1,800円以上の注文で送料無料

被害者は誰? の商品レビュー

3.3

103件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    39

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

面白さにハマります

頭脳明晰・容姿端麗。ついでに人格も色々と超越してしまっている安楽椅子探偵、登場!どの作品も、被害者だったり探偵だったり、普通は探さないもの(?)を探す、軽めのミステリ。パズルのような面白さにハマる!

すずき

2024/02/11

叙述トリックとアームチェアディテクティブの面白さを組み合わせた短編集。 表題作の騙され感には、苦笑するしかないです。

Posted byブクログ

2023/10/05

職場で慰労会の幹事を押し付けられ、その参加者が二転三転、メニューも好き嫌いいっぱいあって…というようなどうでもいいような煩雑なことがあって、神経を使うようなこと1ミリもしたくない時に最適な本でした。 ライトでイージーでスッキリ。でも数日で忘れてしまうようなミステリです。 胃もたれ...

職場で慰労会の幹事を押し付けられ、その参加者が二転三転、メニューも好き嫌いいっぱいあって…というようなどうでもいいような煩雑なことがあって、神経を使うようなこと1ミリもしたくない時に最適な本でした。 ライトでイージーでスッキリ。でも数日で忘れてしまうようなミステリです。 胃もたれするような本を読んだ後のお口直しにはバッチリかと思います。

Posted byブクログ

2022/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者の作品は「慟哭」「愚行録」に続き3冊目の読了となりました。 ミステリー作家の吉祥院が主演で警視庁の桂島刑事が助演の連作短編集。 まるでホームズとワトソン、それに加えて強烈な個性を放つ吉祥院の謎解き。 いやぁ〜面白い。 説明 内容紹介 豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか? 犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが……。警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。それを解き明かすのは、頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦(きっしょういんよしひこ)。痛快無比! 本格推理の傑作。 美形で超天才吉祥院慶彦がヤバすぎ!! 豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか? 犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが……。警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。それを解き明かすのは、頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦(きっしょういんよしひこ)。痛快無比! 本格推理の傑作。 内容(「BOOK」データベースより) 豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか?犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが…。警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。それを解き明かすのは、頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦。痛快無比!本格推理の傑作。 著者について 1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業。1993年第4回鮎川哲也賞候補作となった『慟哭』(創元推理文庫)でミステリー界へデビュー。 著書に『転生』(幻冬舎文庫)、『修羅の終わり』『鬼流殺生祭』『妖奇切断譜』(以上、講談社文庫)、『誘拐症候群』『殺人症候群』(ともに双葉文庫)、『神のふたつの貌』(文春文庫)、『さよならの代わりに』(幻冬舎ノベルス)、『追憶のかけら』(実業之日本社)、『悪党たちは千里を走る』(光文社)、『愚行録』(東京創元社)などがある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 貫井/徳郎 1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業。1993年第4回鮎川哲也賞候補作となった『慟哭』(創元推理文庫)でミステリー界へデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Posted byブクログ

2021/09/16

普通の探偵小説とは違った視点がテーマとなっている連続小説短編集。 難しくて読めない漢字が多かったけど、内容がとても面白くて読みやすかった。 特に最初の「被害者は誰?」が一番面白かった。 予想してない展開だった。

Posted byブクログ

2021/08/26

ううん、帯宣伝にあるようにこれを本格推理小説っていっていいのか?解説の葉山氏も指摘しているように、1940年代に活躍したパトリシア・マガーの作品の換骨奪胎ではないのか。もちろん、作者もそれを承知で書いているので、本格というよりもパロディという趣が強い。 したがって、本書は人物設定...

ううん、帯宣伝にあるようにこれを本格推理小説っていっていいのか?解説の葉山氏も指摘しているように、1940年代に活躍したパトリシア・マガーの作品の換骨奪胎ではないのか。もちろん、作者もそれを承知で書いているので、本格というよりもパロディという趣が強い。 したがって、本書は人物設定やヒネリを楽しむべき短編集だし、そして間違いなく楽しめます。 作者:1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。他の著書に『壁の男』『宿命と真実の炎』『罪と祈り』などがある。

Posted byブクログ

2021/02/06

短編4作。読者にミスリードさせようと思うとちょっと強引というか作為的になるかな?まあでもさらっと読めて面白かった。

Posted byブクログ

2020/12/25

貫井さん暗めの設定多いけど、吉祥院先輩シリーズはそれを微塵も感じさせない強烈キャラで逆に好き。 「被害者は誰?」「目撃者は誰?」「探偵は誰?」「名探偵は誰?」の4作入ってる短編集だけど、個人的には「探偵は誰?」が1番好きかな。軽く読めるけどどれも面白かったです。

Posted byブクログ

2020/09/23

なんとなく目についたから買った一冊。 短編集だった。 今まで読んだ小説は挿し絵がない小説ばかりで絵がある小説はめずらしいかった。 絵のせいか?文章の書き方か?わからないがなんとなかく、小学生向きの小説なのか?と思ってよんでいた。 これまで、重かったり、複雑だったり、下衆か...

なんとなく目についたから買った一冊。 短編集だった。 今まで読んだ小説は挿し絵がない小説ばかりで絵がある小説はめずらしいかった。 絵のせいか?文章の書き方か?わからないがなんとなかく、小学生向きの小説なのか?と思ってよんでいた。 これまで、重かったり、複雑だったり、下衆かったり、そんな小説ばかり続いていたので、箸休め的な感じで楽しめた。 楽しめた小説だが、物足りなさも感じた小説でした。

Posted byブクログ

2018/10/09

犯人探しではなく、被害者、目撃者、探偵、名探偵は誰かを問う4つの短編。こういうのもあるのね。軽くてよい。

Posted byブクログ