14階段 の商品レビュー
9年間も自宅部屋に少女を監禁し、何も知らない母親と一緒に生活していた家族の本質に迫るドキュメンタリー。とても異常で信じられない事件を、筆者が母親との関係性を作り、独自の見解から事件が怒る背景の答えを導いてこの本にまとめた事はすごい事で、何かのボタンの掛け違えで身近に起こりうるかも...
9年間も自宅部屋に少女を監禁し、何も知らない母親と一緒に生活していた家族の本質に迫るドキュメンタリー。とても異常で信じられない事件を、筆者が母親との関係性を作り、独自の見解から事件が怒る背景の答えを導いてこの本にまとめた事はすごい事で、何かのボタンの掛け違えで身近に起こりうるかもしれない怖さも感じたが、頭の中に色んな映像が思い浮かんでとても面白かった。
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このような事件を起こす人間がどうして生まれたのか…。 人生は決断の連続。積み重ねることによって最初は小さなズレもどんどん大きくなってしまう。 どこかの段階で軌道修正出来たのではと思うところもあるが、第三者が関わらない限り難しいのかもしれない。 犠牲になる子供たちのことを考えると...
このような事件を起こす人間がどうして生まれたのか…。 人生は決断の連続。積み重ねることによって最初は小さなズレもどんどん大きくなってしまう。 どこかの段階で軌道修正出来たのではと思うところもあるが、第三者が関わらない限り難しいのかもしれない。 犠牲になる子供たちのことを考えると、社会の仕組みとして何かできることを考えなくてはいけないのではないかと思う…。
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全然納得できない理屈とかではないけど、著者の考察パートが結構多いなあと思った。犯人をよく知る人がほぼ母親しかいないから、自然と彼女から見た息子像と彼の持ち物などを著者が分析する形がメイン。そのまま鵜呑みにしていいものではないかもとは思うけど、犯人に近い人間一人にじっくりインタビュ...
全然納得できない理屈とかではないけど、著者の考察パートが結構多いなあと思った。犯人をよく知る人がほぼ母親しかいないから、自然と彼女から見た息子像と彼の持ち物などを著者が分析する形がメイン。そのまま鵜呑みにしていいものではないかもとは思うけど、犯人に近い人間一人にじっくりインタビューしたものとして読み応えはあったと感じた。
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#読了 ルポルタージュとはいっても、著者の主観や憶測が入ってしまうことは仕方がないのかもしれない。けれど、これは度が過ぎていると思わざるを得ない。 加害者の母親とはいえ、 高齢の、しかも病を得ている老母をここまで苦しめる必要はあるのだろうか。加害者の家族に反省を促すのは、 記者の...
#読了 ルポルタージュとはいっても、著者の主観や憶測が入ってしまうことは仕方がないのかもしれない。けれど、これは度が過ぎていると思わざるを得ない。 加害者の母親とはいえ、 高齢の、しかも病を得ている老母をここまで苦しめる必要はあるのだろうか。加害者の家族に反省を促すのは、 記者の仕事の範疇ではないだろう。 事件自体は私がまだ子供の頃に起こったので、その時の報道の状況などはわからないが、センセーショナルな報道がされたことは想像に難くない。この著者も、著作内では反省しているが、取材手法があまりにも不快でついイライラしてしまった。
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9割想像で書いたような本。わざとなのか、インタビューの時の著者の口調も不快極まりない。心理学というかせめてDVについてリサーチすることができなかったのか不思議すぎる。久々にクソな本だった
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ちょっと犯人の母親に対して筆者の感情が入り過ぎているかなという印象。 9年2ヶ月監禁された少女が、鍵のない部屋で犯人が留守の時に逃げなかった行為については充分に理解を示しているのに(それは私もです)、母親が息子の暴力を恐れ、20年間も2階への階段を上がれなかったことをかなり辛辣に責めている。 もちろん被害にあった少女と違って血縁者だし親に責任はあると思うしこの母親が息子可愛さに何かを隠蔽している可能性も0ではないが、長期に渡る恐怖で常識では考えられない感情の麻痺があるのではないかなと素人ながら思うのであった。 だからといって母親を責めない訳ではなくて、取材に私情を挟まないドキュメントが好きなのでこのような感想に。
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事件のことは鮮烈すぎて覚えている。 元フライデーの記者の取材に基づく検証。 最初は事件のことよりも、著者がスクープを取りたい一心の気持ちしか伝わってこなかった。だからあまり好きな書き方ではないと思ったのか。 事件のいきさつ、背景、取材、専門家の意見、裁判記録など全体的にまとめ...
事件のことは鮮烈すぎて覚えている。 元フライデーの記者の取材に基づく検証。 最初は事件のことよりも、著者がスクープを取りたい一心の気持ちしか伝わってこなかった。だからあまり好きな書き方ではないと思ったのか。 事件のいきさつ、背景、取材、専門家の意見、裁判記録など全体的にまとめて読めるとよかった。 彼の育成歴、母親の甘やかし、収集癖や固執するところ、潔癖症、女性への関心などは父からくるものなど、要因は感じ取れた。大人になって刑務所に入っていても、競馬雑誌を母親に差し入れさせるところや、著者に対しても同じことをするということ。大人になっても母親しか友達がいなかったとみられるところ。人間関係がうまく作れなかったところ。 実際犯人の友人にあったり、母親と何度かインタビューしたり、自宅に泊まったりと取材を重ねていってとれた証言だと思う。 母親は息子の暴力に耐えられないと保険所に電話で助けを求めているのに、インタビューにはそれほど暴力はひどくないと答えている。これだけされても、息子を守りたいということしか思えなかった。 事件発覚時の新潟県警の対応にも腹がたった。 犯人、A子さん難しいけと両者の言葉も聞いてみたいと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新潟で起きた少女誘拐9年2ヶ月の全貌…?? 微妙にやり切れなさが漂います。 元フライデーの記者が著者。 著者が色々聞いて回っているうちにモヤモヤが伝わってきます。 この親だからこの子供が出来上がったのか? だとしても。 この事件が許される事はないのだ。 子供を一瞬にして攫われて。 その親はどれだけの思いをしてきたのか。 しかも。 今考えれば犯人は下手したら既に釈放されている可能性も…? 日本にはアメリカのように犯罪者を近所の人が知れないようになっているから… これは、日本でも導入したほうが良いと考えている一人です。 あまりスッキリしないのはノンフィクションだからなのか。 まぁ、事件自体嫌な事件ですから。 当然と言っちゃー当然なんですが。 母親が、ずっと犯人となる息子を庇っている。 親だから当然なのか? 釈然としない、だけど、無視できない事件。
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「新潟女児監禁事件」という実際の事件を取り上げているものの、これは「ルポルタージュ」ではない。 加害者母へのインタビューから、犯人の実像を探って行く。引きこもりを続ける息子に厳しい態度を取れなかったのは、母親の過去に原因があるとする点、父親と息子の決裂に、父親の趣味が関わっている...
「新潟女児監禁事件」という実際の事件を取り上げているものの、これは「ルポルタージュ」ではない。 加害者母へのインタビューから、犯人の実像を探って行く。引きこもりを続ける息子に厳しい態度を取れなかったのは、母親の過去に原因があるとする点、父親と息子の決裂に、父親の趣味が関わっている点など、なるほどと思わせるくだりはあったが、結局全て著者の憶測に過ぎないのだ。 犯人の性格、実生活がハッキリ見えてこないのも、インタビューの相手が母一人に限られているからだろう。 もっと幅広く親戚や関係者に話を聞けば、このような内容にはならなかったのではないか。というか、ルポルタージュってそういう物ではないの? 「弱い立場の加害者母一人に的を絞り、知りたい話を聞き出した」という印象が拭えない。著者は文中で「自分の好奇心を満たすため」とエクスキューズしているが、まさにそれが本心だと思う。
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三条の女児行方不明事件はよく覚えている。 名前も覚えているくらいだ。 その子が、軟禁されていて発見されたニュースは実に衝撃的だった。 そのルポ。 筆者はフライデーの記者として、この事件に携わり、その後も追った総集編。 よくいえば「記者魂」、わるくいえば「卑しい魂」が見え隠れする...
三条の女児行方不明事件はよく覚えている。 名前も覚えているくらいだ。 その子が、軟禁されていて発見されたニュースは実に衝撃的だった。 そのルポ。 筆者はフライデーの記者として、この事件に携わり、その後も追った総集編。 よくいえば「記者魂」、わるくいえば「卑しい魂」が見え隠れする。 結末の筆者が繋げた過去との係累は、こじつけとも思われなくも無い。 もっと、淡々としたレポを読みたかったが、忘れていた事件を思い起こしてくれた本。
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