一冊でつかむ日本史 の商品レビュー
日本の文明と、その核になる科学技術は、精霊崇拝→経験科学→近代科学と いう道すじを経て、現代へとつながってきた。それはまた、「世界のなかの日本」 という視点と切り離せない。「文明の段階」を軸に大きな流れをとらえる、日本史 学びなおしに最適の一冊。
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わかりやすい本なんだけど、第七章なんてたんなる世界史だったようなきがした。 まあ、山川の教科書を一度読んだ人にはいいかもしれまへん。
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単に時間の経過を追うだけの歴史書ではなく、地理、思想、そして科学の発展段階を通して分析しているところが面白い。それを筆者は歴史哲学と呼ぶ。また、精霊崇拝→経験科学→近代科学と発展してきたが、「量子論」が出現してきたあたりから、その手法に疑問を感じる人が増えてきたのではないか、と指...
単に時間の経過を追うだけの歴史書ではなく、地理、思想、そして科学の発展段階を通して分析しているところが面白い。それを筆者は歴史哲学と呼ぶ。また、精霊崇拝→経験科学→近代科学と発展してきたが、「量子論」が出現してきたあたりから、その手法に疑問を感じる人が増えてきたのではないか、と指摘する。人類の普通の常識でわからないものを無理矢理信じなければならないというのはある意味、宗教と同じ立場になりつつあるのではないか。新たな科学思想が望まれている。2006.05.14-05.23
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