ビジュアル版 がんの教科書 の商品レビュー

中川恵一【著】

2010/01/22

医薬翻訳者めざして33冊目（のべ35冊目）。スキマ時間活用のため、いろんなところに本を置いて、併読中。こちらはキッチンに料理本と一緒に並べてある。キッチンでは、意外とスキマ時間あり。この本の特徴として、最初に写真が多い。そのためぐいぐい進むのも、読書意欲がわく。→（終了後）大まかに読んだ。

2009/12/07

近年、食生活や生活リズムの変化などから、若い女性の間では乳がんなど、若者でも「がん」の恐怖にさらされています。本書は「がん」がどういうものなのか、「がん」の実態について写真や図を用いて分りやすく説明してくれます。

【配架場所】　図書館１F　494.5/NAK

2009/10/04

目次：○ 参考文献：○ 索引：× 図表：多い、カラー写真、カラーイラスト、グラフ 名簿：○ 定期的な改版：×
この本が対象とする読者：一般市民
内容：がんの診断から治療までを取り扱う。前半は500点の写真と図解。後半は文章で解説する構成
カラー図説と文章解説の2部構成。図説編は保健会社の資料用に著者が作成したもの。がんの部位別に章が立てられている。統計資料、イラスト、写真は鮮明なカラー印刷で、レイアウトのバランスがよい。文章解説編は一変して9割以上が文字であるが、タイトルに「教科書」とあるとおり、必要な情報をしっかり収録している。また、一般向け書物としては専門性が高く、医師が患者や家族に説明を行う際にも活用ができそうだ。巻末には「ホスピス＆緩和ケア施設一覧」がある。目次は「カラーページ編」「文章ページ編」の二つが用意されている。

◆◇◆公共図書館のための「健康情報の本」選定ノート 掲載 2007 単行書【10】◆◇◆