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剣聖 の商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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剣豪小説集

上泉伊勢守/池波正太郎、一つの太刀(塚原卜伝)/津本陽、宮本武蔵/直木三十五、真説 佐々木小次郎/五味康佑、刀(柳生石舟斎)/網淵謙錠 剣豪小説集。 末國善己氏による総解説にて、流派についての簡単な説明有り。 知っておくと、時代小説を読む際の楽しみが増えると思う。

長束

2024/02/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

まさに日本の剣術・兵法の創始者5人の生きた剣への道を日本を代表する時代小説の著者5人がそれぞれの視点でそれぞれの剣豪の生きざまを史実や自分なりの解釈を元に書き上げたものを剣豪ごとの部分を抽出してまとめた一冊。 作家は池波正太郎、直木三十五、綱淵謙錠、津本陽、五味康祐の5名が、剣豪は新陰流・上泉伊勢守、新当流・塚原卜伝、二天一流・宮本武蔵、巌流・佐々木小次郎、柳生新陰流・柳生石舟斎。を掘り起こして書いている。 それぞれの解釈による剣豪たち、見る角度によって武蔵や小次郎の見方や解釈も違っておりそれも面白い。 時代小説を読む基本の基になる一冊とでもいおうか。

Posted byブクログ

2022/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『新陰流 上泉伊勢守』池波正太郎  剣聖の物語でいきなり濡れ場から始まるとは思わなかった…。 『新当流 塚原卜伝 一つの太刀』津本陽  努力の人。 『二天一流 宮本武蔵』直木三十五  淡々と話が進む。これだけ読むと少年時代の武蔵、性根が悪すぎる 『巌流 新説 佐々木小次郎』五味康祐 当時の「佐々木小次郎」というイメージを変えるために小次郎の生涯を淡々と述べている感じ。 『柳生新陰流 柳生石舟斎 刀』網淵謙錠 エッセイ?石舟斎と上泉との交流が内容のほとんどを占めている。

Posted byブクログ

2013/10/14

読書録「剣聖」4 著者 池波正太郎、津本陽、直木三十五、五味康祐、綱淵謙錠 出版 新潮社 P77より引用 “季節がうつろうごとく、川床に水のながれるごとく、すべての 事態に対して、あくまでも自然に寄りそい、しかも上泉伊勢守秀 綱という我身を生かしきろうとするこころの自由自在な...

読書録「剣聖」4 著者 池波正太郎、津本陽、直木三十五、五味康祐、綱淵謙錠 出版 新潮社 P77より引用 “季節がうつろうごとく、川床に水のながれるごとく、すべての 事態に対して、あくまでも自然に寄りそい、しかも上泉伊勢守秀 綱という我身を生かしきろうとするこころの自由自在なはたらき を無意識のうちに、つかみとっていたのであろうか。”  名だたる作家陣による、日本の歴史に名を残す剣の達人たちを 描いた作品を集めた一冊。  上泉伊勢守から柳生石舟斎まで、知らない人が少ないであろう 剣の達人について書かれています。  上記の引用は、上泉伊勢守について書かれた作品での一文。 水はどこに移しても水でありながら、その移された器に合わせて カタチを変えることができる。融通無碍と言った考え方でしょう か。こういった気持ちの持ち方を手に入れるには、余程の時間と 経験を必要とするのだろうなと思います。  短編を集めてありますが、どの剣聖についてもそのひとりひと りで、何冊もの長編になる人物ばかりです。マンガの中にもよく 登場する人達いるので、多くの人達に馴染みの深い有名人なので はないでしょうか。  時代小説なので、言葉遣いが少々難しいような気がしますが、 普段読み慣れていない私のような人でも、少し読んでいると慣れ て気持ちよくなってきました。 ーーーーー

Posted byブクログ

2010/09/09

・12/13 衝動買いの時代小説.どうしてもう買ってある本を読まずに次々と買ってしまうのか.ひとつには後であれ読みたいのになんて本だっけとなったときに後悔しないため.ひとつは探しても見つからず買えなくなるのを防ぐため.ひとつはそもそもこの本が読みたいと思ったことを後になって忘れて...

・12/13 衝動買いの時代小説.どうしてもう買ってある本を読まずに次々と買ってしまうのか.ひとつには後であれ読みたいのになんて本だっけとなったときに後悔しないため.ひとつは探しても見つからず買えなくなるのを防ぐため.ひとつはそもそもこの本が読みたいと思ったことを後になって忘れてしまって思い出しも気にもせず読む機会がなくなってしまうかもしれないため. ・12/16 結構読むのに時間がかかってる.多分地名や人名を読むのに手こずってるせいもあるんだろう. ・12/17 読了.佐々木小次郎っていまいちだったんだ、とか、本来の宮本武蔵像がどうだったか、など、事実と創作は違うというのがよく分かって勉強になった.

Posted byブクログ

2010/05/20

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Posted byブクログ