MOT“技術経営"入門 の商品レビュー
一般のマーケティング戦略とは異なる、技術ベースの戦略についての本。日本の製造業においてはコア技術戦略といった長期ビジョンが重要。
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最近時々耳にするMOTのいい入門書なのだと思います。 シャープやトヨタの事例が何度か引き合いに出されて、技術や組織の戦略についての典型的な戦略が説明されています。アメリカと日本の企業の戦略の違いなどは、やや単純化しすぎな部分があるかもしれません。技術戦略に関する概念は一通り分...
最近時々耳にするMOTのいい入門書なのだと思います。 シャープやトヨタの事例が何度か引き合いに出されて、技術や組織の戦略についての典型的な戦略が説明されています。アメリカと日本の企業の戦略の違いなどは、やや単純化しすぎな部分があるかもしれません。技術戦略に関する概念は一通り分かりやすく説明されているのではないでしょうか。驚きは少ないですが、手堅い感じの1冊です。
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これは大まかに知ってないとまずいなぁって内容満載。 ていうか修士論文はここからむちゃ引用してます。 MOT生必読。面白い。わかりやすい。ちょっと多い。
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MOTの入門書.エンジニアの自分にはとても身近な話が多く,分かり易い.ここに書かれている事をベースに技術戦略や組織構築が行われていると実感した.
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キーワードだけ 付加価値の創造と獲得 組織マネジメント 組織は戦略として トヨタの生産、シャープの液晶、キーエンスの開発・営業体制 模倣では追いつけない 1〜Nのコア技術戦略(シャープ、3M) すり合わせ(イノベーション)とモジュール、それぞれの社内と社外の関係(自動車・パソコン...
キーワードだけ 付加価値の創造と獲得 組織マネジメント 組織は戦略として トヨタの生産、シャープの液晶、キーエンスの開発・営業体制 模倣では追いつけない 1〜Nのコア技術戦略(シャープ、3M) すり合わせ(イノベーション)とモジュール、それぞれの社内と社外の関係(自動車・パソコン)
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開始:20071112、終了:200711112 MOTの概念がよくまとまって説明されている良書だと思う。基本的にMOTとは、良いものを安く作るだけでは、儲からない事業環境の中、不確実性を前提とした上で、価値創造と価値獲得を実現するものである。要は価値創造しても価値獲得できなけ...
開始:20071112、終了:200711112 MOTの概念がよくまとまって説明されている良書だと思う。基本的にMOTとは、良いものを安く作るだけでは、儲からない事業環境の中、不確実性を前提とした上で、価値創造と価値獲得を実現するものである。要は価値創造しても価値獲得できなければ意味がない、ということである。つまり、いかに技術とビジネスモデルを結びつけるか、というところが鍵になる。MOTのキーワードは「コア技術」と「製品アーキテクチャ」である。また、コモディティ化の推進要因は、「モジュール化」「中間財の市場化」「顧客価値の頭打ち」である。コア技術戦略のポイントは、特定の技術分野に集中するが、そこからさまざまな商品を開発・導入することで、集中のリスクを分散させる。例として、3M、シャープの緊プロや液晶ビューカム、味の素のアミノ酸など。潜在ニーズに対して不確実性がある。イノベーションのSカーブのタイミングのよい意思決定を行うことが必要。組織としてはプロジェクトが重要。また、分業の体制として、軸(開発・設計、製造)がある。内部・外部(製造委託、EMS)、内部・内部(内製)、外部・内部(開発委託、デザインハウス)、外部・外部(開発製造委託、ODM、OEM)。いずれにしてもブレない経営がMOTの肝。今すぐに技術者の役に立つ立たないではなく、長期的に事業をどうみていくかの視点が養われる。
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ゼミナールで使ったテキスト。モノつくりに対しての意気込みが感じられる。が、全体として商品マーケティングを軽視している観がある。
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