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分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(上) の商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2021/10/24

登場人物が多すぎて覚えきれない(笑)。 誰がどういう人だったのか、どういう影響があるのか。 そして話がどう纏まっていくのか想像できません。

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2020/06/10

少しずつ断片が繋がりはじめてきた。 これまで、多くの京極作品を読んできたけど今更ながら気がつかされ、戦慄だなと感じた一節。「彼の手に掛かれば人一人不幸にするくらいは赤子の手を捻るより簡単なことだろう。そうすると唯一の救いは、彼が悪人ではないと云う一点に尽きることになるのではない...

少しずつ断片が繋がりはじめてきた。 これまで、多くの京極作品を読んできたけど今更ながら気がつかされ、戦慄だなと感じた一節。「彼の手に掛かれば人一人不幸にするくらいは赤子の手を捻るより簡単なことだろう。そうすると唯一の救いは、彼が悪人ではないと云う一点に尽きることになるのではないか。」「彼」というのは、勿論中禅寺秋彦、京極堂のことなんだけれど、確かに読んでいて引き込まれて難なく納得させられてる自分を振り返ると手を捻られてるな、と。

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2014/01/05

「その時は、それが真実になってしまうのです」。「成仙道」の幹部・刑部を前に、家族を“喪った”男・村上貫一は大きく揺れた。同じころ、「韓流気道会」の毒手は、突如消息を絶った木場を追う二人の刑事、青木と河原崎へと伸び、華仙姑処女は“開かずの間に居たモノ”にまつわる戦慄の体験を語りはじ...

「その時は、それが真実になってしまうのです」。「成仙道」の幹部・刑部を前に、家族を“喪った”男・村上貫一は大きく揺れた。同じころ、「韓流気道会」の毒手は、突如消息を絶った木場を追う二人の刑事、青木と河原崎へと伸び、華仙姑処女は“開かずの間に居たモノ”にまつわる戦慄の体験を語りはじめる。

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2013/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

塗仏シリーズも後半に入って、怒涛の謎解きか、と期待していたら、 なんと・・・まだ謎解きしてくれないです。 しかも、塗仏の仮面をかぶった怪しい人が2回も出てきた。 焦らされてます。 それにしても、華仙姑処女(かせんこおとめ)が、消えた村の佐伯家の娘さんだったとは。全く気付かずでした。。。 詳しい感想はこちら→ http://monogatarigatari.blog.fc2.com/blog-entry-121.html

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2012/05/07

だいぶ間があいてしまった百鬼夜行シリーズ。 関口は逮捕されてあんな状態になっているわ、木場さんが行方不明になるわ…どうしましょう。わけわかんねェ。物語を追って行けるかしら。でも、青木さんと鳥口さんが物語を補完してくれているのはありがたいです。 いよっし、京極堂さんが立ちあがっ...

だいぶ間があいてしまった百鬼夜行シリーズ。 関口は逮捕されてあんな状態になっているわ、木場さんが行方不明になるわ…どうしましょう。わけわかんねェ。物語を追って行けるかしら。でも、青木さんと鳥口さんが物語を補完してくれているのはありがたいです。 いよっし、京極堂さんが立ちあがったから…次に期待しようじゃないか!

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2012/02/19

いよいよ解決編と思いきやまだまだ事件は展開中。 このへんから、ぐいぐい読み進めていける。 というか読むのを止められず…。

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2009/10/04

後編である塗仏の宴(宴の始末)も同時にレビューで。 あ、推理小説物というカテゴリは抜きにしての感想で。 これまでの京極堂シリーズに登場してきた人物が次々に登場しては同時多発的に発生する事件に巻き込まれ、繋がりがまったく見えないそれらが繋がりを持って、見事に収束していく様はこ...

後編である塗仏の宴(宴の始末)も同時にレビューで。 あ、推理小説物というカテゴリは抜きにしての感想で。 これまでの京極堂シリーズに登場してきた人物が次々に登場しては同時多発的に発生する事件に巻き込まれ、繋がりがまったく見えないそれらが繋がりを持って、見事に収束していく様はこれまでのシリーズと比較するとボリュームもその複雑さも屈指の構成でした。 やっぱり衝撃的だったのは「宴の支度」のラストです。 どちらかというと描写的な「静」の部分が多く占められているこれまでと違って、「静」と「動」のシチュエーションがバランスよくまとまってて、作品自体の規模(支度と始末合わせて1000P超)の割に中弛みもそこまで感じず、軽くカタルシスを覚えるくらいに読み終わってしまったー。 それにしても後半の関口君は空気。

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2009/10/04

■内容(「BOOK」データベースより) 「その時は、それが真実になってしまうのです」。「成仙道」の幹部・刑部を前に、家族を“喪った”男・村上貫一は大きく揺れた。同じころ、「韓流気道会」の毒手は、突如消息を絶った木場を追う二人の刑事、青木と河原崎へと伸び、華仙姑処女は“開かずの間に...

■内容(「BOOK」データベースより) 「その時は、それが真実になってしまうのです」。「成仙道」の幹部・刑部を前に、家族を“喪った”男・村上貫一は大きく揺れた。同じころ、「韓流気道会」の毒手は、突如消息を絶った木場を追う二人の刑事、青木と河原崎へと伸び、華仙姑処女は“開かずの間に居たモノ”にまつわる戦慄の体験を語りはじめる。 ■感想 この本には何度読んでもどうしてもついていけない。たぶん自分の中で視覚化できないからなんだろうなぁと思うけれど、それ以外にも原因があるのかなぁ。 なんとなくもやもやしているというか…まさしくのっぺらぼうといいますか、塗仏なイメージの一冊。 何度読んでもついていけないのは理解しつつ、姑獲鳥の夏から絡新婦の理まで読んでしまうと、つい手を出してしまい、そしてパニックになって後悔する…うん、学習しよう。 とりあえずラノベっぽい設定や展開は変わらず。なんか京極が重要人物なのにふいた。のちのちこの設定が生きてくるんだろうか…ちょっと変なフツーの民間人でいいと思うんだが。

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2009/10/04

何者かによる陰謀のオンパレードです、心理戦、騙し合いの博覧会みたいな物です、大掛かりです、敵もかなりの大物です、関口は罠に嵌められて、殺人犯として逮捕されます、当然壊れます、これをどう収集させるのか、京極堂はしぶります、けど出てこざるを得ません、もちろん。もうここまでシリーズを読...

何者かによる陰謀のオンパレードです、心理戦、騙し合いの博覧会みたいな物です、大掛かりです、敵もかなりの大物です、関口は罠に嵌められて、殺人犯として逮捕されます、当然壊れます、これをどう収集させるのか、京極堂はしぶります、けど出てこざるを得ません、もちろん。もうここまでシリーズを読んで来た人には長さは苦にはならないでしょうから、思う存分陰謀を楽しんで下さい、という感じです。結末もちゃんと落ちます、すっきり感は人それぞれでしょうか?

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