情報のさばき方 の商品レビュー
自分なりに日々大量の情報を集めて、整理したりしてなかったり、まとめたり放置してたりしているが、新聞記者などは日々発生してくる大量の情報をどのようにしてさばいているのか、そういった技法的なことがわかることを期待して読んでみた。 結論としては残念ながら、そういった情報で...
自分なりに日々大量の情報を集めて、整理したりしてなかったり、まとめたり放置してたりしているが、新聞記者などは日々発生してくる大量の情報をどのようにしてさばいているのか、そういった技法的なことがわかることを期待して読んでみた。 結論としては残念ながら、そういった情報ではなく、まさしく新聞記者にとっての情報の集め方、情報の整理の仕方、そして情報の発信の仕方というもので、新聞記者、雑誌記者なら必読だと思うが、自分の目的にはあまり役に立たないものだった。
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あふれる情報の中に生きている私たち。誤ったものに惑わされずに集めた情報を主観により、ゆがめることなく文字にしていく新聞記者の経験から得たノウハウが詰まった本。
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著者は以前は読書家で集めることも熱心であったが、あることをきっかけに所有することをやめたという。 個人的には、かねてより無駄なものなど存在しないので、手元においておきたいと考えていたが、実際問題、大富豪でもなければ、書籍に割けるスペースも限られるのである。 そういう意味で、インデ...
著者は以前は読書家で集めることも熱心であったが、あることをきっかけに所有することをやめたという。 個人的には、かねてより無駄なものなど存在しないので、手元においておきたいと考えていたが、実際問題、大富豪でもなければ、書籍に割けるスペースも限られるのである。 そういう意味で、インデック情報のみ管理し、あとは手元におかないという手法は、参考になった。
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決してこの方はスクープ系の派手なものは 扱っている人ではないです。 実際に彼はどうも警察系のそれには 合わなかったようで… メディアというものに嫌悪感を 抱く人も数多くいるでしょう。 だけれどもこの人は自分の弱さを知ってうえで どうすれば読まれる文になるか、 そしてどうすれば情報が確実なものになるかを 真摯に向き合っている人。 ですが、今の時代はネットになってしまい 挙句フェイクな情報も 出てきてしまうことがままあります。 ネット故に招かれた事態なのでしょうか。 でもそうだからこそ 私たちも学ぶものはあると思います。
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朝日新聞編集局長たる著者が、大量情報収集・発信時代における情報の収集・真贋の見極め方・タイプ別新聞記者の情報収集のありよう(書斎派対現場派)・新たなトレンドの形成方途などを丁寧に叙述している。非常に参考になる書籍で、何度も読み返したい。情報収集方法やインテリジェンスの問題は書き込まれている一方、現場派はいかに情報収集(発見?)するのか、新たなトレンドの発掘・形成等については、著者の得意でない領域なのか、わずかしか触れられていないところは残念だ。
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IT社会の問題。 1.優先度の崩壊、緊急性の喪失 2.存在しない情報を構想する力、発見する意欲 3.実物と複製の違いがなく、真正さの見極め困難 4.デジタルしか知らない世代との断絶 10年前の作品だけど、非常に勉強になる。 IT社会の進んだ今だからこそ、大事なことが書かれてるよう...
IT社会の問題。 1.優先度の崩壊、緊急性の喪失 2.存在しない情報を構想する力、発見する意欲 3.実物と複製の違いがなく、真正さの見極め困難 4.デジタルしか知らない世代との断絶 10年前の作品だけど、非常に勉強になる。 IT社会の進んだ今だからこそ、大事なことが書かれてるようにも思える。
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ところどころ参考にはなったが、著者のエピソードが多かったかな。もう少しまとめることができたと思います。
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インターネット,新聞,本など現在さまざまなメディアから情報を得ることができ,自分にとって必要な情報を取捨選択しなければ情報の大波に確実に飲み込まれてしまう今日において,その多大な情報をいかにさばくかは重要である. 自分は大学院での研究生活の中で上記のようなメディアの他,研究分野...
インターネット,新聞,本など現在さまざまなメディアから情報を得ることができ,自分にとって必要な情報を取捨選択しなければ情報の大波に確実に飲み込まれてしまう今日において,その多大な情報をいかにさばくかは重要である. 自分は大学院での研究生活の中で上記のようなメディアの他,研究分野に関する論文や教科書,また就職活動をするにあたってリクナビやマイナビのような就職サイトから怒涛のように送られてくるメールや企業研究のために訪れる企業サイトでの情報など様々な種類の情報を得て,自分の中で処理する日々が続いている. 小中高校・大学学部時代までとは比べ物にならない量の情報にさらされ,それらをどう処理すべきか. 新聞記者がそれらをどのように処理しているのかを知ることができ,また自分の今までのやり方を見直し改善するのに役立つと思った.
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朝日新聞の記者でしょ。あまり評判宜しくない新聞社だけど考え方はものすご~くまともなんではないか。 もっとこのような人が記者として成長してきていれば新聞業界も変わっていたんだろうに。 考え方は古くなるのかもしれないがIT世代にはもっと生の声を聞きに行ってもらいたい、新聞の...
朝日新聞の記者でしょ。あまり評判宜しくない新聞社だけど考え方はものすご~くまともなんではないか。 もっとこのような人が記者として成長してきていれば新聞業界も変わっていたんだろうに。 考え方は古くなるのかもしれないがIT世代にはもっと生の声を聞きに行ってもらいたい、新聞の記事を作るのは記者だけではないその裏に読み手があるということ分かってもらいたい。 だからと言って読み手に迎合する必要はないようは物事のバランスをうまくくみ取れということだろう。
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・どこに、だれに聞けばこの情報がわかるか、という情報を記憶しておけ。 ・人は、ある程度情報を知っている人にしか情報を分け与えないもの。自分はまったく知りません、という態度をとるな。
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