蒼き狼 の商品レビュー
成吉思汗(鉄木真)の人生 父イェスゲイが死に、タイチュウト族に追われた時 家族のみでなんとか生きていくところから 最後あそこまで版図を広げていく様は スケールがでかくて圧巻 まさに大河 戦いの民族性からか 男は虐殺され 女は強姦され 町は焼きつくされ云々 徹底的な侵略描...
成吉思汗(鉄木真)の人生 父イェスゲイが死に、タイチュウト族に追われた時 家族のみでなんとか生きていくところから 最後あそこまで版図を広げていく様は スケールがでかくて圧巻 まさに大河 戦いの民族性からか 男は虐殺され 女は強姦され 町は焼きつくされ云々 徹底的な侵略描写と ふと垣間見える成吉思汗の人間的な描写との対比が面白かった
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あたかも大河のようにユーラシア大陸を奔走し モンゴル帝国を築き上げた、成吉思汗。 そこまでしても、幼少から夢見つつ立証できなかった 自らがモンゴル、すなわち「蒼き狼」であるということとは どういうことなのだろうと思いを巡らせずにはいられません。 力強く果てしなく雄大...
あたかも大河のようにユーラシア大陸を奔走し モンゴル帝国を築き上げた、成吉思汗。 そこまでしても、幼少から夢見つつ立証できなかった 自らがモンゴル、すなわち「蒼き狼」であるということとは どういうことなのだろうと思いを巡らせずにはいられません。 力強く果てしなく雄大で、しかし読後ちょっぴり切なくなります。
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まず、タイトルがカッコいい。 モンゴルについて今まであんまり調べたこともなかったので、とても気になる。
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モンゴルの覆王、チンギス・ハーンの生涯。 中学生だった頃にじーちゃんが買ってきてくれた大切な本。
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時代小説というよりも、「人間チンギスカン」の話だ。合戦の描写はそれほどなく、ほぼあっという間にチンギスカンはアジアを征服していく。その点、合戦を読みたいという人には向いていないかもしれない。 なによりもこのページ数でチンギスカンの一生を描くのは多少無理がある。合戦部分ではない...
時代小説というよりも、「人間チンギスカン」の話だ。合戦の描写はそれほどなく、ほぼあっという間にチンギスカンはアジアを征服していく。その点、合戦を読みたいという人には向いていないかもしれない。 なによりもこのページ数でチンギスカンの一生を描くのは多少無理がある。合戦部分ではない、強いて言えば、「チンギスカンがチンギスカンである理由」に重点を置いている。そのおかげで作品としてもとてもメリハリの効いたものに仕上がっているのだと言えるのではないだろうか。
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壮大な歴史もの、というのはやっぱり血沸き肉踊る……! 歴史ものの淡々とした記述の妙さを教わりました。それでもあれだけ長く、緩みのない物語が書ける。井上靖の短い歴史ものも好きですが、これは特に、草原を駆ける蒙古族の叙情的なイメージが、淡々とした言葉でこれだけつみあげて書かれている、...
壮大な歴史もの、というのはやっぱり血沸き肉踊る……! 歴史ものの淡々とした記述の妙さを教わりました。それでもあれだけ長く、緩みのない物語が書ける。井上靖の短い歴史ものも好きですが、これは特に、草原を駆ける蒙古族の叙情的なイメージが、淡々とした言葉でこれだけつみあげて書かれている、というのが好きです。
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文句なしに面白かったです。 モンゴルを統一した英雄、チンギスハーンの姿が、英雄の器が描かれていて惚れ惚れしました。 英雄の裏には自分の出生についての悩みがあり…… 最期は少し悲しくもあり…… モンゴルへ行きたくなりました。
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最初は読みきれるのか不安だったけどそんな心配は全然いらなかった。ほんとおもしろいです。ジュチが死んだことを知ったときに泣いたところではわたしも泣いた。いろんな愛情とかが詰まってるなぁと思った。映画もみたーい!
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もうすぐ映画化。結局タイトルのみの使用で原作は森村氏の作品になるらしぃですが、モンゴル側はコレを原作にしたいとか。どう違うのか読み比べです。
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