は他にも図書館で見つけているので、読み比べてみようと思う。

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2018/09/23

事例を豊富に紹介して、説明されているが、10年以上も前の本であり、時代遅れの内容が多い。また、参考にした事例も必ずしもその後上手く行っていない企業だったりするので、普遍性にもかける。

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2022/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書で取り扱う適用範囲が広すぎて、全体像を理解するのはなかなか難しいです。 簡単に言うと“MOT(技術経営)”というのはイノベーションとコア・コンピタンスの話を経営学を取り入れてまとめたものなのでしょうか? たしかに、技術力と組織力をベースにした戦略的な経営という視点は日本の製造業と親和性は高いはずですので、本気で取り組めば、良い結果が得られるかもしれません。 ただ、要所要所で見れば本著で述べられている分析マネジメントの限界や(自他の)ヒット商品に振り回される経営のブレ、強力なリーダーシップの必要性など賛同できる主張はありますが、「この考え方は重要だけど判断が難しい(結局はリーダーの判断次第)」とか「あれも重要だが、一方で(相反する)こちらも重要」のような議論も多く、So What? Which?な感じで消化不良になる箇所もチラホラ。 また、トヨタの成功事例が多々紹介されますが、明らかに新興国へ需要がシフトしている現在の自動車業界においても同様に成功と呼べるのか疑問が残ります。というのも、もはや品質や生産技術に秀でていることが自動車業界における競争力の優位性とは考えられないからです。トヨタの実績を否定しているわけではなく、素直に知りたいところなのですが。。。 シャープの事例にしても液晶技術が最初からコア技術として計画されていたわけではないようですし、運の要素も非常に大きい。 市場の成長性も考慮しながら、現在既に所有している技術をどう戦略的に育て、どのように展開していくか、ここがMOTにおいて重要であり最も難しい部分であるとも言えますが、それらの答えはもちろん本書を読んでも出てきません。 どんな経営書を読んでもそうだと思うのですが、結局のところ、リーダーの強い意志と顧客と従業員への浸透がなければどんな手法や考え方を取り入れても意味が無いということに改めて気付かされました。 なお、本書には「意味的価値」という素晴らしい概念がでてきますが、これはあくまでも技術経営を進めていくための手段の一部であり、さらにマーティングや組織、商品企画など様々な要素を絡めた結果創出できるものであり、小手先の作業だけでは無理が有ることがわかります。 そのへんのことはウェブ上にも詳しい情報があります。 https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/hermes/ir/re/16278/070iirWP08_05.pdf

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2012/11/25

4マスを使ったマトリクスで事象を説明することが多いので 概念として理解しやすく、事例も多いので まさに入門の本としてうってつけ。 MOTの本であるが、エッセンスは製造業でなく三次産業でも 応用でき、個人的に下手なMBAの本よりも ビジネスに活用できるものと思量。

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2011/11/13

延岡先生のMOT研修を受けるために読んだが、分かりやすい内容で事業戦略を考えていくのに大変参考になった。企業のコアコンピタンスをいかに確立して付加価値を見出せるかの重要性を学んだ。ちなむに延岡先生の研修はとてもおもしろいものであった。

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2011/09/12

MOT技術経営が果たすべき役割について、企業の実例を交えながら分かりやすい図を用いて書かれた良書。価値創造と価値獲得、顕在ニーズと潜在ニーズなど市場開発の考え方や、企業が成長していくためのコア技術戦略、プラットフォーム戦略など参考になるテーマが多かった。企業経営に携わる者はこれら...

MOT技術経営が果たすべき役割について、企業の実例を交えながら分かりやすい図を用いて書かれた良書。価値創造と価値獲得、顕在ニーズと潜在ニーズなど市場開発の考え方や、企業が成長していくためのコア技術戦略、プラットフォーム戦略など参考になるテーマが多かった。企業経営に携わる者はこれらの概念を理解しておく必要があると思う。

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2011/09/20

経営学に関しては全くの素人ですが、技術経営についてここまで分かりやすく体系的な説明をしてくれている本はなかなかないんじゃないかと思います。 参考書というよりは教科書に近く、分量も多いので一見とっつきづらいですが、説明に用いられる図表が分かりやすく、また具体事例が豊富なため意外なほ...

経営学に関しては全くの素人ですが、技術経営についてここまで分かりやすく体系的な説明をしてくれている本はなかなかないんじゃないかと思います。 参考書というよりは教科書に近く、分量も多いので一見とっつきづらいですが、説明に用いられる図表が分かりやすく、また具体事例が豊富なため意外なほど読みやすく、理解も深まります。 私の周りには「日本のメーカーはマーケティングが弱い、経営が弱い」と言う人も多いですが(実際をあまり知らない学生だからでしょうか?)、この本を見るとそうでもないように感じます。むしろ、トヨタやシャープ、キーエンス等、優れた経営戦略をとっている企業も多く、日本メーカーのポテンシャルを感じさせてくれました。 技術経営を勉強するという意味でも、日本の将来に希望を抱くという意味でも(笑)、エンジニアとして仕事に携わる人/携わっている人は読む価値ありの一冊だと思います。

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