ダーク(下) の商品レビュー
何冊か読んだ桐野夏生…
何冊か読んだ桐野夏生作品の中で、一番おもしろかった。主人公ミロや徐の生き方が好きになった。登場人物の心の変化や、人の汚れた部分にドキッとさせられた。人の変わって行く部分と、どこまでも変わらない部分が伝わってきて、上・下巻とも一気に読んだ。
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40才で死のうと決意…
40才で死のうと決意したはずのミロは叙という韓国人と知り合い、やがて恋に堕ち生き抜く事を誓う。過去に係わった人間達から追われる身となり、麻薬・レイプ・出産と壮絶な経験の末に辿り着いた真実とは?この先彼女の再生はあり得るのでしょうか?
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この作者は、村野ミロ…
この作者は、村野ミロにも、他の小説の女主人公同様に、重くて深い精神的キズに翻弄されて生きて行かなければならない、過酷な人生を強る。ミロの物語は、この先、いったい何処に向かうのだろうか。
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傑作です
『顔に降りかかる雨』から始まる村野ミロシリーズ第5作。成瀬の獄中自殺を知った彼女は一切の過去を切り捨て、殺戮を撒き散らす加害者と化した。タイトルに偽りなく、人間の暗闇を容赦なく描きだした秀作。
yoko
前作読んでから今作を読めばよかったのかもしれない。性描写がグロテスクで後半になっても主人公に全く共感できなかった。
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冒頭近くで思わず声を上げた。「生きてたのかー」と。感想は、皆さんが書いておられる通り。本筋に関係有るのか無いのかよくわからない記述が続くのも、東京島に似る。そう言えば、あれも出産ものだったな。グロテスクはどうだったっけ。全てに同性愛者が出る。本作の映像化は難しいな。主人公は昔なら...
冒頭近くで思わず声を上げた。「生きてたのかー」と。感想は、皆さんが書いておられる通り。本筋に関係有るのか無いのかよくわからない記述が続くのも、東京島に似る。そう言えば、あれも出産ものだったな。グロテスクはどうだったっけ。全てに同性愛者が出る。本作の映像化は難しいな。主人公は昔なら、家田荘子のイメージか。古いかな。
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破滅的な展開。あれだけいがみあったのに、最後は「過去の事」として傷を持ちながらも次の段階を生きていく。 韓国の街並みや光州事件のとても詳細な描写があって、桐野夏生さんの守備範囲の広さを感じた。
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前作を読んでからずいぶん間があいてからなのか? あたしの好きだったミロは、ともさんは、お父さんはどこへ?というくらいみんな印象が違う。 なんだかなー。
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一応上下最後まで読み終えた!全然面白くなかった 終わり方も中途半端でなんだったんだこの本は、、って感じ 主人公のミロは獄中自殺した好きだった男のことを隠してた父を殺し、父の内妻で盲人の久恵とゲイの友部と父の仕事仲間だった鄭に終われながら偽造パスポートで韓国に逃げてからの話 そ...
一応上下最後まで読み終えた!全然面白くなかった 終わり方も中途半端でなんだったんだこの本は、、って感じ 主人公のミロは獄中自殺した好きだった男のことを隠してた父を殺し、父の内妻で盲人の久恵とゲイの友部と父の仕事仲間だった鄭に終われながら偽造パスポートで韓国に逃げてからの話 そのパスポートを作ってくれた韓国人をすごい好きになって獄中自殺した成瀬のことは忘れる レイプされて妊娠してヤクザから逃げてってドタバタではあるけど全然読んでてワクワクしないしハラハラもしなかった とにかく久恵何者?って感じすぎた 目が見えないのにやり手だしレイプされてもケロッとしてて意味わからんかった ミロの父の村善が死んでからキャラ変わりまくって畜生!とかいったりとにかくきつかった ぱぱりんって呼び方もきつい
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読み終わった! 偽造パスポートで韓国にわたってからのミロの暮らし。 ジンホとこんなにも信頼関係築くとは思ってなかったなぁ。 ミロがすごく女!って感じした。 韓国に行ってからもまぁミロは辛い状況に何度も陥って、何だかんだで日本へ戻ることになって パクミエの名は使えずに、結局村...
読み終わった! 偽造パスポートで韓国にわたってからのミロの暮らし。 ジンホとこんなにも信頼関係築くとは思ってなかったなぁ。 ミロがすごく女!って感じした。 韓国に行ってからもまぁミロは辛い状況に何度も陥って、何だかんだで日本へ戻ることになって パクミエの名は使えずに、結局村野ミロに戻ることになったり。 40歳で死ぬと言ってたのに出産したり。 人生何が起きるかわかんないよなぁ。 強烈な怒りと理不尽と、これでもかってくらい負の感情が渦巻いていたけど、ミロには幸せになってほしいなーと願ってしまう。
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