ねえさんといもうと の商品レビュー
【出版日】: (米)1966年 / (日本)1974年3月 cf. ◆Wikipedia / "When life gives you lemons, make lemonade." https://en.wikipedia.org/wiki/When_l...
【出版日】: (米)1966年 / (日本)1974年3月 cf. ◆Wikipedia / "When life gives you lemons, make lemonade." https://en.wikipedia.org/wiki/When_life_gives_you_lemons,_make_lemonade
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ねえさん………!!となる。未来の わが子姉妹に贈りたい。酒井駒子さん絵の方が好み、少し絵が怖いかな。
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手に取る機会があって、図書館で借りた。 あるところに、ねえさんといもうとが いました。 ねえさんは、ほんとに いもうとおもいです。 いもうとが なくと、ねえさんが なきやませてくれます。 でも、あるひ、いもうとは ひとりになりたくなりました。 そして、うちをぬけだして……。 なんてあったかい絵本なんでしょう。 繊細な線と、やわらかいピンクとグリーンの色彩の絵に、なんだか泣いてしまいそうになります。 私には弟がいますが、この絵本の感覚は姉妹だからこそのような気がします。 女の子同士で、つんとしたり優しかったり。 妹にとってのはじめての優しさ。 地味な見た目ですが、とってもすてきな絵本です。 姉妹にも兄弟にも、きょうだいにも手にとってほしいです。(一人っ子にはどうかな?) 奥付の作者紹介によれば、シャーロット・ゾロトウは、〈子ども時代をのぞく窓をもった詩的な書き手〉と評されるそうです。 リリアン・ホーバンと同じ雰囲気で好きです。 また何かよんでみようと思います。 ******* 2020/12/11 追記 きょうだいのいない子にもよんでほしいと思い直しました。 きょうだいってどんなかな?というのが、感じられると思います。
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絶版になったこちらの本、酒井駒子さんによって復刊されました。 . ① 作 #シャーロットゾロトウ 絵 #マーサアレキサンダー 訳 #やがわすみこ 福音館書店 ② 作 シャーロットゾロトウ 絵、訳 #酒井駒子 あすなろ書房/日本オリジナル版 . とても妹思いの優しいお姉さん、でも...
絶版になったこちらの本、酒井駒子さんによって復刊されました。 . ① 作 #シャーロットゾロトウ 絵 #マーサアレキサンダー 訳 #やがわすみこ 福音館書店 ② 作 シャーロットゾロトウ 絵、訳 #酒井駒子 あすなろ書房/日本オリジナル版 . とても妹思いの優しいお姉さん、でも妹が幼いなりに意識の目覚めがあり、ほんのちょっとストライキを起こしてしまいます。 . ご自身に姉妹、お子さんに姉妹のいる方はよく気持ちがわかるのではないでしょうか?姉妹の成長の過程が手に取るようわかります。 . オリジナルは黄緑とピンクの基調で、1ページ目には姉妹の肖像画が描かれていています。丁寧に絵を追っていくと日常が本当によくわかります。 . 酒井さんの絵は彼女らしい優しいタッチと柔らかな色彩が心を和ませてくれます。 . どちらも、手放せない素敵な絵本ですよ〜。 .
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何でももしてくれるねえさん。でも、そんなねえさんから離れて、ひとり家を抜け出したいもうと。 静かにあたたかな姉妹愛。
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アメリカの、どこか郊外の、映画に出てきそうなそうだな、(メイン州とか、バーモントとか。。)素敵なお家と、お庭がとっても印象的。 お家の中の装飾品や壁紙もすてきだし、扉の絵もとってもいい。 絵に見入ってしまう。 おねえさんぶって、いもうとのせわをやく女の子の気持ちも、めいれいば...
アメリカの、どこか郊外の、映画に出てきそうなそうだな、(メイン州とか、バーモントとか。。)素敵なお家と、お庭がとっても印象的。 お家の中の装飾品や壁紙もすてきだし、扉の絵もとってもいい。 絵に見入ってしまう。 おねえさんぶって、いもうとのせわをやく女の子の気持ちも、めいれいばかりしてくるねえさんにうんざりな女の子の気持ちも、どちらも手にとるようにわかる。でもけっきょく、いもうとって、こんなふうに賢いんですよね、それをずる賢く描かず、とても品良く描いているのがゾロトウの優しさかしら。。
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しっかりもののねえさんはいつもいもうとの面倒を見てくれている。いもうとももちろんねえさんのことが好きなのだが、ある日一人になりたくなる。 一人でいることの気持ちよさや、ねえさんの反応や、いろいろなところに共感したり感じ入ったりする絵本だった。「姉(妹)はこういうふうにするんだよ」...
しっかりもののねえさんはいつもいもうとの面倒を見てくれている。いもうとももちろんねえさんのことが好きなのだが、ある日一人になりたくなる。 一人でいることの気持ちよさや、ねえさんの反応や、いろいろなところに共感したり感じ入ったりする絵本だった。「姉(妹)はこういうふうにするんだよ」と教える本ではなくて、いま自分の気持ちに自然に寄り添ってくれる(あるいは、気づかせてくれる)作品ではないかと思う。 絵があまりにも繊細で自分は姉妹がいるわけでもないし、手に取りづらかった。タイトルも古めかしいし…と思ったら矢川澄子訳で、中は力んでいない流れが気持ちいい文章だった。
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復刊されたのは本当に嬉しいよ。 絶版となってからは、血眼になってオークション(笑) 地味だけど味わい深い絵本を後世にちゃんと残したいな。 最近は派手さや、おしゃれ感優先な絵本が溢れていて 本当にガッカリすることがあるのだけれど ゾロトウの絵本は全部、大事にしていきたいと思えるお話...
復刊されたのは本当に嬉しいよ。 絶版となってからは、血眼になってオークション(笑) 地味だけど味わい深い絵本を後世にちゃんと残したいな。 最近は派手さや、おしゃれ感優先な絵本が溢れていて 本当にガッカリすることがあるのだけれど ゾロトウの絵本は全部、大事にしていきたいと思えるお話ばかりなのです。 ねえさんといもうとは大好きな1冊。 私は姉目線で読むけれど、妹の気持ちも少し理解できたかな(笑)
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お姉ちゃんというものは、 なかなかつらいのであるよ。 姉妹って、よその国でもこういうものなんだなあ…と思ったような思わなかったような(笑) それから、『レモネード』に憧れたり、する。
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やわらかいタッチの挿絵から、姉妹のほのぼのとしたふれあいが伝わってきます。 日常において、兄であり、姉、弟、妹である子供たちが、 それぞれの立場で共感できるお話です。 家庭だけでなく、学校という集団生活の中での友達との係わり合いを通し、お互い支えあうことを学んでいく…そんな心の成...
やわらかいタッチの挿絵から、姉妹のほのぼのとしたふれあいが伝わってきます。 日常において、兄であり、姉、弟、妹である子供たちが、 それぞれの立場で共感できるお話です。 家庭だけでなく、学校という集団生活の中での友達との係わり合いを通し、お互い支えあうことを学んでいく…そんな心の成長過程にある子供たちにお薦めの絵本です。
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