ひとかげ の商品レビュー
よしもとばななの小説はからだとか精神とかがよく出てくる。スピリチュアルなもの、癒し、読むたびに「ああまた出たかー」と思っちゃうんだけども、それでもたまに読むと「おもしろい!」と感じちゃうこともあって。基本的にはそれほど好きではないんだ。ごめんなさい。体の悪い部分の色が見えたりする...
よしもとばななの小説はからだとか精神とかがよく出てくる。スピリチュアルなもの、癒し、読むたびに「ああまた出たかー」と思っちゃうんだけども、それでもたまに読むと「おもしろい!」と感じちゃうこともあって。基本的にはそれほど好きではないんだ。ごめんなさい。体の悪い部分の色が見えたりする、って言うのは前に何かの小説でも読んだけれど、ばななだったかランディだったか。 とかげも読んだことがなかったので、読んだ。ひとかげを読んだ後では、まるでプロットを読んでいるよう。とかげ読んでからひとかげ読んだ方が、変化を楽しめたかも。
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『ふたりの子供時代のために数分間だけ泣いた』 とかげ のリメイク ひとかげ とかげ の家族が明るさを取り戻すエピソードに ひとかげでは お母さんの強さが添えられていたところが 素敵だなあと思いました
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以前出版された「とかげ」のリメイク作品。続きはブログで・・・http://yokotaroubook.at.webry.info/200705/article_1.html
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とかげのリメイク作品ー。 うーん、最初読み始めたときはやっぱ昔のばななさんが好きなだなぁと感じていたのだけど、読み終わったあとは、どっちが好きなのか分からなくなりました。 だからきっとどっちも好きなのでしょう。 最後の『ふたりの子供時代のために数分間だけ泣いた』ってのが1番好きな...
とかげのリメイク作品ー。 うーん、最初読み始めたときはやっぱ昔のばななさんが好きなだなぁと感じていたのだけど、読み終わったあとは、どっちが好きなのか分からなくなりました。 だからきっとどっちも好きなのでしょう。 最後の『ふたりの子供時代のために数分間だけ泣いた』ってのが1番好きな文章はそのまま使われてたからうれしかったです。
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病んでいる私の心に染み入りました。「わかるよ!その気持ち。私も同じ。」って感じ。自分の理解者に会えたみたいで嬉しかったです。
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「とかげ」のリメイク版。 後半に「とかげ」も収録されているので二度楽しめます。 わたしは「ひとかげ」のとかげの方が好き。うまく言えないけれど『とかげらしさ』がより伝わったから。 リメイクってあまり好きじゃなかったけど、ひとかげはとてもよかったです。
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14年前に同じ作者によって書かれた『とかげ』のリメイク。 児童専門クリニックでアシスタントをしている主人公と『とかげ』。 過去のつらい体験にとらわれ、心に傷を抱えながら生きていく2人は・・・ 後半には「とかげ」が収録されてあるので、 読んでいない人もこの一冊で両方を読み比べるこ...
14年前に同じ作者によって書かれた『とかげ』のリメイク。 児童専門クリニックでアシスタントをしている主人公と『とかげ』。 過去のつらい体験にとらわれ、心に傷を抱えながら生きていく2人は・・・ 後半には「とかげ」が収録されてあるので、 読んでいない人もこの一冊で両方を読み比べることができます。
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不思議な感じのする物語。 主人公の「何もつかまず、何もできなかったような、 そしてつらいものをたくさん見ても、 たまに起きる奇跡でそんなことは帳消しになるような、 そんな十年間だった。」っていう回想が印象的。
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『とかげ』のリメイク版。新旧合わせて読めるようになっているのは、それぞれ読み比べることができて嬉しいです。会話文が『ひとかげ』の方が読みやすいですね。物語も少し深みが加わった…というか、やはり落ち着いた感じになっていて良いリメイクだったと思います。
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前に出版された「とかげ」のリメイク版。 主人公は心に傷を持って、生きている「とかげ」。 人を呪い殺してしまった、という思いから逃れられずに、自分を罰し続けるとかげ。 とかげを愛する「私」もまた、幼い頃の心の傷があって。 生きてさえいれば、時間が解決してくれる事もある そういう感...
前に出版された「とかげ」のリメイク版。 主人公は心に傷を持って、生きている「とかげ」。 人を呪い殺してしまった、という思いから逃れられずに、自分を罰し続けるとかげ。 とかげを愛する「私」もまた、幼い頃の心の傷があって。 生きてさえいれば、時間が解決してくれる事もある そういう感じの言葉が所々に出てきて、生きていることを強く思い出させてくれる。
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