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心にナイフをしのばせて の商品レビュー

3.5

101件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    5

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2015/03/11

期待していた内容とは全く違った。というか少年法がある限り、未成年者が起こした事件の真相はわかりようがないし加害者側から書く事はできないって言うのがほんとのところなんだろうな。 結局のところ、被害者の家族の事ばかりで。家族はこの本が出された事に納得できているのだろうかと思ってしま...

期待していた内容とは全く違った。というか少年法がある限り、未成年者が起こした事件の真相はわかりようがないし加害者側から書く事はできないって言うのがほんとのところなんだろうな。 結局のところ、被害者の家族の事ばかりで。家族はこの本が出された事に納得できているのだろうかと思ってしまった。

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2014/12/18

結局、大地震と同じくらいの頻度では起るものなんだな~って思っちゃった。 だとしたら、未然に防ぐ方法はもちろん、きちんと被害者家族のケアについても、もう少し考えてもいんじゃないだろぉか。いろんなことが手厚くなってるんだしね。 もちろん、加害少年の更生ってことで考えたら「被害者家族...

結局、大地震と同じくらいの頻度では起るものなんだな~って思っちゃった。 だとしたら、未然に防ぐ方法はもちろん、きちんと被害者家族のケアについても、もう少し考えてもいんじゃないだろぉか。いろんなことが手厚くなってるんだしね。 もちろん、加害少年の更生ってことで考えたら「被害者家族に謝罪が出来る人に」ってのが最低ラインなんだって思うんだけど、…でも、もし私がこの加害少年Aの友人だったら「ちゃんと償って、法的にも真っ白になったのに、自分が苦しくなったからって思いだしたようにタカるような真似するなよ」って、彼の為に怒ったかもしれない。 「一方聴いて沙汰するな」で言えば、これは完全に被害者家族の側に立っての現実なんだってことは心に留めときたい。

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2014/08/20
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佐世保の同級生殺害事件をきっかけに読んだ。酒鬼薔薇事件の28年前に起きた、高校生首切り殺人事件を追った一冊。本書では加害者の生い立ちを探るのではなく遺族のそれからを追っているのだが、遺された人々の告白を読み進めるのは本当に辛い。後半には少年Aの現在の姿が暴かれており、その暮らしぶりと態度に驚きと怒りが込み上げる。 もちろんこうして単純に怒りという感情を持つことが出来るのは、私が第三者で事件と何の関係もない立場だからというのは分かっているのだが、しかしながら現在の少年法や遺族への対応には違和感しかない。

Posted byブクログ

2013/10/09
  • ネタバレ

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図書館で借りました。 レビューはブログにて。 http://ameblo.jp/minori-0325/theme3-10032961603.html

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2013/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

被害者家族の苦しみの過程を綴っています。結局、殺人の理由はわからないまま。今も被害者家族が苦しんでいると思うと、やりきれない。色々な罪があり、償いがあると思うけど、殺人の償いは一生続かないといけないんじゃないのかなと。 あと、地元の話なのでたやすく思い描けてしまって怖かったです。

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2013/09/03

あの酒鬼薔薇事件より28年前、15才の少年が同級生を殺害した事件のその後の被害者家族のルポ。被害者の妹、みゆきさんの語りで明されるのは、事件後の過酷な毎日と、崩壊ギリギリの残された家族像。こんなことが現実に起きているのだなと、生々しくて、重たいです少年法で守られている加害者は、謝...

あの酒鬼薔薇事件より28年前、15才の少年が同級生を殺害した事件のその後の被害者家族のルポ。被害者の妹、みゆきさんの語りで明されるのは、事件後の過酷な毎日と、崩壊ギリギリの残された家族像。こんなことが現実に起きているのだなと、生々しくて、重たいです少年法で守られている加害者は、謝罪も償いもなく、社会的には厚生したとみなされ、過去の事件を過去のものとして生活している現実がある一方で、事件の傷が癒えることなく何十年も苦しんでいる被害者家族の心は、どうやったら救われるのだろう。

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2013/08/20

加害者には心があると思えなかった。。被害者家族は心が破壊され、やりきれない。。こんな事件が過去にあったなんて。。

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2013/08/15

 被害者の妹目線で、被害者のその後の人生が描かれている。酒餓鬼薔薇事件の28年前に、高校生が同じような事件をおこしたもの。加害者は刑期を終え、弁護士になっており、被害者家族はいつまでも苦しんでいることと対照的。

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2013/07/19

加害者Aが何を考えてるのかさっぱり理解出来なくてびっくりした。でも、この世界にはそういうさっぱり理解出来ない人が山ほどいて、いつそういう人から、自分や家族を傷つけられてもおかしくない、ということだけは忘れないでおこうと思う。

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2013/06/08

40年前の酒鬼薔薇事件、高校生首切り殺人事件の被害者家族に焦点を当てたノンフィクション。 加害者家族は40万払いその後賠償金を支払うことなく、被害者家族は家庭崩壊にまで追い込まれ、遺された遺族がどれほど苦しんでいるか描かれている。一人の身勝手な行いがどれほどた人の人生を苦しめるか...

40年前の酒鬼薔薇事件、高校生首切り殺人事件の被害者家族に焦点を当てたノンフィクション。 加害者家族は40万払いその後賠償金を支払うことなく、被害者家族は家庭崩壊にまで追い込まれ、遺された遺族がどれほど苦しんでいるか描かれている。一人の身勝手な行いがどれほどた人の人生を苦しめるか…なんとも言えないやりきれなさが残った。加害者目線でのルポではないのでそのあたりを期待して読むと期待はずれに終わる。

Posted byブクログ