奪われる日本 の商品レビュー
10年以上前の本ではあるものの、堤未果氏の「日本が売られる」にも同じような事が書かれている。つまり、関岡氏の観察・考察・危惧が正しかったのだと思われる。 親米保守=偽装保守に思えてくる。 『「政治はわかりやすくなければダメ」などというのは衆愚政治の極みであって、成熟した民主国...
10年以上前の本ではあるものの、堤未果氏の「日本が売られる」にも同じような事が書かれている。つまり、関岡氏の観察・考察・危惧が正しかったのだと思われる。 親米保守=偽装保守に思えてくる。 『「政治はわかりやすくなければダメ」などというのは衆愚政治の極みであって、成熟した民主国家なら本来恥ずかしくて真顔で言えるようなことではない・・・説明責任も果たさず、ただ「イエスかノーか」という二者択一に矮小化して国民に信を問う、などというのは容認しがたい欺瞞行為である。「自己責任」の名の下に、最終的につけを払わされるのは我々国民なのだから。』という文は、現在も言えるし、年々酷くなってる気もする。 [備忘録] 年次改革要望書が示す米国の圧力 世界が羨む皆保険をなぜぶっ壊すのか 規制緩和論は民間業者の性善説が前提 トラブルに遭うとかかる膨大な費用と労力 談合はいつから犯罪になったのか 節度も品格も無き時代-小泉治世の総括- M&A推進派はなぜ「日本」を売りたがるのか 事前調整型社会から事後調整型社会へ? 日米間の如実な非対称実効性
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前著『拒否できない日本』の後編、と思ったのだが。 ちょっとした+α(帯にあるような「次は簡保!」 の内容)と、前著の後日談。と愚痴。 前著の総括とか後日談とか、著者の感想とか読みたければいいけど、別に目新しいことは特にない。前著で十分。
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これぞまさに憂国の書。これでもかというくらい、アメリカの要求に対するなし崩し的な日本の対応とマスコミの動向をまとめた内容。 その内容たるや、思わず声を上げてしまうほどショッキング。 たとえば医療では、地方の医師不足が問題になっている原因は、日本の医療制度を崩そうとする米からの強い...
これぞまさに憂国の書。これでもかというくらい、アメリカの要求に対するなし崩し的な日本の対応とマスコミの動向をまとめた内容。 その内容たるや、思わず声を上げてしまうほどショッキング。 たとえば医療では、地方の医師不足が問題になっている原因は、日本の医療制度を崩そうとする米からの強い圧力であったりとか。 とにかく、狡猾なアメリカの対日本戦略と、未来への警鐘を鳴らしてくれます。 まじで心に響いた!
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米国からの年次改革要望書について書かれた本。 米国が、占領下でもないのに、如何に内政干渉をして来ているか。それを日本政府(外務省・経産省等)が如何に唯々諾々と呑んで来たか。 日本の政治家・外交官の腑抜け具合に、もうホントにウンザリします。 こうなっては、外交とはいわないですよね。
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わが国ではとある国によるとある国のための政策が取られていたもよう。憤りもあるが、それでも理由が分かると政治や世界の動きがガゼン面白くなる。この本が読める国でよかったかなと。
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「拒否できない日本」に続いての関岡氏の著書。 自民党政権がアメリカの年次報告書の要望に基づいて動いている様子がわかる本。ほぼ日本の政権はこれに添って政策を決めていることがわかる。
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小泉政権下で行われた郵政民営化や医療制度改革(後期高齢者医療制度の導入決定などの改悪)はアメリカ政府の「年次改革要望書」に基づくものであったことを指摘した本。著者のスタンスはいわゆる反米保守。 著者は小泉政権の懐刀であった竹中平蔵に、この要望書どおりに郵政民営化などが行われたことを問いただすと「根拠のないデタラメだ」と言われた。このあたりから問題の根深さが窺える。 年次改革要望書はマスコミでもタブーとされているものであり、「反権力」を謳う朝日新聞ですら取り上げないという始末。著者はこのように世界がうらやむ日本の医療皆保険制度が崩壊し、アメリカ的な「自己責任」の美名の下、高負担・低福祉化していく過程を描く。いたたまれなさを感じる。 他にも、女系天皇反対の講演の文章化もされている。少し感情的になりすぎている面もあったが、言いたいことには頷ける。著者の国を思う心が痛いほど伝わる一冊。
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[ 内容 ] いま、危機にさらされる日本人の心とからだ、小馬鹿にされる礼節と思いやり。 世界に類を見ない我が国固有の価値観。 [ 目次 ] 第1部 検証「平成の大獄」―郵政、そして医療(郵政―アメリカの狙いはなんだったのか;『年次改革要望書』はどう始まったのか;前自民党議員たち...
[ 内容 ] いま、危機にさらされる日本人の心とからだ、小馬鹿にされる礼節と思いやり。 世界に類を見ない我が国固有の価値観。 [ 目次 ] 第1部 検証「平成の大獄」―郵政、そして医療(郵政―アメリカの狙いはなんだったのか;『年次改革要望書』はどう始まったのか;前自民党議員たちはなぜ反対したのか;医療―世界がうらやむ皆保険をなぜぶっ壊すのか) 第2部 節度も品格も無き時代―小泉治世の検証(M&A推進派はなぜ「日本」を売りたがるのか;悪徳業者はなぜ世に蔓延るようになったのか;談合はいつから犯罪になったのか;あなたはほんとうに訴訟社会を望んでいるか;日本政府は米国になにを「要望」しているか) 第3部 皇室の伝統をまもれ!(万世一系をなぜまもるのか;こどもたちは知りたがっている) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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パスポートに埋め込まれたICチップ。 アメリカに入国するとそこに書かれた個人情報が半永久的に保存されるらしい。 さらに、アンテナまで内蔵されているとか… 元からアメリカはあまり好きじゃなかったけど 心底アメリカに行きたくなくなりました。
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いま、危機にさらされる日本人の心とからだ。礼節やおもいやり等の世界に類を見ない我が国固有の価値観が、アメリカに蹂躙されている! 日本の現状に鋭く疑問を投げかけ、真の国益を擁護するためにはどうすべきかを探る。
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