恋する四字熟語 の商品レビュー
書店でこの1点のみ面陳されており、恋と四字熟語⁇どういう事?と気になって衝動買い。 まえがきに曰く「恋心と人生の両立」(p4)についてのエッセイ。 正直、開いてしばらくはあまりにも私には無い価値観にゲッソリしながら読んでいたが、読み終える頃には’学生時代、なんとなくこういう人...
書店でこの1点のみ面陳されており、恋と四字熟語⁇どういう事?と気になって衝動買い。 まえがきに曰く「恋心と人生の両立」(p4)についてのエッセイ。 正直、開いてしばらくはあまりにも私には無い価値観にゲッソリしながら読んでいたが、読み終える頃には’学生時代、なんとなくこういう人いたな…そうか、卒業して就職して結婚して子供が生まれて、色々な人と会う機会がだんだん減って、それに、気が合わない人は避けられるならば避けてきて、揉めるのも嫌だから価値観をぶつけ合う事もして来なかったから急に新鮮な感覚に触れた事で脳がアナフィラキシーを起こしてるんだ!’と妙に納得。 内容で一番気になったのは〈朝雲暮雨〉のLUNA SEA河村隆一氏のくだり、「今夜一晩しか一緒にいてあげられないかもしれないけど、それでもいい?」(p84)のフレーズ。なるほど。 初級とか上級の区分は今一つ判然とせず。 ヨシタケシンスケ先生の挿絵はやっぱりかわいいけど、理解の助けにはなっていないような…。 結局、最後まで佐藤真由美先生とは互いに絶対に分かり合えないだろう事は薄々分かった。 新年早々、恋について思い出したり考えたりするきっかけになった一冊。 1刷 2022.1.3
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二律背反 アンビバレントな思いを 萩の月 悪事千里を走る 女誑し 非日常の逢瀬 瀟洒な総レース仕立て 一目瞭然↔︎曖昧模糊 うみせんやません海千山千 傍目八目おかめはちもく 呵々大笑かかたいしょう 臥薪嘗胆がしんしょうたん 軽妙洒脱 五里霧中=暗中模索 画竜点睛がりょうてんせい ...
二律背反 アンビバレントな思いを 萩の月 悪事千里を走る 女誑し 非日常の逢瀬 瀟洒な総レース仕立て 一目瞭然↔︎曖昧模糊 うみせんやません海千山千 傍目八目おかめはちもく 呵々大笑かかたいしょう 臥薪嘗胆がしんしょうたん 軽妙洒脱 五里霧中=暗中模索 画竜点睛がりょうてんせい 朝三暮四 色即是空 同床異夢どうしょういむ 永久に他者は他者であり、自分は自分であることへの、あきらめ期待と自由と孤独。ボーカルの山中の歌う痛みも、喜びも、自分のものだった。変な話だけど、ピロウズの曲の主人公の孤独が深ければ深いほど、それを聴いて思うのだ。ああ、ひとりじゃないんだと。 泡末夢幻ほうまつむげん 鏡花水月 唯々諾々いいだくだく 江古田くんだりの小さなライブハウスでまで
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四字熟語の意味を、恋に関するエッセイとセットで読むことで覚えやすくなる…のかもしれない。わかりやすい四字熟語はわかりやすく、わかりにくいものはわかりにくい(笑)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2007年9月30日読了。 タイトルから、ケロロ軍曹さんを想うアンゴル・モア嬢を思い浮かべたのですが(*^_^*) 四字熟語の解説と、それにまつわるエッセイ集ってとこですね。「恋する」には、若き乙女の純情可憐な想いから、大人の女性のどろどろぐちゃぐちゃした想いまで、様々な恋のカタチがございました。実はどちらかというと前者を期待していたのだが、後者が圧倒的に多かった。ってのはやはり三十路で子持ちの筆者たる所以? いえいえ、近いというかそれ以上な境遇の私には何とも申せませんが、どれにも無理やり「恋愛」を当てはめているところが流石というか、ちょっとこじつけっぽいものもあるというか。大半は自身の惚気と告白と暴露などもあるのかな。命短し、恋せよ、心はいつでも乙女。乙女の範囲が広いことは気にしない方向で!
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この人の文章、なんだか読みづらかったです。 読者を想定して書かれている「エッセイ」と言うよりは、思ったことだけを書く「日記」みたい。 考え方が恋愛中心で、典型的な恋愛脳な人なのかな。共感しづらかったです。 同じ恋愛脳の方なら、俵万智さんのほうが好き。
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読みやすい。 知らない四字熟語から知っている四字熟語まで。 意味を読んで、エッセイを読んで、そういう解釈もあるんだなあ。と。 …すっと読める分、読んだ後いまいち内容を覚えてませんでした。
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鋼と人生の不条理を四字熟語にからめて描いた恋愛エッセイ。 珍しい形のエッセイで面白かった。 「わかる!」というのもあれば「それはないやろ」というものある。 四字熟語の勉強にもなるし。
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「恋する…」というような作品は 他でも目にした事がありますが、 実際に読んだのは初めて…な1冊。 四字熟語と恋愛エッセイが上手に混ざり合っていて、 且つ、挿絵のイラストにほのぼのしてしまいます。 初めてこの著者の方の作品を読みましたが、 恋愛エッセイをよく執筆される方のようで...
「恋する…」というような作品は 他でも目にした事がありますが、 実際に読んだのは初めて…な1冊。 四字熟語と恋愛エッセイが上手に混ざり合っていて、 且つ、挿絵のイラストにほのぼのしてしまいます。 初めてこの著者の方の作品を読みましたが、 恋愛エッセイをよく執筆される方のようです。 「あ~なるほどね」「わかるわかる」という感じで読み進めていくと 結構シビアなコメントがあったり、あけっぴろげなことが書かれていたり 初めは驚きましたが、この方のテンポはこんな感じなのでしょうね。 四字熟語を学ぶ…といよりは、 著者の方のエッセイを読むほうに集中してしまった私です。笑
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情が深い話(多情多恨)と沈まない太陽のような旦那の話(同床異夢)が心に残りました。あと辞典の一言がツボにはまった。 臥薪嘗胆の話はどうしても愛燃えるを思い出すのは仕方ない。
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恋の教訓集??? というかエピソードの宝庫なのかな。 全ての女性がこうだと断言できるわけではないけれど、男性が参考にしてもいいとは思いますよ。 概ねこういう生き物だとは思いますから。 まぁ、これを読んで「へぇ…」とか思ってる私はまだまだなのかもしれないですねぇ。
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