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渋滞学 の商品レビュー

3.9

60件のお客様レビュー

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2022/10/07

会社の研修時に参考本で挙げられていたので興味があり、読んでみた。 理系でない自分が読むと、理系の人の考え方が多少なりとも理解できたような。ただし、結構真剣に読まないと頭に入ってこない内容。電車の渋滞理由やインターネットの渋滞など興味深い事例もあり。 手にとって理系の内容に挫けず、...

会社の研修時に参考本で挙げられていたので興味があり、読んでみた。 理系でない自分が読むと、理系の人の考え方が多少なりとも理解できたような。ただし、結構真剣に読まないと頭に入ってこない内容。電車の渋滞理由やインターネットの渋滞など興味深い事例もあり。 手にとって理系の内容に挫けず、最後まではきちんと読み終えられて、一安心できた。

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2022/07/31

頂き本。 大学自体に先輩が検証してましたね。 渋滞とは何かと高速道路で渋滞が発生する理由から始まって、 人、アリ、世界、ネットワークなど様々な渋滞について原因を含めて説明してくれている本。 一部は流し読みですが、勉強になりました。

Posted byブクログ

2021/12/29

普段た体験したことのある渋滞や待ち時間を計算や式に表して説明しているのがすごいと思った。イライラすることもここまで式にしたり、何で起きるのか分かるようになったなると怒りなどの感情はなくなると思う。だから勉強しようと思った。

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2021/11/20

理系分野をあんまり勉強してない人にも読みやすい本かと思ったら、結構ちゃんと読まないと次の内容を理解できなかった。多分普段から触れてる人はめっちゃすらすら読めるんだろうなって思いながら... 事例紹介は楽しかった。

Posted byブクログ

2021/09/18

 少し前に筆者の『クルマの渋滞 アリの行列』を読んでおり、本書とは大体半分ほど内容が被っているので、感想はそちらの方で。  最終章で筆者が述べている「理学と工学の乖離」については、これは全くその通りだと思う。僕自身の今の興味が理論の中でもどちらかというと応用寄りのところにあるので...

 少し前に筆者の『クルマの渋滞 アリの行列』を読んでおり、本書とは大体半分ほど内容が被っているので、感想はそちらの方で。  最終章で筆者が述べている「理学と工学の乖離」については、これは全くその通りだと思う。僕自身の今の興味が理論の中でもどちらかというと応用寄りのところにあるので、大学にいるうちに少しぐらいは工学系も勉強してみたいと思っているのだが、目の前の授業や課題をこなすので精一杯でなかなか難しい… 1 渋滞とは何か 2 車の渋滞はなぜ起きるのか 3 人の渋滞 4 アリの渋滞 5 世界は渋滞だらけ 6 渋滞学のこれから

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2019/01/20

各章、お手軽な分量で面白く読めた。 これからは通勤で使っている駅の、エレベータ付近の混雑を面白く観察できそうだ。 最終章の文章が熱くて印象は悪くない、、、が、欲を言えば理学と工学以外にも言及して欲しかった。

Posted byブクログ

2018/12/20

Vol.50 競うから逃げられない!?2方向避難の原則。 http://www.shirayu.com/letter/2009/000049.html

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2018/12/17

渋滞の原因て聞いたことはあったが、この本がネタか。 モデルで考えることの効率と効果をいろんな事例で語っていて面白い。 理学部と工学部の違いなんて触れてるのもいかにも現場の先生みたいで。 でもこの本で、誰かが仕事の提出を遅らせると、後の工程がどんどん遅れるという話に還元させる上司...

渋滞の原因て聞いたことはあったが、この本がネタか。 モデルで考えることの効率と効果をいろんな事例で語っていて面白い。 理学部と工学部の違いなんて触れてるのもいかにも現場の先生みたいで。 でもこの本で、誰かが仕事の提出を遅らせると、後の工程がどんどん遅れるという話に還元させる上司がいるのも困ったもんだりした。

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2018/10/18

ニュートン粒子=慣性の法則・作用反作用の法則・運動の法則が当てはまるもの 非ニュートン粒子=自己駆動粒子 群衆の状態 *会衆:興味の対象への直接行動には訴えず、受動的関心から集まっている【対象に対して行動に訴えない】 ex音楽会の聴衆 *モッブ:強い感情状態に支配され、抵抗を押...

ニュートン粒子=慣性の法則・作用反作用の法則・運動の法則が当てはまるもの 非ニュートン粒子=自己駆動粒子 群衆の状態 *会衆:興味の対象への直接行動には訴えず、受動的関心から集まっている【対象に対して行動に訴えない】 ex音楽会の聴衆 *モッブ:強い感情状態に支配され、抵抗を押しのけつつ敵対する対象に直接働きかける【対象に対して攻撃的】 ex集団テロ *パニック:強烈な恐怖から群集自体が収拾しがたい混乱に陥っている 【対象に対して逃避的】 exビル火災 ブラジルナッツ現象=直径の大きい玉と小さい玉を容器に入れておくと、自然に大きい玉が上に集まってくる現象 メカニズムは解明されていない ライン生産とセル生産 規則的なネットワーク 不規則なネットワーク(ランダム) 規則と不規則の間のネットワーク(スモールワールド) 人間関係のネットワークは、スモールワールドネットワークモデル スケールフリーネットワーク=ところどころにハブがあるモデル 単純なものからは単純なものしか生まれないというのは誤り。カオス理論によりごく少数のルールの組み合わせでも、デタラメな現象ができうる 複雑な対象を複雑なまま理解する、ということができる人は果たしているのだろうか。人間は少数の組み合わせしか理解できないと信じている。わかった、といえる瞬間は非常に単純な要素の組み合わせで現象が理解できたときだ。 新しい人材は、基礎と応用両方の精神がわかる人材。言葉を単に右から左に通訳するだけではなくて、両分野の専門的知識をある程度細部まで理解しつつ、その結果を今度は細部にとらわれずに生き生きしたイメージで捉えるような能力がなくては ならない。 単に、AのプロとBのプロが手を組むのでは意味がない。一人の人間の頭の中に両方を入れることが重要。 異なる専門家同士が集まって意見交換するブレストはたいていうまくいかない。少なくともかなりの程度までお互いの分野のことを知っていないと、議論が本質的にかみ合わないし、真に新しいものは生まれないのだ。

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2018/10/20

渋滞に関する最新研究。アリや人や車などの自己駆動粒子の動作分析を排除体積効果を使ってモデル化している。なかなか渋滞の分析というのは面白くまた難しいものである。

Posted byブクログ